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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター

イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。

どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。

今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。

あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?

ぜひご覧ください!

【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(41〜60)

Seventeen Going UnderSam Fender

Sam Fender – Seventeen Going Under (Official Video)
Seventeen Going UnderSam Fender

イギリス出身のサム・フェンダーさんは、1994年生まれの若手シンガーソングライターです。

2017年にバンドを結成し、いくつかのシングルをリリース。

BBCの「Sound of 2018」のショートリストに選ばれたことが、彼のキャリアの大きな転機となりました。

2021年10月にリリースされたセカンドアルバム『Seventeen Going Under』は、北東イングランドの若者の生活体験に情熱的な表現を与え、高い評価を得ています。

労働階級の生活の平凡さや詩情を探求する彼の音楽は、政治的かつ社会的な意識に満ちた力強い歌詞で知られています。

現代社会のさまざまな問題を鋭く観察する彼の楽曲は、社会派ロックが好きな方にぜひおすすめです。

Eyes Wide ShutAlfie Templeman

Alfie Templeman – Eyes Wide Shut (Official Video)
Eyes Wide ShutAlfie Templeman

2003年生まれのアルフィー・テンプルマンさんは、イギリス出身の若き天才シンガーソングライターです。

わずか13歳でデモ録音を始め、2018年にプロデビューを果たしました。

インディーポップやオルタナティブロックを基調とした彼の音楽は、自身が「インディーR&B」と呼ぶユニークなサウンドを生み出しています。

11種類以上の楽器を独学で習得し、自宅で楽曲を録音・プロデュースする彼の才能は、多くの音楽ファンを魅了しています。

若さゆえの感染力のあるエネルギーと、メンタルヘルスにも言及する深い歌詞は、現代の若者の心に強く響くことでしょう。

多様性を重視する彼の音楽は、幅広い年代の方々にお楽しみいただけるはずです。

Two FingersJake Bugg

Jake Bugg – Two Fingers (MTV Iggy Live)
Two FingersJake Bugg

イギリスはノッティンガム出身のジェイク・バグさんは、17歳という若さで2011年にメジャーのマーキュリーレコードと契約を果たし、翌年にはあのノエル・ギャラガーさんとストーン・ローゼズのツアーのオープニング・アクトを務めた破格の新人として注目されました。

2012年にリリースされたセルフタイトルのデビュー・アルバムは当然のように全英1位を獲得、10代の衝動と大人びた落ち着きとが同居するような歌声とメロディは、まさに天性の才能を感じさせ、若き日のボブ・ディランさんを連想した音楽ファンもいたほどです。

とくに初期のジェイクさんは60年代のフォークやブルース、ガレージやサイケといったサウンドからの影響が顕著でありつつ、見た目やたたずまいのすべてがイギリスとしか言いようがないほどの英国少年っぷりが印象的でしたね。

そんなジェイクさんは1つのジャンルに留まるようなことはなく、作品をリリースするごとに洗練された幅広い音楽性を披露しています。

2021年現時点で4枚のアルバムをリリースしていますが、なんとまだ27歳!

今後の展開がますます楽しみな存在ですよ。

Unfinished BusinessNia Archives

Nia Archives – Unfinished Business (Official Video)
Unfinished BusinessNia Archives

イギリス、ブラッドフォード出身のニア・アーカイヴズさんは、ジャングルやドラムンベースジャンルで注目を集める新世代のアーティストです。

1999年生まれのニアさんは、ジャマイカの家族の影響でサウンドシステムカルチャーに囲まれて育ち、多彩な音楽スタイルを融合させた独自のサウンドを生み出しています。

2021年にリリースされたデビューEP『Headz Gone West』は、アップビートなドラムパターンと悲しげな歌詞の組み合わせで業界から高い評価を受けました。

自身の音楽を「将来のクラシック」と表現するニアさんは、ジャングル音楽に新たな息吹を吹き込み、夢のようなメロディーとネオソウルのボーカルが特徴的です。

音楽制作を「ビデオゲームのようなもの」と楽しむ彼女の姿勢は、UKの伝統的なサウンドに新しい風を吹き込む存在として、ダンスミュージックファンの心を掴んでいます。

I’m A ProblemCaity Baser

Caity Baser – I’m A Problem (More Problematic Version)
I'm A ProblemCaity Baser

2002年生まれのケイティ・ベイザーさんは、イギリスが誇る新世代のポップ・スターです。

TikTokで注目を集めた彼女は、2023年2月にEP『Thanks for Nothing, See You Never』でデビューを飾りました。

ジャズやビリー・ホリデイなど幅広い音楽に影響を受けつつ、正直で遠慮のない歌詞と耳に残るメロディーを武器に、多くのファンの心を掴んでいます。

同年にはヘッドライン・ツアーも開催し、チケット価格を抑えることで、より多くの人々に音楽を届けようという姿勢も印象的。

ストレートな歌詞とキャッチーなサウンドで、等身大の若者の気持ちを歌う彼女の音楽は、共感性の高さが魅力です。

GhostElla Henderson

Ella Henderson – Ghost (Official Video)
GhostElla Henderson

人気オーディション番組『X Factor』の第9シーズンに出場したことをキッカケに国内で人気を集めるようになった女性シンガーソングライター、エラ・ヘンダーソンさん。

優勝に対するモチベーションは他の参加者よりも凄まじかったのですが、結果は惜しくも6位でした。

とはいえ彼女のパフォーマンスは非常に印象的で、低音ボイスが表現するダーティーな雰囲気は非常に魅力的です。

アデルさんやデュア・リパさんのような音楽性が好きな方は、ぜひチェックしてみてください。