サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】
サイケデリック音楽は、1960年代のカウンターカルチャーから生まれた革新的な音楽ジャンルです。
電子音響やエフェクト、幻想的なサウンドスケープを特徴とし、時代を超えて音楽シーンに大きな影響を与え続けています。
本記事では、さまざまなジャンルに派生している「サイケ」の中でも特にサイケデリックロックを中心とする名盤の中から、特に音楽史に大きな影響を与えた作品をご紹介します。
これらのアルバムは、現代のオルタナティブロックやプログレッシブロックにも大きな影響を与えた、まさに音楽の革新的な転換点と言えるでしょう。
2010年代以降にリリースされた重要盤もいくつか紹介していますから、近年のサイケに興味がある方もぜひ!
サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(41〜50)
Mind FlowersUltimate Spinach

メジャーコードを羅列するだけで不定調性でサイケな浮遊感ができる例をUltimate Spinachを例に。
乾いたドラムと耳の奥で鳴るようなシンセが王道サイケを行きます。
クリックに合わせて録音したらこの感じは出ないんでしょうねえ。
サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(51〜60)
Death by fireEarth Opera

アルバム全体がコンセプトになっているのがサイケデリックアルバムなのでこれも一貫一聴頂きたいけどその中から一曲。
アルバムを締めくくる曲です。
脱力感の中に響く楽器の音色が心をかき乱してくれる不思議な魅力があります。
Waltz of the new moonThe Incredible String Band

三拍子のサイケギターフォークです。
力なく風に吹かれて流れてしまう草々のようになびいて不協和に揺れるボーカルラインが印象的です。
こうした呪文や祈りの要素を持つ音楽がロックの世界での当時の新ジャンルだったんですね。
Eternal FlowAmon Düül

ドイツのサイケバンドによる70年のアルバムから、ダークサイケの真骨頂、祈りと呪文のようなメロディと耳から離れないギターリフは次世代のミクスチャーに繋がります。
ボーカルのかすれがバンドサウンドから浮かび上がります。
Ege BamyasiCan

ドイツのバンドCanの代表的アルバムの一つ、Ege Bamyasiです。
この当時のドイツのグループは、ロックとエレクトロニクス、その他ジャンルも大いに取り込み、実験的な独自の音楽性を持っていました。
その代表的なバンド、Canはサイケデリック色の強いバンドで、この時期のボーカルはダモ鈴木という日本人でした。
Moving SidewalksEclipse

トリックソングのようなイントロからソリッドに展開していくサイケロックです。
このジャンルでなくてもいろいろこうした手法は使えると思うので音楽やってる人はぜひ活用していただきたい!
鑑賞というより楽しむ一曲です。
Plastic Fantastic LoverJefferson Airplane

サイケデリックの代名詞である彼らですが、その鮮やかさはタイトなロックのグルーヴが背景にあったからこそできたともいえます。
思わずジャケ買いしてしまうようなデザインもニヤリとさせられます。
70年代への突入の夜明けの音です。