【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ
小説や映画作品などに短編作品があるように、クラシックのピアノ作品にも短い小品が存在します。
短いからといってシンプルな楽曲ばかりではなく、限られた時間の中に作曲者のセンスや技法が詰め込まれている印象的な作品も多く、掘り下げてみるとその世界は実に奥深いものです。
本記事では、短いもので1分以内、長くても3分弱のピアノ曲の中から、一度聴いたら忘れられないかっこいいクラシック作品を厳選してご紹介します!
ピアノの発表会や演奏会で「あともう少し演奏したい」というときにプラスする曲としてもオススメなので、演奏の機会を控えている方もぜひチェックしてみてくださいね。
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- 【初級~中級】難易度が低めなショパンの作品。おすすめのショパンの作品
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選
- 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
- 【初級編】発表会で弾きたいおすすめのピアノ曲まとめ
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介
【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ(41〜50)
30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky

子供向けのピアノ作品や、音楽教育に関する著書を数多く残したロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーの『30の子供の小品 Op.27』。
個性が豊かな小品集の第12曲目に収録されている『トッカティーナ』は、歯切れのよいリズミカルな楽曲です。
「トッカティーナ」とは、小さな即興曲のこと。
即興的な軽やかさが際立つ作品であり、弾く際はスラーとスタッカートをはっきり弾き分けてメリハリを付けることが求められます。
【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ(51〜60)
木馬Aram Khachaturian

20世紀を代表するアルメニア人作曲家アラム・ハチャトゥリアンさんの作品です。
1903年にジョージアで生まれ、ソ連時代に活躍したハチャトゥリアンさんは、民族音楽の要素を取り入れた独特のスタイルで知られています。
本作は短い曲ながらも、彼の特徴である鮮やかな調和と魅力的なリズムが詰まっています。
アルメニアの民族的アイデンティティを感じさせる官能的なメロディーは、聴く人の心に深く響きます。
ピアノの発表会や演奏会で、もう一曲演奏したいときにぴったりの曲ですね。
クラシック音楽に興味のある方にもおすすめです。
12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」Frederic Chopin

芸術性、難易度とともに高いことで知られるフレデリック・ショパンの練習曲。
『12の練習曲 Op.10 第5番「黒鍵」』は「黒鍵のエチュード」とも呼ばれ、曲集の中でも知名度の高い1曲です。
黒鍵の上を駆け抜けるメロディを弾きこなすには相当な練習量が求められますが、丁寧に練習を重ねることで、速いパッセージがふんだんに盛り込まれたさまざまな難曲を弾きこなすのに必要なテクニックを習得できます。
ピアノが弾けるという方は上級者向けの曲ですが、テクニックを磨くため、積極的にチャレンジしてみましょう!
演奏時間は2分弱、作品としても音楽性が高い作品なので聴いても短くて聞きやすいですね。
クライスレリアーナ Op.16 第7曲Robert Schumann

非常に情熱的で劇的な表現が特徴的なこの曲。
急速なテンポとハ短調の調性が融合し、聴く者の心をつかみます。
約2分30秒の短い演奏時間ながら、ロベルト・シューマンの内面的な葛藤や情熱が凝縮されています。
激しいアクセントを持つアルペッジョの繰り返しが緊張感を高め、中間部のフガートとの対比が印象的です。
1838年に作曲された本作は、シューマンがクララ・ヴィークとの結婚に反対され苦悩していた時期の作品。
ロマン派音楽の特徴である感情表現の豊かさが存分に発揮されており、ピアノ演奏の技術と表現力が試される1曲です。
クラシック音楽の深い感動を味わいたい方におすすめの名曲です。
クシコス・ポストHermann Necke

この曲を聴くと走りたい気持ちに駆られる方も多いのではないでしょうか?
運動会の徒競走のBGMとしてもおなじみの『クシコス・ポスト』は、ドイツの作曲家ヘルマン・ネッケの作品です。
吹奏楽やオーケストラの演奏をイメージが強いかもしれませんが、実はもともとはピアノ曲なんです!
タイトルは「馬に乗る人」を意味するハンガリー語と、「郵便」を意味するドイツ語がかけ合わされた言葉。
まさに曲調とピッタリのタイトルですよね!
ピアノで演奏するとより軽快な様子が際立つので、ピアノをやっているという方はぜひ弾いてみてください。
トルコ風ロンドJohann Burgmüller

イ短調からイ長調への転調を伴う華やかでリズミカルな曲調が特徴的な本作は、軽快なスタッカートと流れるような16分音符のフレーズが印象的です。
異国情緒があふれる旋律とリズムに、アウフタクトを意識した自然な流れと躍動感が加わり、聴衆を魅了します。
アレグレットのテンポ指定で、全体的に生き生きとした表現が求められ、スタッカートとレガートの対比を明確にすることでキャラクターがより際立ちます。
滑らかな演奏技術と表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
リズム感や指の独立性を養いながら、多彩な音楽スタイルへの理解も深められます。
発表会やコンクールでも人気があり、技術と表現力をアピールできる絶好の機会となるでしょう。
トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart

陽気で軽快な旋律が印象的な本作は、18世紀後半に流行したトルコ風音楽の影響を受けた名曲です。
オスマン帝国の軍楽隊を模倣した独特のリズムと、シンバルや太鼓を思わせる力強い音色が特徴的。
1783年頃に作曲されたこの曲は、ウィーン時代のモーツァルトの創造性が遺憾なく発揮された傑作といえるでしょう。
親しみやすい旋律とエキゾチックな雰囲気が見事に融合しており、クラシック音楽入門者から上級者まで幅広く楽しめる一曲です。
有名な曲はメロディアスで分かりやすく短いというのもあるのでしょうか。
よく聞くこの1曲は演奏時間にすると3分です。
モーツァルトの作品でも著名な作品です。