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【マーチ】行進曲の定番&演奏会で人気の華やかな作品を厳選!

マーチとは「行進曲」のこと。

身近なところでは、運動会の行進のBGMとして使用されていますね。

もともとは軍隊のパレードや冠婚葬祭などの儀式のために演奏されていたそうです。

マーチというと、パーカッションの力強いリズムと管楽器の華やかなメロディラインが特徴的ですが、演奏会での演奏を前提としたコンサートマーチと呼ばれる優雅で美しい雰囲気が特徴の楽曲もあります。

この記事ではさまざまなマーチを一挙に紹介していきますので、行進のBGMや演奏会での曲目選びの参考にしていただければうれしいです。

【マーチ】行進曲の定番&演奏会で人気の華やかな作品を厳選!(21〜30)

アメリカン・パトロールFrank White Meacham

アメリカのフランク・W・ミーチャムが1885年に作曲した行進曲で、吹奏楽だけではなくジャズバージョンもステキな楽曲です。

パトロールしている兵士たちがやってきて、目の前を通り過ぎていき遠ざかっていく様子を表現しているそうです。

日本ではNHK『みんなのうた』で日本語詞がつけられ放送されたり、大阪環状線西九条駅の発車メロディとして使用されました。

軽やかな曲調で耳なじみがよく万人の心に響く楽曲ですよね!

曲調がだんだんと速くなり最高に盛り上がって終わるドラマチックなナンバーです。

K点を越えて高橋伸哉

1999年度課題曲(Ⅳ) 行進曲「K点を越えて」
K点を越えて高橋伸哉

1999年の課題曲4番として作曲されたこの曲は、現在でも非常に人気の高いマーチの一つです。

初めに私たちの耳を引きつけるのは、冒頭部分にあるトランペットの細かい音符で構成されたファンファーレ。

実際にこの曲を演奏したことがある方なら、この部分を何度も練習したのではないでしょうか?

その後に続くメロディでも、スタッカートが効いた端切れのよさとなめらかさが共存したメロディフレーズが続き、コンサートマーチらしい美しさが感じられます。

【マーチ】行進曲の定番&演奏会で人気の華やかな作品を厳選!(31〜40)

ラデツキー行進曲Johann Strauss I

The 2017 Vienna Philharmonic New Year’s Concert with Gustavo Dudamel
ラデツキー行進曲Johann Strauss I

行進曲のみならずクラシック音楽の中でもとても人気の高い『ラデツキー行進曲』。

1848年に起こった革命の混乱の中で、オーストリア帝国の領土だった北イタリアの独立運動をおさめたヨーゼフ・ラデツキー将軍をたたえて作曲された楽曲です。

作曲したのはワルツ王ともいわれていたヨハン・シュトラウス1世。

将軍をたたえた勇ましく堂々たる雰囲気が特徴の楽曲で、おもわず手拍子したくなる観客との一体感を味わえるマーチです。

演奏会の曲目をお探しの方はぜひマーチの人気曲を選曲してみませんか。

スポーツショー行進曲古関裕而

スポーツショー行進曲/古関裕而の世界
スポーツショー行進曲古関裕而

NHKのスポーツ中継のテーマソングとして1949年に作曲されたこの曲は、高校野球やプロ野球などの中継の際に使用されてきました。

そこから転じて現在では運動会で使用されることも多く、たくさんの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

作曲を手掛けたのは、マーチも数多く手掛け和製スーザと呼ばれた古関裕而さんです。

聴いているとワクワクして体が動き出しそうなメロディラインはどこか懐かしく、ついつい聴き入ってしまう魅力がありますね。

若い力高田信一

「若い力」(国民体育大会歌)航空中央音楽隊『平成30年度群馬県自衛隊入隊・入校予定者激励会』演奏会
若い力高田信一

戦後復興期に制作された誰もが知っている運動会の定番曲です。

国民体育大会の会場を彩るスポーツソングとして高田信一さんが手掛けた本作は、明るく力強いメロディーが印象的です。

1947年10月に金沢市で開催された第2回国民体育大会の際には、小学6年生男女約4,200人がこの曲に合わせて集団演技を披露し、観衆を魅了しました。

以来、全国の学校の運動会や体育祭のBGMとして広く親しまれています。

走りたくなるアップテンポの楽曲で、2020年の甲子園高校野球交流試合の開会式でも使用されました。

運動会や体育祭での行進曲や、元気が出る集団演技の曲をお探しの方におすすめです。

士官候補生John Philip Sousa

士官候補生   渡部 哲哉編
士官候補生John Philip Sousa

アメリカの作曲家で、マーチ王と呼ばれるほどに数多くのマーチを手掛けたジョン・フィリップ・スーザさんの楽曲です。

彼の手掛けた数あるマーチの中でも知名度の高い曲の一つですよね。

行進曲という言葉がピッタリな堂々したメロディが印象的で、曲を聴いているだけテンポに合わせて足踏みしたくなりますね。

そうした力強い演奏の中にも強弱が付けられたフレーズがあったり、高音楽器と中低音楽器との掛け合いがあったりと、聴いていて飽きない楽曲構成が魅力です。

運動会での演奏にピッタリですね。

東京オリンピックマーチ古関裕而

「東京オリンピックマーチ」ファンファーレ付き1964年 Tokyo Olympic March
東京オリンピックマーチ古関裕而

威風堂々とした行進曲が国立競技場に響き渡った1964年10月、古関裕而さんの手によって作曲された楽曲は、アジア初の五輪開催を彩る重要な一曲となりました。

優雅で力強いブラスサウンドと躍動感があふれるリズムは、選手たちの入場を盛り上げるだけでなく、戦後復興を遂げた日本の姿を世界に示す象徴となったのです。

本作は、平和と若者の祭典にふさわしい明るさと華やかさに満ちており、戦争を経験した作曲家だからこそ表現できた希望の調べとなっています。

まさに運動会の開会式や入場行進で活用したい一曲で、子どもたちの晴れ舞台を彩る格調が高いマーチとしてぴったりです。