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【童謡】春を歌おう!楽しい童謡、民謡、わらべ歌曲集

春は暖かく過ごしやすい気候なので、外へ出かける機会も多いではないでしょうか?

桜の美しさやさわやかな春風を感じたとき、懐かしいあの歌、この歌が浮かんだ人も多いかもしれませんね。

こちらの記事では、春にぴったりの童謡や民謡、わらべうたを紹介します。

「懐かしい春の童謡を聴きたい」「春を感じられる歌が知りたい」など、春をめいっぱい感じたい方にオススメです。

懐かしの名曲から、保育園や幼稚園で歌われているお子さんに楽しんでもらえる歌までたっぷりお届けしますね。

【童謡】春を歌おう!楽しい童謡、民謡、わらべ歌曲集(41〜50)

一ねんせいになったら作曲:山本直純/作詞:まど・みちお

童謡『一年生になったら』、親目線でこの曲を聴けばいつの間にかちょっと感動にも聴こえてくるのは気のせいでしょうか。

幼稚園から小学校に上がる子どもの成長や未来を感じさせてくれる1曲です。

これから待っている楽しいこと、期待や希望に胸をふくらませる子供たちの楽しい1曲ですので旅立ちの春、楽しい気持ちで愉快に歌ってみてくださいね!

早春賦作詞:吉丸一昌/作曲:中田章

中田章:早春賦(吉丸一昌)Akira NAKADA: Sōshunfu
早春賦作詞:吉丸一昌/作曲:中田章

伸びやかで爽やかなメロディーが印象的な『早春賦』。

タイトルは「そうしゅんふ」と読み、1913年に発表された非常に長い歴史をもつ唱歌なんです。

この曲は作詞家の吉丸一昌さんによる『新作唱歌』という作品の中に収録されたもので、美しい風景描写が魅力的な歌詞になっています。

ちなみに、曲名の「賦」とは「財」という漢字のように、天から与えられた宝物を意味する言葉。

浮世離れした春を美しくとらえた『早春賦』という曲名もすてきですね。

つくしはつんつん

わらべうた つくしはつんつん
つくしはつんつん

自然の息吹を感じさせるわらべうたの傑作。

単純な言葉遊びのなかに、植物が芽吹く瞬間の描写が見事に織り込まれていて、まるで春の野山を散策しているような楽しさを味わえます。

音楽としての高い芸術性よりも、気軽に口ずさめる親しみやすさが、長年にわたり愛され続けている理由でしょう。

手遊びとしても親しまれ、保育の現場で幅広く取り入れられています。

日本人の持つ季節感と、自然をいつくしむ心が見事に表現された本作は、子供から大人まで世代を超えて楽しめます。

自然豊かな春の訪れを感じながら、家族や友人と声を合わせて歌ってみませんか?

故郷唱歌

ふるさと(♬兎追いしかの山〜)byひまわり🌻×4【合唱】歌詞付き【日本の歌百選】FURUSATO Hometown|
故郷唱歌

青い山、清らかな水、そして幼い頃に遊んだ思い出。

懐かしい故郷の風景と、離れて暮らす家族や友人への思いを優しく包み込むメロディーは、誰の心にも響く普遍的な魅力を持っています。

1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんと岡野貞一さんによって生み出され、当時の日本の農村風景や生活を色濃く反映しています。

1998年の長野オリンピック閉会式で歌われ、多くの人々に感動を与えました。

ト長調の3拍子で紡がれるシンプルで覚えやすい旋律は、卒業式や成人式など人生の節目に歌われ続けています。

郷愁を誘う歌詞とメロディーは、故郷を離れて暮らす全ての人の心に寄り添う、まさに日本の心を象徴する楽曲といえるでしょう。

たけのこめだしたわらべうた

【KBSわらべうた】たけのこめだした
たけのこめだしたわらべうた

春の訪れを感じる日本の伝統的な遊び歌を通じて、子どもたちの心を温かく包み込んでくれます。

両手を頭の上で合わせ、地面から伸びる芽を表現したり、両手を広げて花開く様子をマネたり、体全体を使って楽しめる振り付けがポイントです。

遊び方も地域によって少しずつ異なり、親から子へと受け継がれてきました。

手遊びだけではなく、じゃんけん遊びとしても楽しめるため、保育園や幼稚園でも子どもたちに人気があります。

手や体を動かしながらリズムを取り、自然と笑顔があふれる本作は、新しい環境に不安を感じる子どもたちの心をほぐしてくれる、親しみやすい曲となっています。

まさに、子どもたちの健やかな成長と豊かな情操を育むのにぴったりの1曲といえるでしょう。

花かげ作詞:大村主計/作曲:豊田義一

切なげなメロディが印象的な『花かげ』。

大好きなお姉さんが家を出て、嫁いでいったことに寂しさを感じている様子が歌われています。

これまではずっと十五夜お月様の下でもお姉さんと一緒だった日々も、今はひとりぼっち。

お姉さんが遠くへ行く様子、別れの際に流した涙、そして行ってしまったお姉さんへの届かぬ呼びかけ……。

そんな光景と桜の花びらが舞い散る様子が描かれた歌詞は、明るい春のはずなのに胸がキューっとしめつけられるような切なさを覚えます。

梅は咲いたか

江戸端唄として歌われてきた『梅は咲いたか』。

今ではお座敷歌として三味線に合わせて歌い、芸子さんが踊るというので有名な1曲ではないでしょうか。

梅が咲いたら春を感じる、春の訪れを告げてくれる花ではありますが梅の時期はまだまだ寒いですよね。

梅のその先の、桜の花が咲く景色、そしてその頃の暖かな陽気を待ちわびている様子……と思いきや人の心の移り変わりを歌っていて異性への気持ちが表現されています。

はまぐりやアサリなど、春にうまくからめた歌詞はよく読むと意味が違うのだな、と気付かされます。