【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(41〜60)
CrazySeal

1990年代に大活躍したイギリス出身のシンガー・ソングライター、シールさん。
ソウルやR&Bを主体としたアーティストですが、一般的なソウル・R&Bシンガーと比べた場合、非常に個性的な音楽性を持っています。
ブラジルとナイジェリアの両親を持つため、そういった背景が個性的な音楽性を作り上げているのかもしれませんね。
そんな彼の歌声は非常にハスキーで、一度聞けば耳に残ることでしょう。
音楽を聴くとき、声にこだわるという方はぜひチェックしてみてください。
GhostElla Henderson

人気オーディション番組『X Factor』の第9シーズンに出場したことをキッカケに国内で人気を集めるようになった女性シンガーソングライター、エラ・ヘンダーソンさん。
優勝に対するモチベーションは他の参加者よりも凄まじかったのですが、結果は惜しくも6位でした。
とはいえ彼女のパフォーマンスは非常に印象的で、低音ボイスが表現するダーティーな雰囲気は非常に魅力的です。
アデルさんやデュア・リパさんのような音楽性が好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Pump It UpElvis Costello

イギリスが生んだ偉大なアーティストというテーマを語る際に、エルヴィス・コステロさんの名前は欠かせません。
パンク・ブームが巻き起こった1970年代後半にデビューを果たしたコステロさんは、パンキッシュかつポップでピアノが弾けるR&Rを鳴らして、パブロックと呼ばれるジャンルの中で注目を集めます。
際立ったメロディ・センスはこの時点で開化しており、代表曲の1つとなったメロウな「Alison」もデビュー・アルバムに収録されていますね。
黒縁メガネにジャズマスターという特徴的なスタイルは、後にMr.Childrenの桜井和寿さんが愛情を持って「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」の曲調とMVでオマージュしていますよね。
80年代以降のコステロさんはより大人の音楽へとシフトし、カントリーなどのルーツ色の強いサウンドにも挑戦します。
1999年には名作映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌となった、シャルル・アズナヴールさんのカバー曲『She』が大ヒットを記録しています。
この曲のイメージが強ければ、甘いメロディの楽曲をしっとり歌う大人のシンガーという印象を抱いている方も多いかもしれませんね。
長い音楽キャリアの中で、ジャズ畑やクラシック畑のアーティストと積極的に共演するなど、一定の音楽性にとどまらない活動を続けるコステロさんの音世界は、どうあれ英国人らしさが貫かれていると感じます。
Eyes Wide ShutAlfie Templeman

2003年生まれのアルフィー・テンプルマンさんは、イギリス出身の若き天才シンガーソングライターです。
わずか13歳でデモ録音を始め、2018年にプロデビューを果たしました。
インディーポップやオルタナティブロックを基調とした彼の音楽は、自身が「インディーR&B」と呼ぶユニークなサウンドを生み出しています。
11種類以上の楽器を独学で習得し、自宅で楽曲を録音・プロデュースする彼の才能は、多くの音楽ファンを魅了しています。
若さゆえの感染力のあるエネルギーと、メンタルヘルスにも言及する深い歌詞は、現代の若者の心に強く響くことでしょう。
多様性を重視する彼の音楽は、幅広い年代の方々にお楽しみいただけるはずです。
If You Got The MoneyJamie T

ロンドン出身のシンガーソングライター、ジェイミー・ティーさんは、2005年から音楽活動を開始し、インディーロックからヒップホップまで幅広いジャンルを横断する独自のスタイルで注目を集めています。
2007年にリリースされたデビュー・アルバム『Panic Prevention』は、彼自身のパニック障害の経験をもとに制作され、鋭い洞察力と独特な歌詞で多くのファンを魅了しました。
2007年と2010年のNMEアワードで最優秀ソロアーティスト賞を受賞するなど、その実力は高く評価されています。
ジェイミーさんの音楽は、社会的テーマと個人の経験を巧みに織り交ぜた歌詞が特徴で、現代社会に生きる若者の心情を鮮やかに描き出しています。