【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選
クラシックのピアノ曲といえば、優美な旋律や癒やしを与えてくれる穏やかな曲調の作品をイメージされる方が多いかもしれませんね。
しかしこちらの記事でご紹介するのは、そんなイメージを覆すような激しくも美しい、ダイナミックでかっこいいクラシックのピアノ曲の中で、さまざまな作曲家によるピアニストを学習者にとって憧れの上級者向けの作品を集めました!
かっこいいクラシック曲は演奏効果も高いため、発表会やおさらい会でも映えること間違いなし!
テクニック的にも難しく華やかなピアノ曲をお探しの方は必見です!
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【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選(71〜80)
ピアノソナタ ロ短調 S.178Franz Liszt

リストの作品には、いかにもリストらしい構成や展開が存在します。
こちらの『ピアノソナタ ロ短調 S.178』という作品はその中でも特に「リストらしい」作品の1つです。
『超絶技巧練習曲』に比べるとやや易しい難易度ではありますが、それでも上級の中でも上位に位置する作品で、重厚なフォルティッシモの連打から非常に速いパッセージまで、幅広い技巧が求められます。
楽譜だけでは簡単に思えるかもしれませんが、実際に弾いてみると難しさを感じる作品といえるでしょう。
巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」Franz Liszt

マイナーな作品でピアノ発表会に出たいという方にオススメしたいリストの作品が、こちらの『巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」』。
難易度としてはショパンの幻想曲よりも簡単で、異常なまでに難しいというわけではありませんが、確かな技量を見せるにはうってつけの作品です。
リストの作品にしては珍しく演奏効果が高いので、単純な楽曲としても楽しめるでしょう。
コーダの跳躍の難易度が高いので、腕に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
歌曲集「冬の旅」より「菩提樹」S.561 R.246Schubert=Liszt

フランツ・シューベルトが、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩をもとに作曲した連作歌曲集『冬の旅』。
ドイツリートの名作として知られるこの曲集の第5曲『菩提樹』は、シューベルト研究家が「ほとんど歌えないほど美しい」と称賛するほど、甘美な旋律で多くの人々を魅了し続けている作品です。
ピアノの魔術師フランツ・リストによって壮大なピアノ作品へと変化を遂げても、原曲の繊細な美しさはそのまま!
高度なテクニックを要する作品ですが、技巧面だけに注目せず、シューベルトが作り上げたやさしい世界観を表現できるよう、原曲を聴いてイメージをふくらませましょう。
【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選(81〜90)
12の練習曲 Op.25-12「大洋」Frederic Chopin

ショパンの名作『12の練習曲』。
エチュードでありながら、楽曲としての深みがすごく、高い演奏効果も相まって非常に評価の高い作品です。
そのなかでも、今回はこちらの『12の練習曲 Op.25-12「大洋」』を紹介したいと思います。
この作品の難易度は上級のなかでは下位といったところでしょうか。
異常に難しいというわけではありませんが、両手によるアルペジオはかなりの難易度をほこります。
きらびやかで美しい作品なので、ぜひチェックしてみてください。
12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」Frederic Chopin

芸術性、難易度ともに高いことで知られるフレデリック・ショパンの練習曲。
『12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」』は「黒鍵のエチュード」とも呼ばれ、曲集の中でも知名度の高い1曲です。
黒鍵の上を駆け抜けるメロディを弾きこなすには相当な練習量が求められますが、丁寧に練習を重ねることで、速いパッセージがふんだんに盛り込まれたさまざまな難曲を弾きこなすのに必要なテクニックを習得できます。
上級者向けの曲ですが、テクニックを磨くため、積極的にチャレンジしてみましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
弾けたら超絶かっこいいピアノの名曲をお届けしました。
クラシック音楽のピアノ作品には、静かでロマンチックなものだけでなく、今回ご紹介したような情熱的でかっこいい楽曲も非常に多く存在します。
もちろん弾くうえでは相当なテクニックを要求されますが、作曲家たちが燃えるような魂を込めて生み出した作品です。
ぜひ自分のものにできるようじっくり練習してみてくださいね。
いつかあなたの演奏も名曲とともにご紹介できる日が来ることを楽しみにしていますよ。