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【音楽葬】故人をしのぶBGM|安息を願うレクイエムや鎮魂歌にも注目

最近では「音楽葬」という言葉も聞かれるようになり、お葬式で故人をしのんで音楽を流すことが多くなっています。

また、感謝の気持ちや愛情を伝える手段として、音楽に思いを託す形で生前に選曲を済ませる方も増えているのだそうです。

そこでこの記事では、故人をしのぶ曲、葬儀のBGMとしてオススメな曲をいくつか紹介していきます。

故人への思いをつづった曲や、これまでの感謝を伝える曲、レクイエムをはじめとするクラシックや落ち着いた雰囲気のJ-POPなど、さまざまなタイプの作品を集めましたので、ぜひ参考にしてください。

【音楽葬】故人をしのぶBGM|安息を願うレクイエムや鎮魂歌にも注目(1〜20)

ここにしか咲かない花コブクロ

優しく包み込むようなメロディと心に響く歌詞で、聴く人を温かな気持ちにさせてくれるコブクロの名曲です。

人生の困難に直面しながらも、その場所にしかない大切なものを見つめ直すメッセージが込められており、静かな希望に満ちた楽曲に仕上がっています。

2005年5月に日本テレビ系ドラマ『瑠璃の島』の主題歌として、沖縄の島を舞台にした作品との出会いから生まれた本作は、豊かな自然描写と心の安らぎを表現した歌詞で、多くの人々の心をつかみました。

大切な人を見送る場面で、温かな記憶とともに故人への感謝をささげたい方にオススメの1曲です。

想望福山雅治

福山雅治 – 想望(映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』Inspire Movie)※NHK紅白歌合戦歌唱曲
想望福山雅治

福山雅治さんが映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』のために書き下ろした楽曲です。

2023年12月に公開された映画は、戦時下での切ない恋と別れを描いた作品。

本曲からは、愛する人への思いを抱えながらも、別れを受け入れざるを得ない主人公の心情が伝わってきます。

日常のささやかな幸せへの願いが、戦争という過酷な現実と対比されているのが印象的です。

お葬式で流せば、自分の大切な方々へ「何気ない日々が本当に幸せだったよ」と伝えられるでしょう。

川の流れのように美空ひばり

1989年にリリースされた美空ひばりさんの『川の流れのように』。

日本を代表する名曲として、そして美空ひばりさんを代表する1曲でもあります。

とてもしっとりと、心にスッと入って染み渡るかのような歌声、そして長い人生をたどっていくかのような歌詞が、亡くなった方を思う曲としてはとてもよく合う1曲だと思います。

亡くなった方を偲びつつ、自分の人生も見つめ直せるかのような、ゆったりとした気持ちで落ち着いて聴きたい1曲でもあります。

空への手紙GReeeeN

『キセキ』などの代表曲で知られる人気音楽グループ、GReeeeNの楽曲です。

2009年にリリースされたアルバム『塩、コショウ』に収録。

大切な人への真っすぐなメッセージを歌うことの多い彼らの本作は、ファンから「亡くなった人が好きだったから、お葬式で流させてもらった」などの声が届いたことをきっかけに制作されました。

GReeeeNらしい、等身大の言葉でつづられた別れの歌詞。

じんわり心に染みてくる、切なくも温かい名曲です。

レクイエム 変ロ長調Johann Christian Bach

J.Chr. Bach Missa da Requiem and Miserere in B flat major
レクイエム 変ロ長調Johann Christian Bach

数々の名曲を遺したバロック時代の大作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハの末息子であるヨハン・クリスティアン・バッハによるミサ曲。

22歳のときに、滞在していたイタリアで書かれたとされています。

ヨハン・クリスティアン・バッハは、偉大な父親や後進のハイドン、モーツァルトらの影に埋もれてしまった作曲家ですが、生前はドイツ、イギリス、イタリアで活躍し大きな名声を得ていました。

日本では長く知られていませんでしたが、古典的なバロック音楽の要素も残しつつ、イタリアの教会音楽の様式も取り入れられた優美で壮麗な響きは必聴です。