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サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】

サイケデリック音楽は、1960年代のカウンターカルチャーから生まれた革新的な音楽ジャンルです。

電子音響やエフェクト、幻想的なサウンドスケープを特徴とし、時代を超えて音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

本記事では、さまざまなジャンルに派生している「サイケ」の中でも特にサイケデリックロックを中心とする名盤の中から、特に音楽史に大きな影響を与えた作品をご紹介します。

これらのアルバムは、現代のオルタナティブロックやプログレッシブロックにも大きな影響を与えた、まさに音楽の革新的な転換点と言えるでしょう。

2010年代以降にリリースされた重要盤もいくつか紹介していますから、近年のサイケに興味がある方もぜひ!

サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(11〜20)

Gal

Cinema OlympiaGal Costa

ブラジルの音楽シーンを牽引した偉大な歌姫、ガル・コスタさん。

1969年に発表されたセルフタイトルアルバム『Gal』は、トロピカリズモ運動の中でも特にヘヴィで実験的な傑作として語り継がれています。

従来のボサノヴァのイメージを覆す破壊的なサウンドは、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えたことでしょう。

「バーブラ・ストライサンドがボアダムスと共演したかのよう」と評されたその音像は、まさに圧巻のひとこと。

軍事政権下で自由を求める魂の叫びが、激しい演奏と一体となって嵐のように押し寄せます。

音楽が持つ根源的なパワーに触れたい方なら、きっと心を鷲掴みにされてしまいますよね。

Surrealistic Pillow

She Has Funny CarsJefferson Airplane

Jefferson Airplane – She Has Funny Cars (Official Audio)
She Has Funny CarsJefferson Airplane

アメリカのサイケデリック・ロックの先駆者、ジェファーソン・エアプレインが1967年にリリースした大名盤です。

ボーカルにグレース・スリックさんが加入した黄金期に制作され、ビルボードで3位を記録。

「サマー・オブ・ラブ」を象徴する一枚となりました。

フォークとアシッドロックを融合させた幻想的なサウンドは、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアさんが「シュールで枕のようだ」と評したことがタイトルの由来なのだとか。

2024年にはアメリカ国立録音遺産にも登録され、その歴史的重要性はさすがですよね!

60年代カウンターカルチャーの熱気を体感したいなら、絶対に外せない一枚ではないでしょうか?

Ogden’s Nut Gone Flake

Ogden’s Nut Gone FlakeSmall Faces

イギリス出身のSmall Facesが、サイケデリック・バンドとしての名声を確立した1968年リリースの3rdアルバムです。

たばこ缶を模した円形ジャケットは音楽史に残るデザインとして知られ、お店の棚から転がり落ちるため紙製に変わったというユニークなエピソードも残っています。

A面は多彩な楽曲、B面は「幸福な少年」が月の片割れを探す幻想的な物語が組曲形式で展開される構成。

常識にとらわれない彼らの遊び心とアート性が詰まったこの名盤は、後のブリットポップ勢にも多大な影響を与えました。

ユーモアあふれる英国流サイケデリアの世界に浸りたい方なら、この唯一無二の音の物語に夢中になることでしょう。

Maggot Brain

Maggot BrainFunkadelic

Parliamentというファンクバンドの別名義のバンドFunkadelicの2枚目のアルバムです。

Parliamentはファンクがメインでしたが、このFunkadelicはジミヘンなどの影響から、ファンクとサイケデリックを融合させたサウンドを展開する、まさにバンド名そのものが音となっているバンドです。

Twelve Dreams of Dr Sardonicus

Life Has Just BegunSpirit

このアルバム(Twelve Dreams of Dr Sardonicus)もジャケ買いしてしまいます。

クリシェと呼ばれるギターのベースラインが下りていくフレージングがとてもストーリーを感じさせてくれます。

ジャケの印象とは違って癒しのアルバムです!

The Madcap Laughs

Dark GlobeSyd Barrett

Dark Globe – Syd Barrrett – Official Lyrics Video
Dark GlobeSyd Barrett

プログレッシブロックバンドのピンクフロイドの結成時のメンバーで、中心人物だったSyd Barrettです。

脱退後、ソロ活動で2枚のアルバムを発表するも、その後は引退していましたが、その才能は、たくさんのミュージシャンに影響を及ぼすこととなりました。

サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(21〜30)

Strawberry Fields ForeverTOMORROW

Tomorrow – Strawberry Fields Forever (High Quality)
Strawberry Fields ForeverTOMORROW

言わずと知れたビートルズのカバーです。

彼らのカバーはボーカルの加工のテイストやドラムのフィルが上手にカバーされています。

そこにエレキギターのビートが加わってよりロックナンバーになっています。

レアなカバーですね。