【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選
クラシックのピアノ曲といえば、優美な旋律や癒やしを与えてくれる穏やかな曲調の作品をイメージされる方が多いかもしれませんね。
しかしこちらの記事でご紹介するのは、そんなイメージを覆すような激しくも美しい、ダイナミックでかっこいいクラシックのピアノ曲の中で、さまざまな作曲家によるピアニストを学習者にとって憧れの上級者向けの作品を集めました!
かっこいいクラシック曲は演奏効果も高いため、発表会やおさらい会でも映えること間違いなし!
テクニック的にも難しく華やかなピアノ曲をお探しの方は必見です!
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【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選(61〜70)
ピアノソナタ第18番 K.576Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが手掛けた最後のピアノソナタは、技巧的に難易度が高く、対位法的なパッセージが特徴的です。
特に第1楽章では両手が一致して始まり、トリルや主題の展開が印象的。
第2楽章ではスケールパッセージと対位法が目立ちます。
軽快な最終楽章では、正確なアーティキュレーションが求められます。
この作品は、単なる指の動きだけでなく、音楽の奥行きを感じさせる繊細なタッチが不可欠。
稽古を重ねれば、どんな舞台でも輝く演奏ができるでしょう。
ピアノ演奏の高みを目指す方々にぜひおすすめの一曲です。
バラード 第4番ヘ短調 Op.52Frederic Chopin

『12の練習曲 Op.25-6』や『12の練習曲 Op.25-11「木枯らし」』などショパンの難しい作品は多く存在しますが、最もショパンらしさが発揮されている高難易度の作品といえば、こちらの『バラード 第4番ヘ短調 Op.52』ではないでしょうか?
重音が多く、難解なパッセージも幾度となく出現する作品で、ショパンのなかでも屈指の難易度をほこります。
この重音の多さがショパンらしさを物語っているため、ショパンの作品が好きな方にとっては非常に親しみやすいでしょう。
12の練習曲 Op.25-6Frederic Chopin

ショパンの楽曲のなかでも最高難度をほこると言われている作品、『12の練習曲 Op.25-6』。
手と指の柔軟性が非常に求められる作品で、難易度の高い三度が何回も登場します。
冒頭の三度半音階で挫折したという方も多いのですが、三度半音階はリストの作品にも頻繁に登場します。
このことから超上級者向けの作品の登竜門のような側面も持ち合わせているといえるでしょう。
粒立った音を表現できている演奏家の作品はすばらしいので、ぜひチェックしてみてください。
超絶技巧練習曲 第7番『英雄』Franz Liszt

フランツ・リストを代表する難曲集『超絶技巧練習曲』。
『マゼッパ』や『鬼火』といった非常に難しい楽曲がラインナップする作品ですね。
今回はその中から、こちらの『超絶技巧練習曲 第7番「英雄」』を紹介したいと思います。
日本ではイタリア語の『エロイカ』というタイトルでも有名ですね。
本作の難しさはなんといってもアルペジオが非常に多いこと。
最上級の作品ではありませんが、アルペジオに関してはすさまじく難しい作品です。
魔王Schubert=Liszt

たとえ作曲者や曲名を知らなかったとしても、あまりにも有名な旋律を聴けば誰もが一度は耳にしたことがあると感じるでしょう。
フランツ・ペーター・シューベルトが弱冠18歳という年齢で作曲した歌曲であり、フランツ・リストが編曲したピアノ独奏曲も非常に有名ですよね。
終始不穏で恐ろしい雰囲気で満ちあふれた楽曲ですから、怖いハロウィンを味わいたい時にはぴったりの作品です。
ピアノ演奏としては非常に難易度が高く、特徴的な三連符をフレーズを正確なリズムを保ちながら緩急をつけて弾きこなすことが肝と言えましょう。
場面によっては時に物悲しく、穏やかな瞬間も訪れるドラマチックな展開も意識して表現できるように繰り返し練習してみてください!
巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt

フランツ・リストの集大成といっても過言ではない作品『巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」』。
20代から60代までに断続的に作られた作品で、ロマン主義から印象主義へ移り変わる様子が味わえます。
そんな本作は、フランツ・リストの作品というだけあって、高い難易度をほこります。
細かい装飾音が連続する部分が非常に難しいのですが、ここは高い演奏効果を発揮する部分でもあるため、聴いてる分には非常に魅力的な作品です。
ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章Frederic Chopin

独立した形式が印象的なショパンのピアノソナタの名作『ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章』。
変ロ短調の作品ということもあり、激しく重い雰囲気が特徴です。
ショパンの作品のなかでも難易度が高い作品として知られており、第2楽章は上級クラスの難易度をほこります。
速さとともに力強さが求められる楽曲のため、相当な難しさが求められています。
演奏効果も高い作品なので、単純に作品としても楽しめますよ。
ぜひチェックしてみてください。