【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のソロアーティスト、ラッパーやシンガーソングライターをピックアップ。
今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(41〜50)
Put Your Records OnCorinne Bailey Rae

実力派の女性シンガー・ソングライターとして評価を集める、コリーヌ・ベイリー・レイさん。
幼い頃からクラシックを学んでおり、思春期はレッド・ツェッペリンに熱中し、ジャズ・クラブで生計を立てていた時期を持つ彼女は、それらの背景から非常に複雑な音楽性を持ちます。
R&Bだったり、ジャズテイストだったり、ポップだったり、激しいロックだったりと、同じアーティストでさまざまなジャンルを味わえるのが彼女の魅力といえるでしょう。
Black MagicLittle Mix

イギリスの音楽シーンに新風を巻き起こしたリトル・ミックス。
2011年、オーディション番組『Xファクター』で結成され、同番組初のグループ優勝を果たしました。
ポップやR&Bを基調とした楽曲と力強いハーモニーが特徴で、デビュー曲で早くもUKチャート1位を獲得。
その後も『Black Magic』や『Shout Out to My Ex』などのヒットを連発し、国際的な成功を収めています。
2021年には、ブリット・アワードで女性グループ初の最優秀英国グループ賞を受賞。
女性のエンパワーメントをテーマにした楽曲で、自信と勇気を与えてくれるアーティストです。
Another LoveTom Odell

イギリスが生んだ若手シンガーソングライターの中でも、ピアノ主導のバラードで一際輝く才能を持つのがトム・オデルさんです。
1990年生まれのオデルさんは、2012年にデビューEP『Songs from Another Love』をリリース。
翌年には早くもBRITアワードのクリティックス・チョイス賞を受賞し、デビュー・アルバム『Long Way Down』が全英1位を獲得するなど、瞬く間に注目を集めました。
心の痛みや愛の苦しみをテーマにした楽曲は、多くのファッションショーやテレビシリーズ、映画でも使用され、幅広い層の心を掴んでいます。
ポップロックからオルタナティブまで幅広いジャンルを横断する音楽性は、邦楽ファンの皆さんにもきっと新鮮な魅力を感じていただけるはずです。
The ChangingmanPaul Weller

ポール・ウェラーさんといえば、70年代からキャリアをスタートさせ、ザ・ジャムやザ・スタイル・カウンシルなどのバンドで一時代を築き上げ、ソロ・アーティストとなってからもシーンの兄貴分として慕われ続ける英国ロックの象徴的存在です。
2020年にリリースされたアルバム『On Sunset』が全英チャート1位に輝き、健在ぶりをアピールしたことも記憶に新しいですね。
ウェラーさんの歩みは、そのまま英国ロックの歴史の1つと言っても過言ではないですし、オアシスやオーシャン・カラー・シーンといった90年代のバンドのみならず、00年代以降のバンドからもリスペクトされる貴重なアーティストなのです。
そんなウェラーさんの音楽性は、バンド時代でもソロでもさまざまな試みに挑戦していますが、ロックを基調としつつソウルやジャズといった黒人音楽への誠実な愛情があり、まさにブリティッシュ・ロックの粋を心ゆくまで楽しめるサウンドを鳴らし続けています。
ソロ・アーティストとしてのウェラーさんの作品であれば、まずは90年代において完全復活を印象付けた1995年の『Stanley Road』や、1997年の『Heavy Soul』といった作品から聴いてみてはいかがでしょうか。
HumanRag’n’Bone Man

2016年にリリースされた『Human』が世界的な大ヒットを記録し、注目を集めるようになったイギリスのシンガー・ソングライター、ラグ・アンド・ボーン・マンさん。
非常にソウルフルな歌声で、低音の声質は包み込んでくれるような温かさと、心をかきたてるような激しさを持ち合わせています。
ソウルやブルースをバックボーンに持っていそうですが、彼の根底はヒップホップで、ブレイクを果たしてからはゴリゴリのトラップミュージックもリリースしています。
SacrificeElton John

1969年のソロ・デビュー以降、世界的なトップ・アーティストとして音楽史に残る成功を収めた天才シンガー・ソングライター、エルトン・ジョンさん。
『僕の歌は君の歌』や『キャンドル・イン・ザ・ウインド』など、多くの大ヒット曲を世に送り出し、20世紀以降のポピュラー音楽界にその名を刻む偉大な存在です。
その半生を映画化したミュージカル映画『ロケットマン』のヒットも記憶に新しく、この作品からエルトンさんを知ったという若い音楽ファンも多くいるのではないでしょうか。
全盛期と呼べる時期は主に1970年代の作品ですが、2016年にリリースされたアルバム『Wonderful Crazy Night』がイギリスやアメリカなど各国でトップ10入りを果たすなど、メロディーメイカーとしての才能は年齢を重ねても健在です。
映画をご覧になった方はご存じのように、エルトンさんは基本的に作詞はせずに、生涯の盟友と言えるバーニー・トーピンさんがメインで作詞を担当しているというのが興味深いですよね。
世界中の音楽ファンに愛され続ける魔法のようなメロディと歌声を、まずはベストなどのコンピレーション盤からチェックしてみてはいかがですか。
Coming UpPaul McCartney

言うまでもなく、ビートルズは20世紀が生んだ最大の音楽集団であり、その影響力はとても言葉で表現できるようなものではありません。
ソングライティングの片翼を担ったポール・マッカートニーさんは、2021年の時点でいまだ現役というのが嬉しいですよね。
『Yesterday』や『Let It Be』など、歴史的な名曲を多く生み出したポールさんは「ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家」としてギネスの世界記録に載っているほどの偉大な作曲家であり、ポールさんがいなかったら、おそらくロックやポップの形は、現在のそれとはまるで違うものとなっていたのではないでしょうか。
そんなポールさんがソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートさせたのは、1970年4月にビートルズを脱退してからのこと。
活動当初はどうしてもビートルズの名がつきまとい、酷評されたこともあったようですが、当時の奥さまのリンダ・マッカートニーさんらと組んだバンド、ウイングスは世界的な成功を収めています。
長いキャリアの中で個人的なトラブルやジョン・レノンさんの急死などに見舞われながらも、ポールさんは一貫してミュージシャンとしての活動を続けているということ自体がすごいなと感じます。
ビートルズとしてのポールさんしか知らないという方も、この機会にぜひソロやウイングスにおけるポールさんのすてきな音楽に触れてみてください!






