昭和の時代、たくさんの名曲やヒット曲が生まれ、そして人々に愛聴されました。
中でも冬はクリスマスやお正月などのイベントも盛り沢山、そして雪景色などドラマティックなテーマがいっぱいの季節。
本特集では、そんな昭和の冬ソングの名曲たちをご紹介します。
当時をリアルタイムで知る人には懐かしいお気持ちで、また昭和をリアルタイムでご経験されていない方には新鮮なお気持ちで楽しんでいただければと思います。
ぜひお楽しみください!
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【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング(1〜10)
サボテンの花チューリップ

昭和を代表する名曲の一つとして知られるこの楽曲は、切なさと温かさが共存する心に染みる歌詞とメロディが魅力です。
1975年にリリースされ、チューリップの代表曲として多くの人々に愛され続けています。
1997年には、ドラマ『ひとつ屋根の下2』の主題歌としてセルフカバーバージョンがリリースされ、再び注目を集めました。
家族の絆や人生の複雑さを象徴するような内容は、冬の季節に聴くとより一層心に響きます。
寒い夜に一人で過ごす時や、大切な人との温かい時間を過ごす際にぴったりの一曲。
昔を懐かしむ方はもちろん、昭和の名曲を知りたい若い方にもおすすめです。
冬の稲妻アリス

谷村新司さん、堀内孝雄さんがボーカルを務めるフォークグループ、アリスの11枚目のシングルです。
オリコン週間ベスト10入り、人気音楽番組『ザ・ベストテン』初ランクインを記録し、1972年のデビュー以降なかなかヒット作に恵まれなかったアリスにとって初のヒットソングとなりました。
心に大きな傷跡が残るような衝撃的な別れを歌った本曲。
深みのあるワイルドな声からは、虚しさや悔しさ、寂しさなど、さまざまな恋の痛みを感じさせられます。
STILL LOVE HER (失われた風景)TM NETWORK

アニメ『シティーハンター2』のエンディングテーマとしても使用されたこちらの『STILL LOVE HER (失われた風景)』は、冬の名曲としても多くの人々に愛されています。
1988年12月にリリースされたアルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL’S LIFE 1991〜』に収録されたこの楽曲は、TM NETWORKの代表曲の一つとして知られています。
シンセサイザーを基調としたバラード調の曲調に、木根尚登さんのハーモニカソロが印象的なアレンジが施されています。
ロンドンの風景を描いた歌詞には、失われた愛への未練や切ない想いが込められており、冬の日差しや12月の星座といったイメージが巧みに織り込まれています。
本作は、寒い季節に聴きたくなる心温まる一曲として、長年にわたって多くのリスナーに愛され続けていますよ。
悲しみは雪のように浜田省吾

1981年に発売された浜田省吾さんの14枚目のシングルです。
11年後の1992年、鈴木保奈美さん主演のドラマ『愛という名のもとに』の主題歌に起用されたことをきっかけに、同年に23枚目のシングルとして再リリースされました。
歌詞には、母親が脳梗塞に倒れ深い悲しみと絶望に暮れるなか、ひとに対してやさしい気持ちになれたという浜田省吾さん自身の実体験が反映されているそうです。
誰もが孤独を心に抱えて生きているけれど、必ずどこかで見守ってくれている人がいる。
ワイルドな歌声のなかに、柔らかな温かさを感じる名曲です。
雨が雪に変わった夜に浅香唯

冬の情景と切ない恋心を描いた名曲が、1988年12月にリリースされたアルバム『HERSTORY』に収録されています。
作詞は麻生圭子さん、作曲はTM NETWORKの木根尚登さんが手掛け、冬の夜の静けさと心の揺れ動きを繊細に表現しています。
メロディーラインの柔らかさと井上鑑さんによる繊細な編曲が、冬の冷たさと暖かさを同時に感じさせる幻想的な雰囲気を醸し出しています。
浅香唯さんの20歳前後の時期に発表された本作は、アイドルから大人の女性への転換期を象徴する楽曲とも言えるでしょう。
過去を振り返る感傷的な内容が印象的で、冬の夜にしっとりと聴きたくなる一曲です。
津軽海峡冬景色石川さゆり

石川さゆりさんの言わずと知れた代表曲、1977年に発売された15枚目のシングルです。
アイドルとしてデビューした石川さゆりさんが本格的演歌歌手に変貌を遂げるきっかけの一曲であり、レコード大賞歌唱賞をはじめとするさまざまな賞を受賞して大ヒット曲の仲間入りを果たしました。
北を目指す女性の心情が描かれた本曲は、小林幸子さんや山崎まさよしさんなど数々の有名アーティストによってカバーされた他、北京語や台湾語バージョンで海外の歌手にカバーされるなど、海を越えてアジア中で愛されています。
冬物語フォー・クローバース

雪景色と心の冷たさが重なるような描写が魅力的な1972年の名曲です。
フォー・クローバースによる本作は、同年放送の日本テレビ系列ドラマの主題歌として起用されました。
阿久悠さんの作詞と坂田晃一さんの作曲・編曲によるメロディアスなバラードは、寒い冬の季節感や別れの寂しさを見事に表現しています。
駅での別れや愛を求めて彷徨う女性の姿を描いた歌詞は、多くの人の心に響く内容となっていますね。
冬の夜、一人で過ごす時間や、大切な人との思い出に浸りたいときにぴったりの一曲です。
懐かしさと共に心に沁みる、昭和の冬ソングの名作と言えるでしょう。