鬼ごっこ・鬼遊びの種類と遊びかた
誰しもやったことがあるだろう鬼が子に触ると鬼が交代し、それが続いていくシンプルな遊びである鬼ごっこ。
さかのぼると平安時代の鬼祓いの儀式が起源とも言われているそうです。
それが現代ではさまざまな派生を遂げた遊びになっています。
今回はそんな多様化した鬼ごっこを紹介していきます。
鬼ごっこ・鬼遊びの種類と遊びかた(1〜10)
3色鬼ごっこ
https://www.instagram.com/reel/C9e_ypfSVLj/普通の鬼ごっこは、追いかける人と逃げる人の2つがあって成り立っていますよね。
では、3つに分かれていたら、どうなるのでしょうか?
きっと、頭を使う楽しい鬼ごっこになるに違いありません。
いつもの鬼ごっこをアレンジした、3色鬼ごっこで遊んでみましょう。
まず、赤色、黄色、青色など、3色のチームに分けます。
赤色が青色を追いかけて、青色が黄色を追いかけて、黄色が赤色を追いかけるような形にしてください。
追いかける色の人にタッチされたら、相手のチームの陣地に捕まります。
捕まっても同じチームの人にタッチされると逃げられたり、陣地の中の人が増えたら逃げられたりなど、アレンジするとさらに盛り上がりそうですね。
線鬼ごっこ
https://www.tiktok.com/@koutokugiht/video/72863071698073715222つのことに注意しながら遊ぶことで、注意力も高まりそうな線鬼ごっこの紹介です。
線鬼という名前の通り、床や地面に線をひいて遊びますよ。
床ならビニールテープ、地面なら白いラインをひいてみてくださいね。
オニ役も逃げる役も線の上だけ移動できます。
線から足がはみ出さないように気を付けながら、逃げたり追いかけたりしましょう。
オニに捕まらないように気をつけて、線から足を出さないように逃げるので、普通の鬼ごっこよりもスリルを感じますね。
缶蹴り鬼

空の缶を用意して、缶蹴り鬼で遊びましょう。
まず、オニ役を1人決め、残りの子供たちのうち誰かが空き缶を飛ばします。
缶は地面に円を描いた場所に置いて、勢いよく飛ばしましょう。
オニが空き缶を拾って、元の位置に戻すまで、子供たちは隠れられます。
建物や木の後ろなど、鬼に見つからないように隠れてくださいね。
オニは隠れている子を見つけたら「〇〇さん見つけた」と言って、空き缶を踏みます。
運悪くオニに見つかった子は鬼に捕まった後は、円の中で待ってください。
ですが、救済のチャンスがありますよ。
オニが子供を探しているときに、隠れていた子が缶を蹴ったら、捕まっていた子供たちは逃げられます。
オニが勝つか、子が勝つか、勝負のゆくえがおもしろいゲームですね。
蜘蛛鬼ごっこ

遊ぶだけで体力向上にもなりそうな、蜘蛛鬼ごっこの紹介です。
普通の鬼ごっこも、オニから逃げるためや、オニが追いかけるために走ったりしますよね。
これだけでも体力を使いますが、蜘蛛鬼ごっこはさらに体力を使うんです!
蜘蛛鬼ごっこでは、蜘蛛のオニ役は四つんばいに、逃げる役である子は仰向けのブリッジに近い体勢になって足と手で移動します。
どちらかと言えば逃げる子役の方が、体勢がつらいと思う人が多いかもしれませんね。
走って逃げたり、追いかけたりするのとはまた違った楽しさがありそうですね。
雨が続いたときなど、外で遊べず体力があり余った子供たちにもおススメです。
9マス鬼ごっこ

「9マス鬼ごっこ」は、9つのマスに区切られたエリアでおこなう一風変わった鬼ごっこです。
掛け声に合わせてマス上の全員が一斉に1マスずつ移動します。
鬼が誰かと同じマスに入るとその人がアウトに。
10回以内に誰も捕まえられなければ鬼の負けです。
狭いスペースでも遊べるのでキャンプや室内の余興にピッタリです。
子供も大人も楽しめ、単純ながら頭と体を使うため、盛り上がりながらの脳トレにもなりますよ。
ぜひ遊んでみてくださいね。
けんけん鬼

名前の通り、けんけんでする鬼ごっこです。
鬼も逃げる側も動きづらいので、とにかく大変。
片足ジャンプをくり返すので、体幹のトレーニングにもなります。
大人と子どもの体力の差がなくなるので、誰でも気軽に楽しめますよ。
サイレント鬼ごっこ

鬼ごっこというと、激しく走って逃げたり、追いかけたりするイメージがあるものですが、こちらの鬼ごっこは音を立てずに逃げ、音を立てずに追いかける、サイレント鬼ごっこです。
気配を消す感じが逆におもしろく、ちょっとホラー映画のようなスリルを感じるかもしれません。