心に染み渡るストレイテナーの珠玉の楽曲集。メロディックな名曲
1998年の結成以来、日本のロックシーンをけん引し続けるストレイテナー。
初期のオルタナティブロックから始まり、ポップスやエレクトロニカの要素を取り入れながら進化を遂げてきた彼らの楽曲は、時代とともに変化しつつも一貫してメロディックな美しさを追求してきました。
ホリエアツシさんの紡ぐ詩的で心に染み渡る歌詞と、洗練されたサウンドアレンジが織りなす音楽がリスナーに愛され続けています。
今回は、そんな彼らのキャリアから生まれた珠玉の名曲をご紹介します。
心に染み渡るストレイテナーの珠玉の楽曲集。メロディックな名曲(1〜10)
シーグラスストレイテナー

夏の終わりのはかない光と切なさを閉じ込めた、宝石のような1曲です。
波に洗われて角が丸くなったガラスの欠片に、時間とともに変化する二人の関係や思い出を重ね合わせた、ホリエアツシさんの詩的な世界観が描かれています。
愛しい人の視点で世界を見たいと願う純粋な気持ちが、疾走感のあるサウンドに乗って胸に迫りますよね。
この楽曲は2016年4月にリリースされた作品で、後にアルバム『COLD DISC』にも収録。
ベスト盤のファン投票で2位に選ばれたことからも、その人気がうかがえます。
過ぎ去った季節に少しだけ思いをはせたい夜、美しいメロディが感傷的な心にそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。
彩雲ストレイテナー

心と心の深い結びつきと、たとえ離れていても相手を思い続けるひたむきな愛情が描かれた、彩りを感じられるミディアムナンバーです。
ホリエアツシさんの紡ぐ詩的な言葉とエモーショナルな歌声が、美しいメロディに乗って胸の奥深くまで染み渡ります。
この楽曲は2014年10月に発売されたアルバム『Behind The Scene』に収録され、ファン投票でベストアルバム収録曲の3位に選ばれたことからも、多くのリスナーにとって特別な1曲であることがうかがえます。
大切な人がいるからこそ明日もまた頑張れる、そんな普遍的な愛の形がここにはあるのではないでしょうか。
一人静かに物思いにふける夜、本作を聴けばきっと心に温かい光がともるはずです。
TRAINストレイテナー

ストレイテナーがおくる8枚目のシングルの表題曲。
疾走感満点でストレートながら力強いサウンド、まさに「これぞ」テナーとも言える彼らの代表作です。
テレビ朝日系列の人気音楽番組『ミュージックステーション』に今作で初参戦を果たした、彼らの中でも節目となる作品です。
Melodic Stormストレイテナー

ストレイテナーの5枚目のシングルの表題曲です。
彼らのアンセム的な1曲で、疾走感、鋭利に刺さるサウンド、グッドなメロディがリスナーの心をわしづかみにし、拳を自然と突き上げさせてしまうような力を持った魔法のような1曲です。
長きにわたって色あせることなく、たくさんの人の青春となった名作です。
ROCKSTEADYストレイテナー

疾走感とそれに乗るソリッドなサウンド、グッドなメロディが刺さる彼らのインディーズ時代から今日にいたるまで愛され続ける最強のアッパーチューンで、彼らの一番の代表作と言っても過言ではない邦楽ロック史に残る名作中の名作です。
一歩を踏み出そうとするその背中を押してくれる不思議な力を持った説明不要の1曲です。
From Noon Till Dawnストレイテナー

イントロから高らかに鳴り響くブラスセクションが、壮大な冒険の始まりを告げるように心を躍らせる楽曲です。
ホリエアツシさんが紡ぐ詩の世界では、正午から夜明けまで続く長い道のりを、ひたむきに光を目指して突き進む主人公の姿が目に浮かびます。
ストレイテナーの骨太なロックサウンドに、ゲスト参加の管楽器が華やかな彩りを添えることで、聴く者の心を奮い立たせる疾走感が生まれています。
この楽曲は2012年10月に15枚目のシングルとしてリリースされ、ドラマ『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』のオープニングを飾りました。
大きな目標に向かって頑張っている時、本作を聴けば「まだやれるぞ」と背中を強く押してもらえるのではないでしょうか。
原色ストレイテナー

誰の色にも染まらず、ありのままの自分でいたいという願いをストレートに描いた1曲です。
周りの目や声に惑わされず、自分の意志を貫くのは簡単なことではないですよね。
この楽曲は、そんな葛藤を抱えながらも前を向く姿を、夜明けのようにきらびやかなサウンドで力強く後押ししてくれます。
2016年5月に公開されたアルバム『COLD DISC』の冒頭を飾り、サッカー選手の再起を描く映画『U-31』の主題歌にもなりました。
何かに挫折したり、自分らしさを見失いそうになったりした時に聴くと、心に光が宿るような勇気をもらえるはずです。





