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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター

イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。

どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。

今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。

あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?

ぜひご覧ください!

【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(21〜40)

SacrificeElton John

1969年のソロ・デビュー以降、世界的なトップ・アーティストとして音楽史に残る成功を収めた天才シンガー・ソングライター、エルトン・ジョンさん。

『僕の歌は君の歌』や『キャンドル・イン・ザ・ウインド』など、多くの大ヒット曲を世に送り出し、20世紀以降のポピュラー音楽界にその名を刻む偉大な存在です。

その半生を映画化したミュージカル映画『ロケットマン』のヒットも記憶に新しく、この作品からエルトンさんを知ったという若い音楽ファンも多くいるのではないでしょうか。

全盛期と呼べる時期は主に1970年代の作品ですが、2016年にリリースされたアルバム『Wonderful Crazy Night』がイギリスやアメリカなど各国でトップ10入りを果たすなど、メロディーメイカーとしての才能は年齢を重ねても健在です。

映画をご覧になった方はご存じのように、エルトンさんは基本的に作詞はせずに、生涯の盟友と言えるバーニー・トーピンさんがメインで作詞を担当しているというのが興味深いですよね。

世界中の音楽ファンに愛され続ける魔法のようなメロディと歌声を、まずはベストなどのコンピレーション盤からチェックしてみてはいかがですか。

The ChangingmanPaul Weller

Paul Weller – The Changingman (Official Video)
The ChangingmanPaul Weller

ポール・ウェラーさんといえば、70年代からキャリアをスタートさせ、ザ・ジャムやザ・スタイル・カウンシルなどのバンドで一時代を築き上げ、ソロ・アーティストとなってからもシーンの兄貴分として慕われ続ける英国ロックの象徴的存在です。

2020年にリリースされたアルバム『On Sunset』が全英チャート1位に輝き、健在ぶりをアピールしたことも記憶に新しいですね。

ウェラーさんの歩みは、そのまま英国ロックの歴史の1つと言っても過言ではないですし、オアシスやオーシャン・カラー・シーンといった90年代のバンドのみならず、00年代以降のバンドからもリスペクトされる貴重なアーティストなのです。

そんなウェラーさんの音楽性は、バンド時代でもソロでもさまざまな試みに挑戦していますが、ロックを基調としつつソウルやジャズといった黒人音楽への誠実な愛情があり、まさにブリティッシュ・ロックの粋を心ゆくまで楽しめるサウンドを鳴らし続けています。

ソロ・アーティストとしてのウェラーさんの作品であれば、まずは90年代において完全復活を印象付けた1995年の『Stanley Road』や、1997年の『Heavy Soul』といった作品から聴いてみてはいかがでしょうか。

Englishman In New YorkSting

イギリスを代表するアーティストといえば、こちらのスティングさんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

スティングさんは、ポリスというバンドのメンバーとして約10年にわたって活動したのち、ソロに転向し、いくつもの世界的なヒットソングをリリースしました。

こちらの『Englishman In New York』はそんな彼の代表的な作品の1つで、彼のスタイリッシュな音楽性と深みのあるメッセージ性がつめこまれた作品です。

RaincatchersBirdy

Birdy – Raincatchers (Official Music Video)
RaincatchersBirdy

イギリス出身のバーディーさんは、1996年生まれのシンガーソングライターです。

12歳でタレントコンテストに優勝し、2011年にボン・イヴェールの楽曲をカバーしてデビュー。

同年リリースのアルバム『Birdy』は、オーストラリアやオランダでチャート1位を獲得しました。

透明感のある歌声と感情豊かな歌詞が魅力で、ピアノを基調としたアコースティックなサウンドが特徴的。

2013年には『Fire Within』、2016年には『Beautiful Lies』といったアルバムをリリースし、音楽性の幅を広げています。

映画「ブレイブ」や「フォールト・イン・アワー・スターズ」のサウンドトラックにも楽曲を提供するなど、多方面で活躍中。

繊細な感性を持つ方におすすめのアーティストです。

【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(41〜60)

HumanRag’n’Bone Man

Rag’n’Bone Man – Human (Official Video)
HumanRag'n'Bone Man

2016年にリリースされた『Human』が世界的な大ヒットを記録し、注目を集めるようになったイギリスのシンガー・ソングライター、ラグ・アンド・ボーン・マンさん。

非常にソウルフルな歌声で、低音の声質は包み込んでくれるような温かさと、心をかきたてるような激しさを持ち合わせています。

ソウルやブルースをバックボーンに持っていそうですが、彼の根底はヒップホップで、ブレイクを果たしてからはゴリゴリのトラップミュージックもリリースしています。

CrazySeal

Seal – Crazy (Official Music Video) [HD]
CrazySeal

1990年代に大活躍したイギリス出身のシンガー・ソングライター、シールさん。

ソウルやR&Bを主体としたアーティストですが、一般的なソウル・R&Bシンガーと比べた場合、非常に個性的な音楽性を持っています。

ブラジルとナイジェリアの両親を持つため、そういった背景が個性的な音楽性を作り上げているのかもしれませんね。

そんな彼の歌声は非常にハスキーで、一度聞けば耳に残ることでしょう。

音楽を聴くとき、声にこだわるという方はぜひチェックしてみてください。