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【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選

クラシックのピアノ曲といえば、優美な旋律や癒やしを与えてくれる穏やかな曲調の作品をイメージされる方が多いかもしれませんね。

しかしこちらの記事でご紹介するのは、そんなイメージを覆すような激しくも美しい、ダイナミックでかっこいいクラシックのピアノ曲の中で、さまざまな作曲家によるピアニストを学習者にとって憧れの上級者向けの作品を集めました!

かっこいいクラシック曲は演奏効果も高いため、発表会やおさらい会でも映えること間違いなし!

テクニック的にも難しく華やかなピアノ曲をお探しの方は必見です!

【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選(61〜70)

巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt

リスト: 巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」,S.162/R.10,A197 3. 「タランテッラ」 塚田 尚吾
巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt

フランツ・リストの集大成といっても過言ではない作品『巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」』。

20代から60代までに断続的に作られた作品で、ロマン主義から印象主義へ移り変わる様子が味わえます。

そんな本作は、フランツ・リストの作品というだけあって、高い難易度をほこります。

細かい装飾音が連続する部分が非常に難しいのですが、ここは高い演奏効果を発揮する部分でもあるため、聴いてる分には非常に魅力的な作品です。

スペイン組曲 第1集 作品47『アストゥリアス』Isaac Albéniz

スペイン各地の風景や文化を音楽で描写した、情熱的で印象的なピアノ組曲『スペイン組曲 第1集 作品47』から、魅力的な楽曲をご紹介します。

神秘的な雰囲気を持つ中間部と、力強いリズム主題が織りなすコントラストが見事な本作は、ギター的な奏法をピアノで表現する独特の技法が用いられています。

1886年に作曲された本作は、映画やテレビ番組、CMなどでも使用されており、多くの人々の心を捉えてきました。

ピアノ技術を持ち合わせた方や、表現力が豊かな演奏を目指す方におすすめです。

スペインの民族音楽の要素を取り入れた味わい深い曲調は、発表会で聴衆を魅了することでしょう。

8つの演奏会用練習曲より 第8曲「終曲」Nikolai Kapustin

ジャズの要素を巧みに取り入れたクラシックピアノ曲で、力強さとエネルギーに満ちた演奏効果の高い作品です。

8分音符を基調とした力強い第1主題と、柔らかな印象の第2主題が見事に絡み合い、華麗なソナタ形式で構成されています。

1984年に書き上げられたこの楽曲は、複雑なリズム構造と急速なパッセージを含み、ピアニストに高い技術を要求しますが、ジャズの軽快さと自由さも感じられる魅力的な1曲です。

本作は、クラシック音楽の技巧とジャズのリズム感を兼ね備えており、発表会で演奏すれば観客を魅了できるでしょう。

演奏には相当な練習時間が必要ですが、華やかで聴き映えのする作品を披露したい上級者の方にぴったりです。

舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

【10 minutes concert】第5回 ピアノ:藤田 真央 ショパン/舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調
舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

「舟歌」とは水の都ヴェネツィアのゴンドラをイメージしたピアノ曲であり、もともとは船頭が船に乗って口ずさんでいた歌が由来なのだとか。

クラシック音楽としての「舟歌」はメンデルスゾーンの『無言歌集』に収録された作品をはじめとしてさまざまな作曲家が世に残していますが、本稿では特に有名なフレデリック・ショパンによるピアノ独奏曲を紹介しています。

通常の「舟歌」はゆったりとした8分の6拍子で構成されるのですが、ショパンの『舟歌』は8分の12拍子を用いて雄大な、そして優雅な雰囲気を演出していることが特徴ですね。

ショパンにとっては晩年に近い後期の作品で、非常に評価も高く上級者レベルの技術が要求される楽曲でもあります。

陽光に照らされた水面に浮かぶゴンドラを思い浮かべながら、暑い夏の日にぜひこの曲を聴いてみてください!

超絶技巧練習曲 第7番『英雄』Franz Liszt

2008 入賞者記念 尾崎 有飛 /リスト:超絶技巧練習曲 第7番「英雄的」
超絶技巧練習曲 第7番『英雄』Franz Liszt

フランツ・リストを代表する難曲集『超絶技巧練習曲』。

『マゼッパ』や『鬼火』といった非常に難しい楽曲がラインナップする作品ですね。

今回はその中から、こちらの『超絶技巧練習曲 第7番「英雄」』を紹介したいと思います。

日本ではイタリア語の『エロイカ』というタイトルでも有名ですね。

本作の難しさはなんといってもアルペジオが非常に多いこと。

最上級の作品ではありませんが、アルペジオに関してはすさまじく難しい作品です。

スケルツォ・フォコーソ 作品34Charles Valentin Alkan

極上の超絶技巧と情熱が融合した華麗なピアノ曲で、観客を魅了する作品です。

まるで炎のような熱烈なエネルギーが、指先から奏でられる音色の一つひとつに宿っており、聴く人の心を惹きつけてやみません。

シャルル=ヴァランタン・アルカンが1847年に作曲した本作は、高度な演奏技術と深い表現力を要求する、まさに発表会の主役にふさわしい一曲。

エネルギッシュで生き生きとした表現が特徴的で、会場全体を圧倒的な存在感で包み込みます。

ピアノの技術を存分に活かしながら、聴衆を魅了したい方におすすめです。

豊かな音楽性と卓越した技巧を兼ね備えた方なら、きっと素晴らしい演奏を披露できるはずです。

ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章Frederic Chopin

ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」~第4楽章 / 後藤 正孝(pf)
ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章Frederic Chopin

独立した形式が印象的なショパンのピアノソナタの名作『ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第4楽章』。

変ロ短調の作品ということもあり、激しく重い雰囲気が特徴です。

ショパンの作品のなかでも難易度が高い作品として知られており、第2楽章は上級クラスの難易度をほこります。

速さとともに力強さが求められる楽曲のため、相当な難しさが求められています。

演奏効果も高い作品なので、単純に作品としても楽しめますよ。

ぜひチェックしてみてください。