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時代を越えて愛される鉄道唱歌まとめ【全国】

郷愁を誘う汽笛の音と、時を超えて愛され続けてきた旋律。

鉄道唱歌をはじめとする鉄道にまつわる曲には、どこか懐かしくて心温まる魅力が宿っています。

駅や列車で出会った思い出、旅立ちや帰郷の情景、そんな誰もが共感できる風景を届けてくれるんですよね。

ということで今回この記事では、全国各地の鉄道唱歌をまとめてご紹介していきます!

古いものから現代に至るまで、さまざまな作品をピックアップ。

私たちの心に深く刻まれた鉄道の歌たちです。

時代を越えて愛される鉄道唱歌まとめ【全国】(1〜10)

鉄路轟轟NEW!作詞:宮崎勝利、伊藤アキラ/作曲:淡海悟郎/唄:デューク・エイセス

2009年10月にコンピレーションアルバム『鉄歌~鉄道会社の歌』に収められたこの応援歌は、JR九州硬式野球部のスタンドで力強く歌い継がれてきました。

作詞に宮崎勝利さんと伊藤アキラさん、作曲に淡海悟郎さんを迎えて制作。

闘志、栄光、勝利といったスポーツの王道語彙に、鉄路や轟音といった鉄道のイメージを重ね、聴く人を鼓舞します。

鉄道の持つ推進力と、チームを後押しする熱い思いが一つになる瞬間をぜひ体感してみてください。

春夏秋冬NEW!作詞:香西直樹、三浦徳子/作曲:服部隆之

会社発足20周年を記念して2006年に制定されたJR貨物の社歌。

社内公募で選ばれた社員の原詞に、ヒットメーカー三浦徳子さんが補作詞で磨きをかけ、服部隆之さんが壮大なオーケストレーションで仕上げた作品です。

春夏秋冬を通じて全国を駆け巡る貨物列車の姿が、四季折々の空や海、風といった情景とともに描かれています。

2017年3月には私立恵比寿中学の廣田あいかさんがカバーし、アルバム『JNR to JR~国鉄民営化30周年記念トリビュート・アルバム』に収録。

企業の枠を越えて愛されています。

ふるさと会津線NEW!作詞:馬場誠三/作曲:目黒正利/歌:馬場誠三

会津地方の第三セクター路線を歌った地域応援ソングとしてこの作品は親しまれています。

作詞と歌唱を馬場誠三さん、作曲を目黒正利さん、編曲を五十嵐邦芳さんが担当、2009年10月にキングレコードから発売されたコンピレーションアルバム『鉄歌~鉄道会社の歌』に収録されました。

歌詞には会津の自然や四季の風景、地域への愛情が込められています。

ア会津の風景を思い浮かべながら聴いてみてください。

時代を越えて愛される鉄道唱歌まとめ【全国】(11〜20)

鉄道唱歌 北海道編NEW!作詞:大和田建樹/作曲:田村虎蔵

大和田建樹さんと田村虎蔵さんによって1906年8月に制作された本作は、北海道の雄大な自然や産業、開拓の歴史を鉄道の旅になぞらえて歌い上げています。

函館港から札幌、小樽、室蘭へとつづく路線を全40番で描き、駒ヶ岳や大沼の景勝、屯田兵村や牧場の風景が次々と登場します。

行進曲風の2拍子に乗せて歌いやすく工夫された旋律が特徴。

鉄道の音風景にぜひ出会ってください。

あおなみ旅情NEW!作曲:押村進/唄:Okan’s

あおなみ線公式イメージソング(応援歌) 『あおなみ旅情』
あおなみ旅情NEW!作曲:押村進/唄:Okan’s

名古屋臨海高速鉄道あおなみ線を舞台にした曲です。

作曲は名古屋市中川区で歯科医院を営みながら地域の音楽活動に取り組んできた押村進さん、歌唱は地元の町おこしボランティアグループに所属する女性デュオOkan’sです。

2005年5月に東海ラジオの番組企画でリスナー投票1位を獲得し、あおなみ線の公式イメージソングとして駅ホームでも流れるようになりました。

歌詞には荒子駅や小本駅といった実在の駅名、円空仏や前田利家、まつの史跡が次々と登場し、沿線の風景と日常のときめきが重なり合います。

赤い電車NEW!作詞:岸田繁/作曲:岸田繁/唄:くるり

京都のロックバンド、くるりが京浜急行電鉄とタッグを組んで生まれた鉄道讃歌です。

京急沿線の駅名や街並みを丁寧に織り込んだ歌詞と軽快なサウンドが心地よく響きます。

前奏には実際の京急車両のVVVFインバータ音が使われているのもファンにはたまりません。

2005年9月のシングルリリース後、羽田空港駅や品川駅の接近メロディーとして採用されてきたので、駅で耳にした方も多いのではないでしょうか。

都市と郊外を繋ぐ赤い電車への愛情がひしひしと伝わってきます。

涙を信じてNEW!作詞:福島高博/作曲:福島高博、星勝/唄:福島高博

1992年にフォーライフミュージックエンタテイメントから発売され、JR貨物のCMソングとして広く親しまれた福島高博さんの作品。

夢の中で出会った子供の姿を手がかりに、喪失の痛みと再生への希求が交差する歌詞世界が展開されます。

アスファルトに刻まれた文字、通り雨の気配、夜明け前の街路といった具体的な風景描写を通じて、都市生活の孤独と自己更新のテーマを表現。

喪失を経験した方や、新しい一歩を踏み出そうとしている方にぜひ聴いてほしい1曲です。