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【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング

昭和の時代、たくさんの名曲やヒット曲が生まれ、そして人々に愛聴されました。

中でも冬はクリスマスやお正月などのイベントも盛り沢山、そして雪景色などドラマティックなテーマがいっぱいの季節。

本特集では、そんな昭和の冬ソングの名曲たちをご紹介します。

当時をリアルタイムで知る人には懐かしいお気持ちで、また昭和をリアルタイムでご経験されていない方には新鮮なお気持ちで楽しんでいただければと思います。

ぜひお楽しみください!

【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング(11〜20)

津軽海峡・冬景色石川さゆり

石川さゆりさんの言わずと知れた代表曲、1977年に発売された15枚目のシングルです。

アイドルとしてデビューした石川さゆりさんが本格的演歌歌手に変貌を遂げるきっかけの一曲であり、レコード大賞歌唱賞をはじめとするさまざまな賞を受賞して大ヒット曲の仲間入りを果たしました。

北を目指す女性の心情が描かれた本曲は、小林幸子さんや山崎まさよしさんなど数々の有名アーティストによってカバーされた他、北京語や台湾語バージョンで海外の歌手にカバーされるなど、海を越えてアジア中で愛されています。

外は白い雪の夜吉田拓郎

冬の情景を美しく描いた名曲ですね。

松本隆さんの繊細な詞と吉田拓郎さんの心に染みる歌声が絶妙なハーモニーを奏でています。

雪が降る中での切ない別れを描いた歌詞は、聴く人の心に深く響くことでしょう。

1978年11月にリリースされたアルバム『ローリング30』に収録された本作は、その後も様々なバージョンでアルバムに収録され、ライブでも披露される人気曲となりました。

ダイアモンド☆ユカイさんや和田アキ子さんなど、多くのアーティストによってカバーされたことも、楽曲の魅力を物語っていますよね。

寒い冬の夜、恋人と過ごした思い出を振り返りたくなったとき、ぜひ聴いてみてください。

きっと心に染み入る素敵な時間を過ごせるはずです。

恋人がサンタクロース松任谷由実

「クリスマスソングといえばこれ!」いちばんに思い浮べる方も多いのではないでしょうか?

松任谷由実さんが1980年に発売した10枚目のオリジナルアルバムに収録され、今や冬の定番曲となった本曲。

松田聖子さんや島谷ひとみさんなどの人気アーティストによって歌い継がれ、2020年代に入ってからも次々とカバーが発表されています。

クリスマスが近づくと必ず街中で耳にする松任谷由実さんの声。

毎年さまざまなアーティストがクリスマス曲を発表するなかまったく人気が衰えることのない、まさに伝説の一曲といえるでしょう。

雪國吉幾三

降り積もる雪のように、聴く人の心に染み入る一曲。

1986年2月にリリースされたこのナンバーは、吉幾三さんの代表作として知られています。

雪国の情景と切ない恋心を見事に描き出し、オリコン1位を獲得するほどの大ヒットとなりました。

吉幾三さんの温かみのある歌声が、冬の寒さに震える心を優しく包み込みます。

本作は、コミックソングのイメージが強かった吉幾三さんが、本格的な演歌歌手としての地位を確立するきっかけとなった曲でもあります。

寒い冬の夜、誰かを思い出してしまいそうな時に聴くのがおすすめです。

北の宿から都はるみ

都はるみ / 北の宿から [リリックビデオ]
北の宿から都はるみ

1975年に発売された曲にもかかわらず、2021年に放送された日清どん兵衛のCM曲に使用されるなど、時代を超えて愛され続ける名曲です。

都はるみさんの67枚目のシングルである本曲は、140万枚を超える大ヒットを記録し、日本レコード大賞と日本有線大賞のW受賞という史上初の快挙を成し遂げました。

目の前にいない、現れることもおそらくないであろう恋人を思い、ただただ寂しさを吐露する切ない歌詞。

女の無念を思わせる都はるみさんの歌声が心に突き刺さります。

北酒場細川たかし

細川たかし / 北酒場 [ライブ映像]
北酒場細川たかし

北国の酒場での出会いと恋を描いた名曲。

細川たかしさんの18枚目のシングルとして1982年3月にリリースされました。

なかにし礼さんと中村泰士さんがタッグを組んで生み出されたこの楽曲は、演歌というよりも軽快な歌謡曲風。

冷え込む夜に温もりを求め合う男女の姿が、心温まるメロディーと共に描かれています。

本作は1982年のオリコン年間ヒットチャートで第5位を記録する大ヒットとなりました。

冬の夜長、ほろ酔い気分でゆったりと聴きたい一曲。

誰もが口ずさめるフレーズと、語りかけるような歌声が絶妙です。

懐かしい昭和の風景を思い描きながら、寒い季節を過ごす皆さんにおすすめです。

【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング(21〜30)

12月のエイプリル・フールEPO

1985年にリリースされたこの楽曲は、クリスマスシーズンという華やかな季節に潜む切なさを描いたバラードです。

タイトルが暗示するように、12月なのにエイプリル・フールという矛盾した表現が、裏切られた恋心を象徴しています。

オンリー・ワンだと信じていた相手が実はそうではなかったという痛みと、仕事優先で過ごす孤独なクリスマスが重なり合う歌詞世界は、恋愛の理想と現実のギャップを鮮やかに映し出しています。

佐藤博さんによる編曲は、ストリングスと抑制されたシンセサイザーが織りなすアダルト・オリエンテッド・サウンド。

アルバム『PUMP! PUMP!』に収録され、後年セルフカバー版も制作されるなど、EPOさんのキャリアを代表する一曲として長く愛されています。

失恋の痛みを抱えながら冬を迎える方や、華やかなだけではないクリスマスの一面に共感できる方にオススメです。