【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のソロアーティスト、ラッパーやシンガーソングライターをピックアップ。
今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(1〜10)
breaking newsflowerovlove

ベッドルームから世界へと羽ばたいた才能、フラワー・オブ・ラブことジョイス・シセさんは、2005年生まれロンドン出身のシンガーソングライターです。
コロナ禍の2020年、わずか15歳でデビュー・シングルを配信し、インディ・ロックからドリームポップ、ネオソウルまでを吸収する柔軟な作風で注目を集めました。
2022年11月にリリースされたEP『A Mosh Pit In The Clouds』では「タイムレスでありながら驚くほどモダン」と評価され、2024年作『ache in my tooth』でポップ・スターへと飛躍を遂げます。
BBC Radio 1の「Future Artist of the Month」やMusic Week Women in Music Awardsの「New Artist」を受賞するなど、業界からの信頼も厚く、GucciやSwarovskiのキャンペーンにも登場するファッション・アイコンでもあります。
囁きと透明感を行き来する歌声と、自然への愛や包摂性をテーマにした世界観は、音楽とビジュアルの境界を越えたい方におすすめですよ。
PTSDNEMZZZ

マンチェスターのストリートから頭角を現した2004年生まれの若手ラッパー、ネムズさん。
UKドリルとヒップホップを巧みに融合させた彼のスタイルは、重厚なビートと鋭いリリックが特徴で、都市生活のリアルな日常を独自の視点で表現しています。
2020年代前半から『Elevate』『2MS』『Bantam』といった楽曲が配信サービスやYouTubeで高い再生数を記録し、オンラインを中心に急速に支持を広げました。
ライブではエネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了し、地元マンチェスターから国内の音楽フェスまで活動の幅を広げています。
多くの曲をバイラルヒットさせ、次世代のスタートして注目される彼は現代のストリートカルチャーやリアルなラップが好きな方に強くおすすめしたいアーティストです。
NOT THE ONEChy Cartier

トッテナム出身の若きラッパーとして、UKラップシーンに新しい風を吹き込んでいるChy Cartierさん。
2004年生まれの彼女は、幼少期から母親がかけていたヒップホップやダンスホール、グライムなどをラップで覚え、7歳で初めて作詞したという天性の才能の持ち主です。
2018年頃から本格的に活動を開始し、2023年末に公開した『Bossed Up』のスニペットがSNSで大きな話題となり、一気にブレイクを果たします。
TikTokで数千万回再生を記録した『YO』や、ストリート感とラグジュアリー志向を両立させた『SHUSH』など、攻撃的かつメロディアスなフロウが魅力的な楽曲を次々とリリース。
2025年4月には待望のデビュー・ミックステープ『NO BRING INS』を発表し、Pitchforkからも高い評価を受けました。
「BAP!」というシグネチャーなアドリブと低音の強いビートを好む彼女のサウンドは、Foxy BrownやNicki Minajから影響を受けた強烈なキャラクター性と相まって、UKラップにおける女性MCの新たなロールモデルとして注目されています。
ファッションと音楽を横断するカルチャー・アイコンを目指す彼女の存在は、攻撃的なラップと内省的な物語性を同時に求めるリスナーにとって、まさに理想的な存在と言えるでしょう。
【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(11〜20)
Never Need MeRachel Chinouriri

2018年から本格的にキャリアをスタートさせたレイチェル・チヌリリさんは、サウンドクラウドへの宅録投稿を起点に英名門レーベルParlophoneと契約を果たした注目のシンガーソングライターです。
2019年のデビューEP『Mama’s Boy』で評価を得て以降、オルタナティブ・ポップやインディー・ロックを軸にブリットポップ的なギターサウンドを現代的に接続した作風で人気を集めています。
代表曲『So My Darling』はTikTokで再浮上して話題となり、2024年5月にリリースされたデビュー・アルバム『What a Devastating Turn of Events』は英国チャートでトップ20入りを果たしました。
2025年のBRIT Awardsでは「Artist of the Year」と「Best New Artist」にダブル・ノミネートされ、Adeleさんから祝福の花束が贈られたエピソードも報じられています。
ロンドン南西部出身でジンバブエ系移民の両親を持つ彼女は、家族史や若年期の経験を物語性豊かな歌詞に昇華するスタイルが特徴的です。
等身大の語り口と親しみやすいメロディで共感を呼ぶ彼女の音楽は、ブリットポップやUKギターポップが好きな方にぜひオススメしたいアーティストですよ。
GorillaCat Burns

2016年にセルフリリースしたEP『Adolescent』でインディーシーンから頭角を現し、コロナ禍のロックダウン中にTikTokで自室から投稿を続けたことで一躍注目を集めるようになった南ロンドン出身のシンガーソングライター、キャット・バーンズさん。
アデルさんやエイミー・ワインハウスさんらを輩出したBRIT Schoolで音楽的基礎を培った彼女は、アコースティック・ギターを基調としたシンプルなトラックにゴスペル由来のコーラスワークやR&B的なメロディを織り交ぜた「ソウルフル・ポップ」と評される音楽性が特徴です。
2022年にバイラルヒットした『Go』は全英シングルチャート2位を記録し、2024年のデビューアルバム『Early Twenties』はマーキュリー・プライズにもノミネートされました。
ブラック・クィア女性としての視点やADHDと自閉スペクトラム症を抱えながらも率直に語る姿勢も含めて、同世代の若者から圧倒的な共感を集めるキャットさんは、今後も英国ポップシーンをリードする存在となることは間違いないでしょう。
恋愛や喪失、メンタルヘルスといったテーマに関心がある方であればオススメです!
Ottolenghi (Ft. Jordan Rakei)Loyle Carner

ジャズやソウルの影響を色濃く反映させた、詩的でエモーショナルなリリックが持ち味のロンドン出身ラッパー、ロイル・カーナーさん。
2014年に初のEP『A Little Late』を世に送り出すと批評家からの高い評価を獲得し、2017年のデビューアルバム『Yesterday’s Gone』ではマーキュリー賞にノミネート。
翌年の2018年にはNMEアワードで「Best British Solo Artist」を受賞するなど、UKヒップホップシーンにおける実力派として確固たる地位を築きました。
彼の音楽は「コンフェッショナル・ヒップホップ」と呼ばれ、家族や混血としてのアイデンティティ、精神的な健康といった個人的なテーマを丁寧に掘り下げています。
2022年のサードアルバム『hugo』では社会的不平等やナイフ犯罪といった問題にも踏み込み、音楽を通じた社会貢献活動にも積極的です。
2025年にリリースした4枚目のアルバム『Hopefully!』は父親になって以降の彼自身の心境などをラップのみならず歌でも表現、全英チャート2位を記録して本国での人気の根強さを証明しました。
内省的で温かみのある彼の世界観は、心に響くリアルな言葉を求めるリスナーにこそ届けたいですね。
StarlightDave

南ロンドン・ブリクストン出身のラッパー兼プロデューサー、デイヴさん。
UKラップやヒップホップを軸に、コンシャス・ヒップホップやUKドリルの要素を織り交ぜた独自のスタイルを確立しています。
2016年のEP『Six Paths』でシーンに登場し、AJ Traceyとの共作曲がライブ映えする仕上がりで支持を集めました。
2019年のデビューアルバム『Psychodrama』はマーキュリー・プライズを受賞。
翌年のBRIT Awardsでは最優秀英国アルバム賞に輝き、授賞式での社会批評を込めたパフォーマンスは「ブリット史上最重要」と称されました。
ピアノ主体のミニマルなトラックと重厚なストーリーテリングが特徴で、社会問題に鋭く切り込むリリックが魅力です。
同じ1998年生まれのセントラル・シーさんとのコラボEP『Split Decision』に収録された『Sprinter』では記録的な売り上げを打ち立て、2025年には3枚目のアルバム『The Boy Who Played the Harp』をリリース、見事全英1位に輝いています。
内省的でありながら力強いメッセージ性を求める方にぴったりのアーティストですね。






