孤独を歌った名曲。一人の時に聴きたいJ-POP
孤独を歌った邦楽の名曲を厳選したソングリストです。
孤独といってもさまざまな感じ方や形があると思います。
1人に絶望したり、1人になりたい時だったり、会えないさびしさを感じることもありますよね。
たいせつな人がいなくても乗りこえていくんだ、という感情も孤独の一種ではないでしょうか。
そんな孤独な気持ちのときに聴きたい名曲の数々。
大ヒット作の他にもまた違ったインパクトだったり、そっと心に支えてくれるような根っこを感じる歌がたくさんあります。
どの曲もリスナーに寄り添うステキな曲が揃っていますので、いろいろ聴いてみてくださいね。
孤独を歌った名曲。一人の時に聴きたいJ-POP(11〜20)
ルビーの指環寺尾聰

寺尾聰さんが歌う昭和の名曲といえば、この『ルビーの指環』です。
1969年から1990年まで放送されていたTV番組『トップテンシリーズ』でも、数々の記録を打ち立てた、まさに一時代を築き上げた名曲です。
大人の男が感じる孤独、そして後悔を歌っています。
Black BirdNEW!Aimer

誰かをうらやむ気持ちや、愛されたいと切望する心を、一羽の黒い鳥の姿に重ねて描いたAimerさんの楽曲です。
この楽曲は2018年9月リリースのシングルで、後に名盤『Penny Rain』にも収録されました。
土屋太鳳さんと芳根京子さんW主演の実写映画『累-かさね-』の主題歌にも起用され、ミステリアスで重厚な世界観を表現しています。
劣等感や焦燥といった暗い感情を、ストリングスとバンドサウンドが織りなすドラマチックな曲調で歌い上げる様子は圧巻ですよね。
「自分の抱える弱さや嫉妬心と向き合いたい」そんな夜に聴けば、きっと複雑な心に寄り添ってくれるはずです。
オリビアを聴きながら杏里

1978年にリリースされた杏里さんのデビュー曲がこちら。
シンガーソングライターの尾崎亜美さんが作った曲で、タイトルのオリビアとはオリビア・ニュートン・ジョンさんのことで、歌詞の中に彼女の歌のタイトルも登場します。
失恋してしまい、一人でさびしい孤独な時をオリビアさんの声に癒やされながら過ごす女性の様子が身近に感じられ、当時はそこまでヒットしませんでしたが少しずつスタンダードナンバーとして定着してきました。
闘う戦士たちへ愛を込めてサザンオールスターズ

現代社会の光と闇を感じるようなサザンオールスターズのナンバー。
TOKIOの長瀬智也さんが主演をつとめた、池井戸潤さん原作の映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌として起用されました。
大企業と中小企業との理不尽さが根底にはびこる映画の内容にぴったりな1曲でした。
社会ではいつくばって闘っていくとき、結局人間は1人なのかもしれません。
信じては裏切られ、理不尽さに押しつぶされ、ないものがあったりあるものがなかったり……。
そんな社会で孤独に闘う人たちへ、まさに愛を届けてくれるのが、この曲なのかもしれません。
リセット向井太一

2018年にリリースされ、アニメ『風が強く吹いている』のエンディングテーマにもなった1曲です。
ゆったりとしたメロディーに向井太一さんのやわらかく安心するような歌声が心に染みこんできます。
自問自答する日々やすべてを失ったとき、何も信じられなくなったときに聴くととても勇気をもらえます。
生きていると誰しも浮き沈みがあるもの。
自分を好きになれなかったり、つながっていてもどこか孤独を感じる心を一度リセットしてくれると思います。
やさしく孤独に寄りそってほしいときはぜひ聴いてみてくださいね。
パラドックスSUPER BEAVER

人間関係の複雑な心情を描いた楽曲で、メロディアスなロックサウンドと共に印象的な歌詞が心に響きます。
他者から理解されたい気持ちと本心を明かすことへの恐れという相反する感情を巧みに表現し、聴く人の心をつかんでいます。
力強いボーカルとバンドサウンドが心の奥底にある感情を引き出してくれる1曲です。
この曲はアルバム『アイラヴユー』に収録された楽曲で、2021年2月にリリースされました。
Sony Music Recordsと再契約を果たしたSUPER BEAVERの記念すべき作品となっています。
同アルバムにはテレビアニメ『ハイキュー!! TO THE TOP』のオープニングテーマなども収録されており、充実した内容となっています。
人間関係に悩んだり、自分の気持ちを相手に伝えるか迷ったりしている時にオススメの曲です。
孤独を歌った名曲。一人の時に聴きたいJ-POP(21〜30)
孤独の太陽モノブライト

北海道出身のバンド、モノブライトのナンバー。
三浦春馬さん主演のドラマ『サムライ・ハイスクール』の主題歌として起用されました。
将来に向かって歩いていく道は、1人で歩いていくことが多いですよね。
そんなときでも太陽だけはその道を、何も言わずちゃんと照らしてくれている、と歌詞ではつづられています。
『孤独な太陽』とタイトルにあるように、太陽そのものもずっと1人で孤独に燃えていますよね。
太陽がそこにある限り、あなたは孤独ではないよと励ましてくれているようにも感じられますね!