リムスキー・コルサコフの名曲|色彩豊かなロシア音楽の世界
「ロシア五人組」の一人として、ロシア音楽の発展に大きく貢献した作曲家、リムスキー・コルサコフ。
調性に色を感じる共感覚者だったそうで、色彩感あふれる管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残しました。
軍人貴族の家系に生まれながら音楽の世界に魅了され、海軍軍人として働きながら陸上にいる間に作曲活動をしていたそう。
そんな音楽への情熱を感じられる彼の作品は後世にも受け継がれており、自ら学んだ作曲技法も多くの作曲家に教え育て上げてきました。
本記事にて、彼の創造力と革新性を感じられる作品たちをぜひチェックしてみてください!
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リムスキー・コルサコフの名曲|色彩豊かなロシア音楽の世界(41〜50)
交響曲 第2番「アンタール」より、第4楽章Nikolai Rimsky-Korsakov

交響曲 第2番 嬰ヘ短調「アンタール(Antar)」作品9より、第4楽章「愛の喜び」:アレグレット・ヴィヴァーチェ – アンダンテ・アモローソ(アンタールは女王との愛の喜びの中で死んでゆく)。
演奏はスロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団。
歌劇「金鶏」よりNikolai Rimsky-Korsakov

歌劇「金鶏」は、リムスキー=コルサコフが作曲した最後のオペラ。
エフレム・ジンバリストがヴァイオリン独奏用に編曲しました。
ソリストはアンナ・サフキナさん、チャイコフスキー国立アカデミック交響楽団、指揮はウラジーミル・フェドセーエフさんです。
Flight of the BumblebeeNikolai Rimsky-Korsakov

邦題が『熊蜂の飛行』とあるように、じわーっと飛んでいるようなリズムが印象的なこの1曲。
ロシアの作曲家である、リムスキー=コルサコフが1890年頃に作曲したそうです。
プーシキンの原作をもとにしたオペラ『サルタン皇帝』の第3幕で使用されます。
熊蜂の羽音をモチーフに作られているユニークさで、タイトルとは裏腹に、逆にかわいい感じや親しみやすいメロディーが心地よいと思います。
どこか幼稚園や保育園での子供たちが思いのままにはしゃいでいるシーンにマッチするので、運動会でのそういったシーンにオススメです。
4つの歌 作品42より、第3曲、2つの歌 作品56より、第2曲Nikolai Rimsky-Korsakov

4つの歌 作品42より、第3曲:たなびく雲は薄くなり(Redeyet oblakov letuchaya gryada)、2つの歌 作品56より、第2曲:夏の夜の夢(Son v letnyuyu noch)。
演奏はアンナ・ネトレプコさんのソプラノ、ピアノはダニエル・バレンボイムさんです。
ピアノと管楽のための五重奏曲より、第3楽章Nikolai Rimsky-Korsakov

ピアノと管楽のための五重奏曲 変ロ長調より、第3楽章:ロンド・アレグレット。
演奏はアムステルダムに本拠を置くロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団管楽アンサンブルとピアニストのジェロエン・バルさん。
オランダ・デルデンの旧ブラジウス教会での模様。
歌劇「ムラダ」より、貴族たちの行列Nikolai Rimsky-Korsakov

歌劇「ムラダ(Mlada)」より、第2幕 第3場:貴族たちの行列(Procession of the Nobles)。
このオペラはバルト地方に残る古い物語を基にしています。
演奏はノースカロライナ大学チャペルヒル・ウインド・アンサンブル、指揮はジェフリー・フックスさん。
歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」よりNikolai Rimsky-Korsakov

歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語(The Legend of the Invisible City of Kitezh and the Maiden Fevroniya)」より、フェヴローニャのアリア(Fevroniya’s aria)。
エカテリーナ・ダディキナさんのソプラノ、ピアノはオルガ・ボルコワさん。
おわりに
リムスキー・コルサコフの名曲、代表曲を紹介しました。
どの作品もロシアの風土や歴史、民族性を感じられながらも、彼独自の響きを感じられますね。
ほかの「ロシア五人組」の作品も聴くと、また違った視点からコルサコフの音楽を聴けるかもしれません。
彼の音楽とともに、ぜひいろいろなクラシックの作品も聴いてみてくださいね!