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サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】

サイケデリック音楽は、1960年代のカウンターカルチャーから生まれた革新的な音楽ジャンルです。

電子音響やエフェクト、幻想的なサウンドスケープを特徴とし、時代を超えて音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

本記事では、さまざまなジャンルに派生している「サイケ」の中でも特にサイケデリックロックを中心とする名盤の中から、特に音楽史に大きな影響を与えた作品をご紹介します。

これらのアルバムは、現代のオルタナティブロックやプログレッシブロックにも大きな影響を与えた、まさに音楽の革新的な転換点と言えるでしょう。

2010年代以降にリリースされた重要盤もいくつか紹介していますから、近年のサイケに興味がある方もぜひ!

サイケデリックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(41〜50)

In Search Of SpaceHawkwind

1970年にデビューしたサイケデリックロックバンド、Hawkwindの2枚目のアルバムです。

ハードロック、スペースロックなどと形容されることの多いバンドで、このアルバムでも、効果音のような音が曲中に入り。

宇宙的感覚を取り入れた作品になっています。

You’d Better Believe ItHawkwind

イントロのシンセフレーズのサイケデリックの胸アツさから打ち破るようなエイトビートが彼ららしいノージャンルロック。

スペースオーケストラ的なギターサウンドとカントリースタイルのヴァイオリンのマッチングにサイケを感じます。

ScarecrowPink Floyd

Pink Floyd – 10 – The Scarecrow – The Piper At The Gates Of Dawn (1967)
ScarecrowPink Floyd

ビートルズの香りも漂われるフロイドの初期の一曲から。

エレクトロが意識され、サウンドそのものがサイケを象徴していきます。

どことなく日本の民謡のように響くあたりがサイケ表現の中に潜む東洋の神秘みたいなものを感じます。

Maiden of the Cancer MoonQuicksilver Messenger Service

Quicksilver Messenger Service – Happy Trails – 1969 Full Album
Maiden of the Cancer MoonQuicksilver Messenger Service

アルバム「Happy Trails」は一貫して聴いていただきたいのですが、その中の一曲。

時代と彼らの中に内包された不安とか疑問とか細やかに表現されていて他にはない地に足の着いたサイケ?

の別の側面と可能性を聴くことができますよ!

Song To The Magic FrogSagittarius

Sagittarius -[2]-Song To The Magic Frog (Will You Ever Know)
Song To The Magic FrogSagittarius

こちらはハッピー癒し系サイケの一曲。

彼らの67年の作品です。

高音の澄んだコーラスがまんまソフトフォークソング感がありますが、ジャケットがなかなかキワどく、これらのアレンジが攻撃的な主張の裏返しという事が分かります。

Space is the PlaceSun Ra

この人はサイケデリックロックではないのかもしれないですが、限りなくその要素を持ったアーティストです。

73年のアルバムから21分の冒頭曲です。

どんどん混沌となるフリージャズ的なアレンジがサイケの時代とマッチングします。

S.F. SorrowThe Pretty Things

The Pretty Things “S.F. Sorrow Is Born”
S.F. SorrowThe Pretty Things

サイケデリックの隠れ名盤とも言える、The Pretty Thingsの1968年発表の4枚目のアルバムです。

ガレージロックバンドとして有名なバンドですが、このアルバムはロックオペラの元祖アルバムと評価されている、コンセプトの強い、素晴らしい作品です。