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【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング

昭和の時代、たくさんの名曲やヒット曲が生まれ、そして人々に愛聴されました。

中でも冬はクリスマスやお正月などのイベントも盛り沢山、そして雪景色などドラマティックなテーマがいっぱいの季節。

本特集では、そんな昭和の冬ソングの名曲たちをご紹介します。

当時をリアルタイムで知る人には懐かしいお気持ちで、また昭和をリアルタイムでご経験されていない方には新鮮なお気持ちで楽しんでいただければと思います。

ぜひお楽しみください!

【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング(21〜30)

シャ・ラ・ラサザンオールスターズ

『ごめんねチャーリー』と両A面でリリースされたサザンオールスターズことサザンの雰囲気あるクリスマスソング。

この曲は1980年のリリースというのですから時の流れの速さ、サザンのすごさも感じますね。

原由子さんとのデュエットがそのままシングルになっているのも珍しいです。

「クリスマスの夜だからあなた以外の人を思うのはよすわ」とも読み取れる大人な歌詞はいつものユーモアのある桑田さんを完全に封印したもの。

このクリスマスソング、しっとり系サザンの名曲だとも思います!

クリスマス・イブ山下達郎

榮倉奈々出演、山下達郎「クリスマス・イブ」特別映画版PV
クリスマス・イブ山下達郎

山下達郎さんの通算12作目のシングルで1983年12月リリース。

もはや日本のクリスマスソングの定番曲と言っても過言でないほどの名曲ですよね。

現在でもクリスマスになると必ず耳にすることがある一曲です。

楽曲そのものがとても素晴らしいのはもちろんですが、筆者がみなさんに注目して聴いていただきたいのは、この楽曲のコーラスワークです。

山下達郎さん1人での多重録音によるコーラスワークですが、この曲が作られた頃のレコーディング環境などを考えると、「よくこれが実現できたなぁ…」と感心してしまいます!

【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング(31〜40)

冬物語フォー・クローバース

雪景色と心の冷たさが重なるような描写が魅力的な1972年の名曲です。

フォー・クローバースによる本作は、同年放送の日本テレビ系列ドラマの主題歌として起用されました。

阿久悠さんの作詞と坂田晃一さんの作曲・編曲によるメロディアスなバラードは、寒い冬の季節感や別れの寂しさを見事に表現しています。

駅での別れや愛を求めて彷徨う女性の姿を描いた歌詞は、多くの人の心に響く内容となっていますね。

冬の夜、一人で過ごす時間や、大切な人との思い出に浸りたいときにぴったりの一曲です。

懐かしさと共に心に沁みる、昭和の冬ソングの名作と言えるでしょう。

雨が雪に変わった夜に浅香唯

Snow Winding Road: Midwinter 1988 (2015 Remaster)
雨が雪に変わった夜に浅香唯

冬の情景と切ない恋心を描いた名曲が、1988年12月にリリースされたアルバム『HERSTORY』に収録されています。

作詞は麻生圭子さん、作曲はTM NETWORKの木根尚登さんが手掛け、冬の夜の静けさと心の揺れ動きを繊細に表現しています。

メロディーラインの柔らかさと井上鑑さんによる繊細な編曲が、冬の冷たさと暖かさを同時に感じさせる幻想的な雰囲気を醸し出しています。

浅香唯さんの20歳前後の時期に発表された本作は、アイドルから大人の女性への転換期を象徴する楽曲とも言えるでしょう。

過去を振り返る感傷的な内容が印象的で、冬の夜にしっとりと聴きたくなる一曲です。

冬のアルバム松田聖子

1980年代を代表するアイドル歌手として知られ、社会現象になるほどの人気を誇ったシンガーソングライター、松田聖子さん。

通算2作目のアルバム『North Wind』に収録されている楽曲『冬のアルバム』は、スタイリッシュなアンサンブルと抑え目で歌唱されるメロディーが冬の情景とリンクしますよね。

好きな人と過ごす空間をイメージさせるリリックは、寒い季節だからこそ温かい気持ちにさせられるのではないでしょうか。

世代の方であれば青春時代を思い出してしまうであろう、色あせない冬の名曲です。

北風のキャロル荻野目洋子

昭和の冬ソングの名曲として知られる楽曲が、1987年10月にリリースされました。

TBS系テレビドラマ『赤ちゃんに乾杯!』の主題歌としても起用され、オリコンチャートで第2位を記録。

失恋の痛みを北風に例えた歌詞と、荻野目洋子さんの繊細な歌声が、聴く人の心に深く響きます。

冬の寒さや季節の変わり目が恋の終わりを象徴し、過去の幸せな時を懐かしむ一方で、現実の孤独と寂しさを描いた本作。

寒い冬の夜、温かい部屋で静かに聴きながら、自分の恋愛を振り返るのにぴったりの一曲ですね。

雪のふるまちを高英男

日本にシャンソン音楽をもたらした第一人者の高英男さんが1952年にリリースした『雪の降るまちを』。

1951年にNHKラジオで放送された連続放送劇『えり子とともに』の挿入歌にも起用されたことをきっかけに、注目を集めました。

冬の寒い日をテーマに描いており、切なさや寂しさをつつみこむような温かいメロディーが響きます。

どこか寂しさを感じる季節に寄りそう、彼の優しい歌声が響く楽曲です。

弦楽器の音色に癒やされながら、ノスタルジックな風景を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。