洋楽の懐メロ・アーティストランキング【2025】
洋楽の懐メロを、アーティスト別にランキング形式で紹介していきます。
ロカビリーや、ドゥーワップなどのオールディーズのスタンダードナンバーから、現在も活躍しているロックンロールレジェンドまで、超有名な楽曲ばかりが登場します。
洋楽の懐メロ・アーティストランキング【2025】(21〜30)
Uptown GirlBilly Joel29位

1960年代のドゥーワップに強く影響を受けた軽快なメロディが印象的な楽曲です。
労働者階級の青年が、上流社会の女性に恋をするという普遍的なラブストーリーを、アメリカのビリー・ジョエルさんが巧みに表現しています。
明るく陽気なメロディーに乗せて、階級を超えた恋愛の世界を描き出した本作は、1983年9月にアルバム『An Innocent Man』からシングルカットされた作品です。
イギリスでは1位を獲得し、約97万5千枚の大ヒットを記録しました。
1984年にはMTVミュージックビデオ・アワードにノミネートされ、洗練されたポップスとして高い評価を得ました。
快活なリズムと希望に満ちたメッセージは、恋愛に前向きな気持ちを後押ししてくれます。
Smoke on the WaterDeep Purple30位

ディープパープルが世界中を震撼させた傑作です。
ギターリフのシンプルさとパワーが相まって、ロックの真髄を体現しています。
1972年発売のアルバム『Machine Head』に収録されたこの曲は、翌年にシングルカットされ、ビルボードホット100で4位に輝きました。
実際の火災事件をモチーフにした歌詞が、聴く者の想像力を掻き立てます。
本作は、ロック好きはもちろん、音楽の歴史に興味がある方にもおすすめ。
ギターを始めたばかりの人にとっても、挑戦しがいのある一曲になるでしょう。
洋楽の懐メロ・アーティストランキング【2025】(31〜40)
LoserBeck31位

どうしようもない無力感に襲われ、「自分なんて負け犬だ」と投げやりになってしまうことはありませんか?
アメリカ出身のミュージシャン、ベックさんの出世作となった本作は、まさにそんなやるせない気持ちを代弁してくれるような一曲です。
主人公が口にする自虐的な言葉の裏には、深刻な絶望というよりも、世の中を斜めに見たクールなユーモアが漂います。
この独特の気だるさが、かえって心を軽くしてくれるのかもしれませんね。
1993年3月にインディー盤として世に出たこの作品は、後にアルバム『Mellow Gold』へ収録されました。
何もかもうまくいかず自暴自棄になりそうな日に聴くと、その不思議な魅力に心が救われるような感覚になる作品です。
Eye Of The TigerSurvivor32位

ボクシングをテーマにした、映画『ロッキー』でテーマソングとして使用された、サバイバーの名曲『Eye Of The Tiger』。
1982年にリリースされたこの曲は、熱いリリックとメロディーで世界的なヒットを巻き起こし、グラミー賞の最優秀ロック・パフォーマンス賞を受賞しました。
やる気があふれてくるメロディーやリリックに仕上げられているので、会社に行く前や、受験の前、テストの前などに聴くとピッタリではないでしょうか?
1979The Smashing Pumpkins33位

アメリカを代表するオルタナティブロックバンド、スマッシング・パンプキンズが青春時代の思い出を優しく包み込んだノスタルジックな楽曲。
1996年1月に発表されたアルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness』に収録された本作は、ビルボードチャートで12位を記録する大ヒットとなりました。
メンバーのビリー・コーガンさんが12歳だった頃の体験を題材に、若者の純粋さや自由な精神、そして未来への漠然とした不安を巧みに表現。
ポップなメロディーとシンセサイザーサウンドが印象的な曲調は、映画『クラークス2』やゲーム『グランツーリスモ5』のエンディングにも起用されました。
友人との思い出に浸りたい時や、懐かしい記憶を振り返りたい瞬間に聴きたい一曲です。
The ReflexDuran Duran34位

1980年代に流行したニューロマンティックやMTVブームの火付け役となったイギリスのロックバンド、デュラン・デュランの楽曲。
ゴージャスなコーラスを重ねた明るく派手な曲調と、バンドサウンドを中心にしながらもニューロマンティックらしいシンセサイザーの音が心地よいナンバーです。
With or Without YouU235位

1980年代を代表するモンスター・バンドであり、90年代以降も果敢にさまざまな音楽的な実験を試みて、一度もメンバーチェンジをすることなく常にシーンのトップを走り続ける、アイルランドが生んだ偉大なバンドU2。
音楽史に残る名曲を多く生み出した彼らの楽曲の中でも、初の全米チャート1位に輝き、バンドにとって初のシングルCDとなった『With Or Without You』を紹介しましょう。
1987年にリリースされた傑作アルバム『The Joshua Tree』の先行シングルとしてリリースされ、コンサートでも定番中の定番として知られる代表曲の1つとなっています。
いかにもU2らしいドラマチックで壮大なサウンドは、聴いているだけでスタジアムで大合唱するオーディエンスの姿が目に浮かぶようです。
フロントマンのボノさんによる、ロックスターとしての自分と普通の男としての自分との対比から生まれる苦悩を描いたという歌詞にも注目してみてください。
ちなみに2015年に公開された日本の映画『ソロモンの偽証』のテーマ曲として起用されましたから、そこでこの曲を知った若い方もいらっしゃるかもしれませんね。