【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のソロアーティスト、ラッパーやシンガーソングライターをピックアップ。
今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(11〜20)
Black HoleGriff

2010年代の後半から2020年代にかけて、イギリスでは2000年前後に生まれたZ世代のシンガーソングライターが相次いで台頭しましたが、2001年生まれのグリフさんもまさにその代表格の1人です。
2019年にワーナー・レコードからデビュー・シングル『Mirror Talk』をリリースすると、エレクトロニックな質感とソウルフルな歌声が共存するサウンドで注目を集め、2021年には若手の登竜門として知られるブリット・アワードのRising Star部門を20歳という若さで受賞します。
テイラー・スウィフトさんやデュア・リパさん、コールドプレイといった大物アーティストのツアーでサポートを務めた経験を持ち、2024年にはデビュー・アルバム『Vertigo』をリリース。
R&Bとポップを軸にしながら、自宅で独学で学んだというビートメイクやプロダクションの技術を生かしたDIY精神と、成長期特有の不安や自己像の揺らぎを繊細に描くリリックが魅力的です。
現代的なエレクトロポップやオルタナティブR&Bが好きな方には、ぜひチェックしていただきたいアーティストですよ。
DojaCentral Cee

近年、世界的な注目を集める英国ラップ界において最大の若手トップスターと言えば、ロンドン出身のセントラル・シーさんでしょう。
1998年生まれの彼は10代の頃からストリートでタフなライフスタイルを過ごしつつ、オートチューンを駆使したメロディックなラップを披露していたのですが、2020年に発表した初期の代表曲『Day In The Life』でUKドリルへと転向、一気に注目を集める形となります。
とはいえ他のアーティストと彼のスタイルが違う点は、危険なイメージが強かったUKドリルにジャズやポップスの引用などを巧みに操るサウンドで聴きやすいサウンドへと進化させたことです。
ルックスも良く、ファッションアイコンとしても絶大な人気を誇る彼は2021年のデビューミックステープ『Wild West』で全英チャート2位、続く2022年の『23』は全英チャート1位を記録。
数多くのバンガーをバイラルヒットへと導き、今や世界で最も有名な英国出身のラッパーへと成長しました。
2025年にようやくリリースされた待望のデビューアルバム『Can’t Rush Greatness』は本国を含む各国で一位を記録、全米チャートでも9位をマークするなどイギリスのラッパーとして歴史的快挙を成し遂げたセントラル・シーさんの今後にも目が離せません!
Black MascaraRAYE

イギリス出身のシンガーソングライター、レイさんは、ネオソウルやR&Bの分野で活躍する新世代のアーティストです。
早くも14歳で楽曲を作り、その才能を発揮。
ビヨンセさんなど有名アーティストへの楽曲提供や、ジャックス・ジョーンズさんらとのコラボで注目を集めました。
しかし、大手レーベルとの契約問題で苦悩の時期も。
2023年2月、待望のデビューアルバム『My 21st century blues』をインディーズでリリースし、ついに本領発揮。
力強い歌声と繊細な歌詞で、自身の経験を赤裸々に綴った楽曲は、共感を呼んでいます。
音楽の本質を大切にする方におすすめのアーティストです。
Talkbeabadoobee

フィリピン生まれ、イギリス育ちのシンガーソングライター、ビーバドゥービーさん。
2017年、16歳でデビューを果たし、インディーロックとベッドルームポップを融合させた独特のサウンドで注目を集めました。
デビュー曲「Coffee」はTikTokでバイラルヒットとなり、その後もEPやアルバムをリリース。
2020年には待望のデビューアルバム『Fake It Flowers』を発表し、NMEアワードのレーダーアワードを受賞。
90年代オルタナやグランジの影響を感じさせつつも、現代的なポップセンスを併せ持つ彼女の音楽は、懐かしさと新鮮さを同時に感じられる魅力に溢れています。
2023年にはテイラー・スウィフトさんのツアーサポートも務め、さらなる飛躍が期待されています。
GorillaLittle Simz

イギリス出身の才能豊かなラッパー、リトル・シムズさんは、2015年にデビュー・アルバム『A Curious Tale of Trials + Persons』をリリースし、英国ヒップホップシーンに新風を吹き込みました。
独自のレーベルAge 101 Musicから作品を発表し、自身の音楽性を貫いてきたリトル・シムズさん。
2019年には3作目となるアルバム『Grey Area』でマーキュリー賞にノミネートされ、その実力が広く認められることとなります。
2021年12月には5枚目のスタジオ・アルバム『No Thank You』を発表し、さらなる進化を遂げています。
2024年にはグラストンベリーのトリを務めたコールドプレイの一つ前で登場、歴史的なステージを披露しました。
ラップとシンガーソングライティングの両面で才能を発揮するリトル・シムズさんの音楽は、ヒップホップ好きならずともぜひチェックしてみてください。
Nice to meet you (feat. Central Cee)PinkPantheress

2001年生まれ、イギリスはバースを拠点とするシンガーソングライター兼プロデューサーのピンクパンサレスさんは、英BBCが選ぶ期待の新人アーティストのリストとして毎年注目されている「Sound of 2022」で1位となったことで日本でも知名度を上げた存在です。
2020年にSoundCloudで楽曲を公開し始めた彼女は、ドラムンベースやUKガラージを取り入れたベッドルームポップで注目を集めました。
TikTokでバイラルヒットを記録した楽曲『Just For Me』は、新世代ならではのセンスと1990年代~2000年代の懐かしさを融合させた魅力的な一曲。
2023年11月にリリースしたデビューアルバム『Heaven Knows』では、さらに進化した彼女の音楽性を堪能できます。
ジェネレーションZの心情を巧みに表現する歌詞と中毒性のあるメロディは、現代の音楽シーンに新風を吹き込んでいますよ。
【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(21〜30)
Shape of YouEd Sheeran

1991年にイギリスはヨークシャーにて生まれたエド・シーランさんは、2010年代以降において最も商業的に成功したソロ・アーティストの1人であり、ツアー収益におけるワールドレコード1位、3つのギネス世界記録を獲得した名曲『Shape of You』など、彼の歌声と曲は2010年代を彩った音楽そのもの、と言っても過言ではありません。
2020年代以降もその偉業は間違いなく続いていくであろうエドさんの音楽的なスタイルは、実はいたってシンプル。
軽快なアコースティック・ギターのバッキングと、卓越したメロディ・センス、ヒップホップの影響を感じさせる歌い回し、市井の人々を自然体のままで描き出すリアルな歌詞……そういった要素から生まれる名曲の数々を聴いていると、本当にいい曲であれば、時流などはなんら関係なく世界中へ広がっていくのだなと再認識させられるはず。
そんなエドさんはライブ・パフォーマンスも超一級で、小さなライブハウスであっても、東京ドームであっても、ギターとループ・ペダルを駆使してたった1人だけで最高のライブを魅せてくれるのですよ。
全身全霊ミュージシャン、それがエド・シーランさんなのです。






