RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン

【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ

小説や映画作品などに短編作品があるように、クラシックのピアノ作品にも短い小品が存在します。

短いからといってシンプルな楽曲ばかりではなく、限られた時間の中に作曲者のセンスや技法が詰め込まれている印象的な作品も多く、掘り下げてみるとその世界は実に奥深いものです。

本記事では、短いもので1分以内、長くても3分弱のピアノ曲の中から、一度聴いたら忘れられないかっこいいクラシック作品を厳選してご紹介します!

ピアノの発表会や演奏会で「あともう少し演奏したい」というときにプラスする曲としてもオススメなので、演奏の機会を控えている方もぜひチェックしてみてくださいね。

【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ(11〜20)

練習曲Op.10-12「革命」Frederic Chopin

革命のエチュード(ショパン)Chopin – Etude in C minor, Op.10 No.12 “Revolutionary”
練習曲Op.10-12「革命」Frederic Chopin

幻想的かつ個性的な作曲で多くの名曲を作り出してきた偉大な作曲家、フレデリック・ショパン。

とてつもない数の名曲を誇るショパンですが、その中でも特にオススメしたいのがこちらの『練習曲Op.10-12「革命」』。

本作の魅力はなんといっても、冒頭からはじまる非常に激しい劇的なメロディーです。

誰しも一度は耳にするほどの有名な作品ですが、腰を落ち着けて聴いてみると、改めて迫力に圧倒されることでしょう。

クラシック音楽のピアノ曲は長いイメージがありますが、意外にも3分に収まるのが驚き。

冒頭のインパクトから勢いを失わずに演奏されると聴いている時間はあっという間に過ぎてしまうことでしょう。

フィナーレ Op.40-8(カプースチン 8つの演奏会用練習曲)Nikolai Kapustin

ニコライ・カプースチンさんは1937年にウクライナ生まれのロシアの作曲家兼ピアニストです。

クラシック音楽とジャズを融合させた独自のスタイルで知られ、20世紀および21世紀の最も多作な作曲家の一人とされています。

1984年に作曲された『8つの演奏会用エチュード Op.40』は、カプースチンさんの代表作品の一つです。

本作は、最終楽章フィナーレとなっており、スウィングやブギウギ、ロック、ラテンのリズムなど、多彩な音楽ジャンルの要素を取り入れています。

最初の楽章「プレリュード」とも路線が似ており、「プレリュード」から始まり本楽章まで演奏されたときはドラマ性もあり、観客を飽きさせません。

弾き切った奏者には盛大な拍手を送りたくなりますね!

最終楽章は3分以内、冒頭から聞いてもあっという間です。

4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky

The Modern Étude – Stravinsky: Étude Op.7 No.4 in F sharp major | Takashi Yamada 山田剛史
4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky

1908年に制作された2分弱の小品は、和声とリズムの斬新な組み合わせが光る傑作です。

軽快で活発な音の動きは、まるで花火のようにめまぐるしく弾け、聴く者を魅了します。

シンコペーションを巧みに取り入れたダイナミックな展開と、鮮やかな和音進行が絶妙に調和し、演奏者の技量を存分に引き出します。

本作は、短いながらも音楽の可能性を追求したイーゴリ・ストラヴィンスキーの革新的な精神が凝縮されており、ピアノ演奏会のアンコール曲として、心に残る感動を与えることでしょう。

なお、1947年11月にはピアニストのナディア・ライゼンバーグさんがカーネギー・ホールで印象的な演奏を残しています。

エチュード「30の子供の小品 Op.27」第3番Dmitri Kabalevsky

シンプルながらも魅惑的な旋律とダイナミックなリズムが織り成す小品は、1937年から1938年にかけて子供たちのために作曲された名曲『30の子供の小品 Op.27』の一曲です。

エネルギッシュな右手のメロディと力強い左手の和音が織り成す響きは、まるで心躍るようなダンスを思わせます。

本作は技巧的なエッセンスも含みながら、表情に豊かな響きを持つピアノ小品です。

保守的でありながらも革新的な和音の進行は、短い演奏時間の中で聴く人の心を鷲掴みにします。

発表会やコンクールでの演奏に最適な一曲で、ロシア民謡の要素を取り入れた親しみやすい旋律は、聴衆の心に深く響くことでしょう。

4つのロンド Op.60 第4曲「トッカータ」Dmitri Kabalevsky

Dmitry Kabalevsky – Rondo-Toccata Op. 60 No. 4 (audio + sheet music)
4つのロンド Op.60 第4曲「トッカータ」Dmitri Kabalevsky

ドミトリー・カバレフスキーさんは、子供向けピアノ作品を多数遺した作曲家。

子供たちの音楽教育に情熱を注ぎ、彼らが音楽を通して世界を見る方法を理解できるようにと願っていました。

そんなカバレフスキーさんの作品の一つ、1958年に作曲された『4つのロンド Op.60』の第4曲『トッカータ』は、明るく力強いリズムとメロディが印象的な活気あふれる楽曲です。

繰り返しのセクションが多用され、演奏者には速い指の動きと正確なリズム感が求められます。

教育的観点から非常に価値のある作品とされ、多くのピアノ教育のカリキュラムに取り入れられています。

技術的な挑戦を楽しみながら、カバレフスキーさんの音楽的表現を味わえる1曲です。

30の子供の小品 Op.27 第29曲「騎士」Dmitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】騎士 ♫ カバレフスキー / Rider, Kabalevsky
30の子供の小品 Op.27 第29曲「騎士」Dmitri Kabalevsky

こども向けのピアノ作品を数多く残した、ロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーの『騎士』は、騎士の勇敢な姿を表すようなキリッとしたかっこいい曲です!

この曲は3つのパートに分かれており、はじめは左手がメロディ、中間部で右手にメロディが移り、最後は左手にメロディが戻ってきてフィナーレを迎えます。

1分以内で短くかつかっこいい曲などでピアノの発表会では人気の1曲となっています。

こども向けということもあり小さいお子様でも演奏することが可能で、短くてかっこいい曲を探している方には特におすすめの1曲です。

【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ(21〜30)

小さな黒人Claude Debussy

【ピアノ発表会おすすめ】小さな黒人 ♫ ドビュッシー / The little nigar (Cakewalk), Debussy
小さな黒人Claude Debussy

『小さな黒人』は、2拍子の「ケークウォーク」と呼ばれるステップのリズムをベースに作曲されたピアノ小品です。

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーの作品で、正しく拍を刻む左手パートの上に、シンコペーションの軽やかなリズムの右手パートが重なっています。

軽快でそのまま進んでいくと思いきや、途中で穏やかに。

しかしそれも長くは続かず、うずうずした状態からまたケークウォークのリズムに戻っていきます。

ピアノの発表会でも人気が高い曲となっており、ピアノを習っているお子様本人や保護者であればよく聞く1曲です。

冒頭のフレーズは何度も出てきて一度聴いたらなかなか忘れられません。