【2025】まずはここから!おすすめの洋楽ポストロックバンドまとめ
ポストロックという言葉を聞いたことはありますか?
文字通りロックの基本的なスタイルから逸脱し、実験的なサウンドと壮大な音像で聴く人を魅了する音楽ジャンルです。
定義は曖昧でバンドによってアプローチは様々ですが、ギターやドラムといった生楽器を使いながらも、エレクトロニックな要素も取り入れた独特の世界観は、一度聴いたら虜になってしまうほど。
この記事では、ポストロックの醍醐味を体感できる海外の有名バンドをご紹介します。
最近ポストロックなるジャンルに興味を持った方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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【2025】まずはここから!おすすめの洋楽ポストロックバンドまとめ(11〜20)
HoppipollaSigur Rós

シガー・ロスはアイスランドはレイキャビク出身のポストロックバンドで、静と動を行き来するアンサンブルの中で独自の美学を持って圧倒的に美しい音世界を作り上げ、世界的な成功を収めたバンドです。
母国語であるアイスランド語や造語の「ホープランド語」を使った歌詞、シネマティックな世界観やオーケストレーション、中心人物のヨンシーさんによる中世的な歌声……日本でもファンの多いバンドですからぜひチェックしてみてください。
TNTTortoise

やはりポストロックを語る上でアイコン的なバンドといえば、このトータスなのではないでしょうか。
シカゴ音響派と括られるアーティストの中でも中心をなし、2nd「ミリオンズ・ナウ・リビング・ウィル・ネバー・ダイ」と3rd「TNT」でポストロックの旗手の地位を確立し、自らの主宰するレーベル「スリル・ジョッキー」からは多くのポスト・ロックアーティストの作品をリリースしています。
Your Hand In MineExplosions in the sky

2016年のフジロック・フェスティバルでのステージも素晴らしかった、テキサス出身のインストポストロックバンドです。
いわゆる静と動を行き来する、日本では轟音ポストロックとも呼ばれるバンドの代表的な存在で、叙情的かつ破壊的なギターサウンドは多くの人を虜にします。
静寂と圧倒的なギターの轟音に包まれたいという方は、ぜひこのバンドを聴いてみてください。
East HastingsGodspeed You! Black Emperor

日本人からすると思わずギョッとするバンド名ですが、1976年に暴走族をテーマとした日本のドキュメンタリー映画『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』からそのグループ名を拝借したミステリアスな大所帯のバンドで、ポストロックとされるジャンルの中でも非常に重要な存在として著名な存在がカナダはモントリオール出身のGodspeed You! Black Emperorです。
その楽曲はシリアスなテーマを多く扱っており、圧倒的な大作志向でダークな音像は聴く人を選ぶかもしれませんが、一度ハマってしまえば抜け出せない世界はぜひ体験してみてほしいですね。
AtlasBattles

2000年代のポストロックを別次元へと押し上げたバンドといえば、やはりこちらのバトルスでしょう。
ドン・キャバレロなどで知られるギタリストのイアン・ウィリアムスさん、90年代のオルタナティブメタル・バンドとして著名なヘルメットのドラマーだったジョン・ステイナーさん、リンクスのデイヴ・コノプカさん、フリージャズの世界で巨匠と呼ばれるアンソニー・ブラクストンさんの実子であるタイヨンダイ・ブラクストンさんという卓越したミュージシャンたちによる4人組としてスタート、ジャンルを横断する独創的なスタイルで日本でも熱狂的なファンベースを生み出しました。
現在はデュオとして活動中ですが、彼らの作品はどれも興味深いものばかりですからぜひチェックしてみてほしいですね。
Good Morning CaptainSlint

アメリカはケンタッキー州を拠点としたスリントは、ポストロックやマスロックと呼ばれるジャンルの源流であり、ジャンルの形成を語る上でもUSインディーズの歴史においても非常に重要な存在です。
1988年にスティーヴ・アルビニさんと共にレコーディングしてリリースされた『Tweez』、メンバーチェンジを経て発表された1991年のセルフタイトルのアルバムとリリースした作品は2枚ですが、どちらも後年再評価が進んで多くのミュージシャンに影響を与え続けているのですね。
複雑に絡み合うギターのリフやリズム、変拍子やメロディとはまた違うヴォーカルの使い方などまさにロックのその先をいくスタイルを提示しており、聴きやすいというわけではないですが、ポストロックの歴史に興味がある方は必ず体験すべきバンドと言えましょう。
【2025】まずはここから!おすすめの洋楽ポストロックバンドまとめ(21〜30)
LimerickBardo Pond

重厚なギターの歪みが雪崩のように押し寄せる、アメリカ出身のバンド、バード・ポンド。
1991年に結成された彼らの音楽は、サイケデリックやドローン、ノイズといった要素が渦巻く壮大な音世界を描き出します。
イゾベル・ソレンバーガーさんの幻想的な歌声とフルートが、その轟音の中に一筋の光を差し込んでいるかのようです。
1996年に出た名盤『Amanita』でそのスタイルを確立。
即興演奏を軸とした長尺の楽曲は、まるで終わらない夢の中にいるような感覚にさせてくれます。
大きな賞とは無縁ですが、Boredomsが2007年に行った企画にドラマーが参加するなど、その実力は折り紙付き。
轟音と静寂が同居する音の洪水に、あなたも身を委ねてみませんか?