雨の恋愛ソング。雨の日にぴったりのラブソング
恵みの雨という言葉がありますが、恋愛ソングにおいて雨が登場する場合、少し悲しいイメージがありますよね。
あなたはどんな曲が浮かびましたか?
この記事では、雨にまつわる恋愛ソングをご紹介します。
歌詞に雨が入っている楽曲はもちろん、6月の梅雨を描いた曲、雨の日に聴きたいラブソングなどをたくさん集めました。
懐メロから最新曲まで、さまざまな雨の曲をお聴きいただけるので、ぜひお好みの恋愛ソングを探してみてくださいね!
雨の恋愛ソング。雨の日にぴったりのラブソング(1〜10)
雨中島みゆき

やるせない別れの情景が胸にせまる、中島みゆきさんを代表する失恋歌です。
元々は1978年11月に小柳ルミ子さんへの提供曲として作られた作品で、小柳さんはこの歌で同年のNHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。
翌年、中島さん自身がフォーク調にアレンジし直し、初のセルフカバー集であるアルバム『おかえりなさい』に収録しています。
恋人に裏切られた深い絶望と、冷たい雨に打たれるような孤独感が、静かで美しい旋律にのせて歌われています。
癒えない心の傷に静かに寄り添ってほしいとき、その痛みにじっと耳を傾けたくなる作品ではないでしょうか?
またねがあれば當山みれい

好きな人への後悔と感謝の思いを、透明感のある歌声で優しく包み込む、切ない失恋ソングです。
當山みれいさんが2021年8月に公開した本作は、別れの痛みに苦しみながらも、「二度とない幸せ」の時間への感謝を見いだそうとする心情を描いています。
別れを言い出すタイミングに悩みながら、最後は自分から「ありがとう」を伝えようとする強さも魅力的です。
アルバム『still』からの楽曲として、澤田空海理さんのオリジナル曲をカバーしたこの1曲は、関係を終わらせなければならない人、諦めるべき恋に苦しむ人の心に、そっと寄り添ってくれることでしょう。
雨とカプチーノヨルシカ

雨音とカフェの香りがただよう、梅雨の季節にぴったりな珠玉のバラードです。
2019年8月にリリースされたアルバム『エルマ』に収録されており、架空の人物エルマが愛する人を失った喪失感を抱えながらも、大切な思い出を胸に抱いて生きていく姿が印象的に描かれています。
ヨルシカのアルバム『エルマ』の世界観を確立した重要な1曲であり、物語のなかでエルマが訪れるスウェーデンのヴィスビーの情景も美しく描かれています。
大切な人を思う気持ちに共感したい方や、雨の日にしっとりと音楽を楽しみたい方にオススメの1曲です。
紫陽花きゃない

雨に濡れた街に咲く花の移ろいやすさを通して、浮気をした側の複雑な心境を赤裸々に描いた、きゃないさんの楽曲です。
恋愛の責任を相手に転嫁する自己正当化と、内面の葛藤が交錯する歌詞は、聞き手に強烈な印象を残します。
2022年5月にリリースされた本作は、これまでにない大胆な視点で恋愛を歌った意欲作。
梅雨の季節に咲く花の花言葉を巧みに使い、純粋だった恋が移ろっていく様子を詩的に表現しています。
雨音を聞きながら複雑な恋愛感情に向き合いたいときや、人間関係の矛盾について深く考えたい方にオススメの1曲です。
Rainy Driverimase

雨の日のドライブを舞台に、恋人同士の微妙な関係性と感情の揺れ動きを描いた、imaseさんの珠玉の楽曲です。
首都高を越えた後に始まる雨と、2人の間に生まれる冷たい距離感が重ね合わされ、晴れていた関係に陰りが見え始める心境が繊細に表現されています。
相手に思いを伝えようとしても聞こえないふりをされるもどかしさや、平行線の関係が一つになる可能性への希望が、雨音とともに心に響きます。
2024年5月発売のアルバム『凡才』に収録された本作は、恋愛の不安定さに悩む人や、雨の日の特別な雰囲気を味わいたい方にオススメの1曲です。