【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のソロアーティスト、ラッパーやシンガーソングライターをピックアップ。
今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(31〜40)
MercyDuffy

ウェールズ出身のダフィーさんは、2000年代後半に登場したレトロ・ソウルの新世代を代表する歌姫です。
2008年にリリースされたデビュー・アルバム『Rockferry』は、英国アルバムチャート1位を獲得し、その年最も売れたアルバムとなりました。
グラミー賞最優秀ポップボーカルアルバム賞も受賞するなど、国際的な評価も高いアーティストです。
青い目をしたポップソウルの歌手として知られ、往年の名歌手ダスティ・スプリングフィールドさんとの比較も多いんです。
60年代のモータウン・サウンドを思わせるレトロな雰囲気と、力強くも繊細な歌声が魅力的で、クラシックな音楽を好む方にもおすすめですよ。
Don’t Call Me UpMabel

イギリス出身の若手シンガーソングライター、メイベルさんをご紹介します。
ポップとR&Bを融合させた独自のサウンドで、2015年のデビュー以来、着実にファンを増やしています。
2019年にリリースした『Don’t Call Me Up』は大ヒットを記録し、イギリスのシングルチャートで3位を獲得。
同年のBRIT Awardsでは「British Female Solo Artist」を受賞し、その才能が高く評価されました。
音楽一家に生まれ育った彼女の歌声には、母親ネネ・チェリーさんの影響が色濃く感じられます。
女性の強さや独立をテーマにした楽曲が多く、同世代の若者から絶大な支持を得ているメイベルさん。
彼女の力強くも繊細な歌声に、きっとあなたも魅了されることでしょう。
Back To BlackAmy Winehouse

素晴らしくソウルフルでハスキーな歌声を持ち、レトロなソウルやジャズ、R&Bを現代的に解釈したサウンドと、60年代的なビーハイブヘアも印象深い、本人の圧倒的な存在感で人気の歌姫となるも、27歳という音楽業界ではいわくつきとも言える年齢でこの世を去ってしまったエイミー・ワインハウスさん。
当時は、スキャンダラスな私生活が日本のお茶の間にまで知れ渡るほど話題を集めていたエイミーさんですが、2011年7月の死から10年近くが過ぎた今、あらためて彼女の残した音楽的な功績に目を向けていただきたいと願います。
アデルさんやダフィ―さんなど、60年代風のソウルなどから影響を受けた歌姫がデビューを果たした2000年代中盤以降の英国シーンにおいて、2003年にすでにデビューを果たしていたエイミー・ワインハウスさんは、先駆的な存在だったと言えるかもしれません。
生前に残したオリジナル・アルバムはたったの2枚ですが、その2枚の完成度の高さは折り紙付きで、いつ聴いても色あせるものではありません。
まずはデビュー・アルバム『Frank』とセカンド・アルバム『Back to Black』をどちらも聴いていただいて、その後未発表曲集『Lioness: Hidden Treasures』を聴くことをオススメします。
The Way I Tend To BeFrank Turner

イギリスのフォークシンガーとして活躍するフランク・ターナーさんは、ポストハードコアバンド「ミリオン・デッド」のボーカリストから、2005年にソロキャリアをスタートさせました。
フォーク、パンクフォーク、オルタナティブカントリーなど、多彩なジャンルを横断する音楽性が魅力です。
2022年2月にリリースされたアルバム『FTHC』まで、8枚のソロアルバムを発表。
2012年のロンドンオリンピック開会式での演奏や、自身のビール「Believe」の発売など、音楽以外の分野でも活躍しています。
個人的な経験や政治的な見解を歌に反映させる姿勢は、ブルース・スプリングスティーンさんの影響を感じさせますね。
フォークとパンクの融合に惹かれる方におすすめの、独自の世界観を持つアーティストです。
Someone You LovedLewis Capaldi

一体どのような人生経験があれば、このような深みある素晴らしい美声が生まれるのでしょうか。
1996年生まれでスコットランド出身のルイス・キャパルディさんは、2010年代後半にデビューしたアーティストの中では圧倒的な売上と確かな実力を誇る、若手再注目株のシンガーソングライター。
幼い頃から楽器の演奏などで音楽に親しんでいていたキャパルディさんは、2017年のデビューEP『Bloom』が世界中でストリーミング再生1億2,000万回という驚異的な数字を記録して注目を浴びます。
2018年に発表された代表曲『Someone You Loved』は全英・全米でチャート1位を獲得。
翌年の2019年にリリースされたデビュー・アルバム『Divinely Uninspired to a Hellish Extent』も、当然のように大ヒットを記録しました。
キャパルディさんの素朴なたたずまいそのままの、決して派手ではないながらも胸にしみ入るサウンドを軸とした感動的な楽曲がずらりと並ぶ見事なデビュー作であり、彼の最大の魅力である歌声を心ゆくまで楽しめます。
ただひたすら、音楽的な感動の中で思い切り泣きたい時があれば、ぜひルイス・キャパルディさんの音楽に触れてみてください。
【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(41〜50)
Let You Love MeRita Ora

ユーゴスラビア生まれロンドン育ちのリタ・オラさんは、20210年代以降にデビューを果たした女性アーティストの代表的の存在の1人です。
2021年現在、アルバムとしては全英1位に輝いたデビュー・アルバム『Ora』と2018年作『Phoenix』の2枚だけではありますが、伸びやかな歌声とポップなメロディ・センスを武器として、ダンサンブルなR&B~ポップスにおける多くのヒット曲を生み出しています。
2021年2月にはカザフスタン出身のDJ、Imanbekさんとのコラボレーションなどを含めたEP『Bang』をリリース。
コロナ時代を反映させながらも、30代を迎えた彼女の新たな魅力を感じさせる作品を発表しています。
そんなリタさんは、シンガーソングライターとしての才能もさることながら、ファッション・リーダーとしても引っ張りだこで、世界的ファッション・ブランドとのコラボレーションやモデルとしての活躍、テレビ番組の司会を務めるなど、幅広い分野で活躍中ですよ。
Champion SoundFatboy Slim

イギリスが誇るビッグ・ビートの先駆者、ファットボーイ・スリムさん。
1996年にデビューし、『Better Living Through Chemistry』で批評家の絶賛を浴びました。
1998年の『You’ve Come a Long Way, Baby』では、ダンスフロアを揺るがすヒット曲を連発。
革新的な音楽とビデオで、グラミー賞やMTVアワードを総なめにしています。
エネルギッシュでダンサブルなサウンドは、ハウスやブレイクビーツ、ロックを融合させた独自のスタイル。
2024年1月には新曲『Role Model』をリリースし、話題を呼びました。
ダンスミュージックが好きな方、新しい音楽に挑戦したい方におすすめです。






