RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン

【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選

クラシックのピアノ曲といえば、優美な旋律や癒やしを与えてくれる穏やかな曲調の作品をイメージされる方が多いかもしれませんね。

しかしこちらの記事でご紹介するのは、そんなイメージを覆すような激しくも美しい、ダイナミックでかっこいいクラシックのピアノ曲の中で、さまざまな作曲家によるピアニストを学習者にとって憧れの上級者向けの作品を集めました!

かっこいいクラシック曲は演奏効果も高いため、発表会やおさらい会でも映えること間違いなし!

テクニック的にも難しく華やかなピアノ曲をお探しの方は必見です!

【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選(71〜80)

映像 第1集 水の反映Claude Debussy

2010入賞者記念 小塩 真優/ドビュッシー:映像 第1集より 「水の反映」
映像 第1集 水の反映Claude Debussy

美しく揺らめく水面に反射する光のきらめき……映像的、絵画的なイメージを想起させる美しい楽曲ですね。

水をテーマとしたクラシックのピアノ曲としては、直接的な影響を受けたフランツ・リストの『エステ荘の噴水』、そしてモーリス・ラヴェルの『水の戯れ』と並んで有名な曲として知られるクロード・ドビュッシーの『水の反映』を紹介します。

ピアノ曲集『映像 第1集』として発表された楽曲で、水の動きそのものに着目した『水の戯れ』とはまた違う視点で描き出された、作者の繊細な感性を通して生まれた音世界は、暑い日差しの威力を和らげてくれるような効果も持っておりますね。

古典的な作法から外れた自由な作曲方法で知られるドビュッシーの曲ですから、がちがちのクラシック曲は苦手……という方もぜひチェックしてみてください!

「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」Franz Liszt

リスト:「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」
「パガニーニ大練習曲」より第6曲「主題と変奏」Franz Liszt

優美で気品があふれる旋律と華麗なピアノ技巧が融合した傑作です。

パガニーニのヴァイオリン曲を見事にピアノ用に編曲し、1851年に改訂版として世に送り出されました。

原曲の持つ優雅さはそのままに、ピアノならではの表現力を存分に引き出した本作は、聴衆を魅了する魔法のような音色を奏でます。

両手の絶妙な交差やアルペジオの連続など、技巧的な難しさを感じさせない流麗な演奏は、まさに音楽の芸術性を体現しています。

演奏時間は約2分と短めながら、豊かな音楽性と高度な技巧を兼ね備えた本作は、ピアノ演奏の醍醐味を存分に味わえる逸品です。

ステージで存在感を放ちたい方や、ピアノの可能性に挑戦したい方におすすめの一曲といえるでしょう。

12の練習曲 Op.25-12「大洋」Frederic Chopin

Szymon Nehring – Etude in C minor Op. 25 No. 12 (third stage)
12の練習曲 Op.25-12「大洋」Frederic Chopin

ショパンの名作『12の練習曲』。

エチュードでありながら、楽曲としての深みがすごく、高い演奏効果も相まって非常に評価の高い作品です。

そのなかでも、今回はこちらの『12の練習曲 Op.25-12「大洋」』を紹介したいと思います。

この作品の難易度は上級のなかでは下位といったところでしょうか。

異常に難しいというわけではありませんが、両手によるアルペジオはかなりの難易度をほこります。

きらびやかで美しい作品なので、ぜひチェックしてみてください。

【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選(81〜90)

12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」Frederic Chopin

黒鍵のエチュード/Etude Op10-5/ショパン/Chopin/ピアノ/Piano/CANACANA
12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」Frederic Chopin

芸術性、難易度ともに高いことで知られるフレデリック・ショパンの練習曲。

『12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」』は「黒鍵のエチュード」とも呼ばれ、曲集の中でも知名度の高い1曲です。

黒鍵の上を駆け抜けるメロディを弾きこなすには相当な練習量が求められますが、丁寧に練習を重ねることで、速いパッセージがふんだんに盛り込まれたさまざまな難曲を弾きこなすのに必要なテクニックを習得できます。

上級者向けの曲ですが、テクニックを磨くため、積極的にチャレンジしてみましょう!

8つの演奏会用練習曲より 第8曲「終曲」Nikolai Kapustin

ジャズの要素を巧みに取り入れたクラシックピアノ曲で、力強さとエネルギーに満ちた演奏効果の高い作品です。

8分音符を基調とした力強い第1主題と、柔らかな印象の第2主題が見事に絡み合い、華麗なソナタ形式で構成されています。

1984年に書き上げられたこの楽曲は、複雑なリズム構造と急速なパッセージを含み、ピアニストに高い技術を要求しますが、ジャズの軽快さと自由さも感じられる魅力的な1曲です。

本作は、クラシック音楽の技巧とジャズのリズム感を兼ね備えており、発表会で演奏すれば観客を魅了できるでしょう。

演奏には相当な練習時間が必要ですが、華やかで聴き映えのする作品を披露したい上級者の方にぴったりです。

おわりに

いかがだったでしょうか。

弾けたら超絶かっこいいピアノの名曲をお届けしました。

クラシック音楽のピアノ作品には、静かでロマンチックなものだけでなく、今回ご紹介したような情熱的でかっこいい楽曲も非常に多く存在します。

もちろん弾くうえでは相当なテクニックを要求されますが、作曲家たちが燃えるような魂を込めて生み出した作品です。

ぜひ自分のものにできるようじっくり練習してみてくださいね。

いつかあなたの演奏も名曲とともにご紹介できる日が来ることを楽しみにしていますよ。