昭和の時代、たくさんの名曲やヒット曲が生まれ、そして人々に愛聴されました。
中でも冬はクリスマスやお正月などのイベントも盛り沢山、そして雪景色などドラマティックなテーマがいっぱいの季節。
本特集では、そんな昭和の冬ソングの名曲たちをご紹介します。
当時をリアルタイムで知る人には懐かしいお気持ちで、また昭和をリアルタイムでご経験されていない方には新鮮なお気持ちで楽しんでいただければと思います。
ぜひお楽しみください!
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【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング(1〜10)
木枯らしの舗道天地真理

1974年12月に発売された天地真理さんの通算12枚目のシングルは、冷たい木枯らしが吹き抜ける街角を舞台に、過ぎ去った青春への切ない想いを綴った冬のバラードです。
山上路夫さんが作詞、森田公一さんが作曲、穂口雄右さんが編曲を手がけた本作は、かつての恋やふれあいを懐かしむ主人公の心情を、冬の冷たい風景に重ねて描いています。
オリコンチャート14位を記録し、約12.5万枚の売り上げとなった楽曲で、明るく爽やかなイメージで一世を風靡した天地真理さんの新たな表現に挑戦した作品といえるでしょう。
失われた時間への郷愁に浸りたいとき、寒い季節の夕暮れにそっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
冬の色山口百恵

1970年代を代表するアイドル歌手として不動の人気を誇った山口百恵さん。
1974年に発売された7枚目のシングルは、静謐なバラード調のメロディーと抑制された歌声が心に染み入ります。
許された口紅の色や清らかな恋心が綴られたリリックは、冬の寒さと切なさを重ねあわせながら、距離を感じる恋の情景を繊細に描いていますよね。
オリコンで6週間1位を記録し、彼女にとって初のシングル首位獲得作となった本作は、アイドル歌謡の枠を超えた表現力の深化を感じさせる転機的な一曲です。
静かに恋心と向きあいたいときに聴きたい、色あせない冬の名曲ですね。
雪よ降れ雅夢

1980年代の叙情派フォークデュオとして知られる雅夢が1981年12月にリリースしたアルバム『風花』の冒頭を飾るこの楽曲は、静かに降る雪に託された切ない想いが響く冬のバラードです。
柔らかなギターの音色に乗せて、雪が舞う情景のなかで誰かを想う心の揺れが繊細に描かれています。
透明感のあるハーモニーと内省的な歌詞が織りなす世界観は、雅夢ならではの抒情性に満ちており、冬の静けさに寄りそうような温もりを感じさせてくれます。
寒い季節にひとり、過ぎ去った日々や大切な人を思い返したくなるとき、心に染みわたる1曲です。
石狩挽歌北原ミレイ

北海道の石狩を舞台に、ニシン漁にかける男とその傍らで寄り添う女性の切ない想いを描いた名曲。
北原ミレイさんが1975年6月にリリースした8枚目のシングルで、東京音楽祭で作詞賞と編曲賞をW受賞しました。
なかにし礼さんによる詩情豊かな歌詞と、浜圭介さんの哀愁漂うメロディー、そして馬飼野俊一さんの情感あふれる編曲が三位一体となり、北の海に生きる人々の哀しみと諦めをドラマティックに表現しています。
雪が降りしきる冬の海辺で網を繕う姿が目に浮かぶような、深い叙情性に満ちた本作は、しみじみと昭和の風景に思いを馳せたいときにぴったりの一曲です。
白い冬ふきのとう

秋の終わりから冬へと移りゆく季節の中で、過ぎ去った恋への切なさを静かに歌い上げる本作。
1974年9月にリリースされたふきのとうのデビューシングルで、オリコン週間14位を記録し、約18.5万枚の売り上げを達成しました。
アコースティックギターを基調とした素朴な演奏に、2人の声が溶け合うハーモニーが重なり、深まる秋の寂しさと白い冬の到来を繊細に描きます。
派手な装飾を抑えた純粋なフォークサウンドが、失われた時間への郷愁を静かに呼び起こす名曲です。
かつての恋を思い出す夜や、雪の降る窓辺でゆっくり過ごしたい時におすすめですよ。
サボテンの花チューリップ

昭和を代表する名曲の一つとして知られるこの楽曲は、切なさと温かさが共存する心に染みる歌詞とメロディが魅力です。
1975年にリリースされ、チューリップの代表曲として多くの人々に愛され続けています。
1997年には、ドラマ『ひとつ屋根の下2』の主題歌としてセルフカバーバージョンがリリースされ、再び注目を集めました。
家族の絆や人生の複雑さを象徴するような内容は、冬の季節に聴くとより一層心に響きます。
寒い夜に一人で過ごす時や、大切な人との温かい時間を過ごす際にぴったりの一曲。
昔を懐かしむ方はもちろん、昭和の名曲を知りたい若い方にもおすすめです。
雪化粧松山千春

北海道出身のシンガーソングライター、松山千春さんが1978年にアルバム『歩き続ける時』で世に送り出した冬の名曲。
静かに白い雪が降り続く情景から始まり、寒い部屋で独り想いを巡らせる心情が優しく歌われています。
何が悲しいわけでもないけれど、ただ大切な人を抱きしめていたいという切なる願いが、抑制されながらも力強く響くリリックが印象的ですね。
1997年にはシングル『クリスマス』のB面曲としてリメイクされ、コロナ暖房機器のCMソングにも起用されました。
降りしきる雪に想いを重ねる静かな冬の夜、温かい部屋で大切な人のことを想う時間にそっと寄りそってくれる作品です。







