リムスキー・コルサコフの名曲|色彩豊かなロシア音楽の世界
「ロシア五人組」の一人として、ロシア音楽の発展に大きく貢献した作曲家、リムスキー・コルサコフ。
調性に色を感じる共感覚者だったそうで、色彩感あふれる管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残しました。
軍人貴族の家系に生まれながら音楽の世界に魅了され、海軍軍人として働きながら陸上にいる間に作曲活動をしていたそう。
そんな音楽への情熱を感じられる彼の作品は後世にも受け継がれており、自ら学んだ作曲技法も多くの作曲家に教え育て上げてきました。
本記事にて、彼の創造力と革新性を感じられる作品たちをぜひチェックしてみてください!
- ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
- ムソルグスキーの名曲。人気のクラシック音楽
- 【モーリス・ラヴェル】名曲、代表曲をご紹介
- Dmitri Shostakovichの人気曲ランキング【2025】
- ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽
- かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- 【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介
- Mily Balakirevの人気曲ランキング【2025】
- ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽
- アレクサンドル・ボロディンの名曲。人気のクラシック音楽
- 【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
- リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽
- Alexander Scriabinの人気曲ランキング【2025】
リムスキー・コルサコフの名曲|色彩豊かなロシア音楽の世界(11〜20)
交響曲 第1番Nikolai Rimsky-Korsakov

リムスキー=コルサコフが18歳の頃に作曲した交響曲。
海軍勤務中に書かれたこの作品は、若き日の情熱が感じられる力強い曲調が特徴です。
4つの楽章からなり、エネルギッシュな開始から始まり、感情的で叙情的な中間部を経て、最後は明るく華やかに締めくくられます。
ロシア民謡のメロディを取り入れた本作からは、作曲家の音楽への情熱が伝わってきます。
ロシア音楽に興味のある方や、若き才能の輝きを感じたい方にオススメの1曲です。
1865年12月、ミリイ・バラキレフの指揮により初演され、「ロシアの第一交響曲」として高く評価されました。
交響曲 第2番「アンタール」Nikolai Rimsky-Korsakov

色彩豊かな管弦楽法で描かれる幻想的な物語。
アラビアの詩人アンタールの夢を題材に、4つの楽章で壮大な音楽絵巻を展開します。
1868年に作曲され、その後何度も改訂が重ねられた本作。
復讐、権力、そして愛の喜びがドラマチックに表現され、東洋的な旋律と西洋的な管弦楽法が見事に融合しています。
異国情緒あふれる音楽の世界に浸りたい方にオススメ。
エルネスト・アンセルメ指揮による1954年の録音は、作品の魅力を存分に引き出した名演として高く評価されています。
4つのロマンス 作品2Nikolai Rimsky-Korsakov

4つのロマンス 作品2。
第1曲:あなたの頬に私の頬を寄せて、第2曲:ばらの虜になったナイチンゲール、第3曲:子守歌、第4曲:私の涙から。
演奏はサディ・フレージャーさんのソプラノ、ピアノはリチャード・ボールドレーさん。
ラトキン・ホールにて。
グリンカの歌曲「何と美しい少女」の主題によるオーボエ変奏曲Nikolai Rimsky-Korsakov

グリンカの歌曲「何と美しい少女」の主題によるオーボエ変奏曲。
ソリスト:ジャン・ベルテルセンさん、吹奏楽:ノルウェー・ブスケルーのドランメン・コンサート・オーケストラ。
指揮:ルネ・ベルクマンさん、ドランメン劇場での20周年記念コンサートより。
ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 作品30Nikolai Rimsky-Korsakov

1882年から1883年にかけて作曲された作品。
翌年の1884年に、サンクトペテルブルクの無料音楽学校演奏会にて初演されました。
3楽章構成ですが、アタッカによって途切れることなく演奏されます。
冒頭の主題と、同じロシア五人組の一人、バラキレフがすすめてくれたロシア民謡の主題の、2つのメロディが循環されて曲が作られています。
第1楽章:モデラート – アレグレット・クワジ・ポラッカ、第2楽章:アンダンテ・モッソ、第3楽章:アレグロ。
演奏はダニヤ・カイブリーナさんとノボシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:エティバール・アフメドフさん。
交響組曲「シェヘラザード」より、第4楽章Nikolai Rimsky-Korsakov

交響組曲「シェヘラザード」は、コルサコフの代表曲の一つです。
そのなかの第4楽章は『バグダッドの祭り。
海。
船は青銅の騎士のある岩で難破。
終曲』。
この楽章は、これまでの3つの楽章に出てきたメロディや主題が多く再現されます。
最後は静かに穏やかに終息し、幕を閉じます。
演奏:サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、指揮:ユーリー・テミルカーノフさん。
リムスキー・コルサコフの名曲|色彩豊かなロシア音楽の世界(21〜30)
弦楽六重奏曲 イ長調より、第1楽章Nikolai Rimsky-Korsakov

弦楽六重奏曲 イ長調より、第1楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ。
演奏はヴァイオリン:ナサニエルEulentropさん、エイプリル・ムーンさん、ヴィオラ:J.デイビッドEulentropさん、モリーProwさん、チェロ:ネイサンHsuさん、アレックスChoさんです。





