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【鍵盤の魅力】ピアノのボカロ曲まとめ

時には主役として、時には歌に彩りを添える存在として活躍する、ピアノ。

やわらかく温かい音色から激しくかっこいいサウンドまでを響かせる、本当に多彩な魅力を持った楽器です。

ということで今回この記事では、ピアノサウンドが活かされているボカロ曲をご紹介していきます!

音楽ジャンルにはこだわらずピックアップしていますので、あなた好みの曲にきっと出会えますよ。

また、自分で演奏する曲をお探しの方にもオススメな内容です!

【鍵盤の魅力】ピアノのボカロ曲まとめ(1〜10)

紫色の向日葵香椎モイミ

紫色の向日葵 / 香椎モイミ feat. 羽累
紫色の向日葵香椎モイミ

R&Bのエッセンスが取り入れられた、エモーショナルな楽曲です。

『キャットラビング』など数々のヒット作で知られるボカロP、香椎モイミさんの作品で、2023年7月に公開。

羽累のボーカルが奏でる夏の切ない恋物語には、ピアノの音色が深い余韻を与えています。

大切な人との別れに対する感情が詰め込まれている歌詞は、読むだけでも心に来るんです。

静かな夜、ゆっくりと音楽にひたりたいときにオススメの1曲です。

φあめのむらくもP

【GUMI】「φ」 あめのむらくもP
φあめのむらくもP

ピアノの音色が時に温かく、時に切なく響き渡ります。

2022年5月に公開された本作は、レトロな雰囲気を持ったピアノ弾き語り曲。

GUMIの透明感のある歌声と生き方を問いかける哲学的な歌詞世界に引き込まれます。

「正しさ」とはなんなのか、自然と考え込んでしまうんです。

自分らしさを見つめ直したいとき、この曲が一つの材料になってくれるかもしれません。

メルトsupercell

VOCALOIDの創世期といえばこの曲、と言っても過言ではありません。

美しいピアノの旋律と初音ミクの自由自在なボーカルが織りなす楽曲『メルト』は、VOCALOID初期シーンを支えた楽曲です。

2007年にryoさんが作詞作曲しており、初音ミク自身の恋愛をイメージして制作。

主旋律で鳴るピアノは、打ち込みの楽器やデジタル音にも馴染んでいて、鍵盤の可能性を新たに切り拓きました。

後のVOCALOIDや音楽家達に大きな影響を与えたこの曲のヒットは、米津玄師さんがボカロの世界に入ったきっかけにもなっています。

【鍵盤の魅力】ピアノのボカロ曲まとめ(11〜20)

季節が巡らなければ良いのに中瀬ミル

多感な心情がはかないメロディーで表現された、エモーショナルな作品です。

中瀬ミルさんの繊細な音楽性とセンスが光る本作は、2023年8月にリリース。

エレクトロニカを基調にした前衛的なサウンドと裏命のウィスパーボイスが見事に調和しています。

歌詞は、季節の移ろいに孤独感を重ね合わせた内容。

物思いにふける夜や、心が少し疲れているときに、とくに刺さると思います。

コトノキセキまらしぃ

コトノキセキ(Koto no Kiseki)/ まらしぃ feat.初音ミク&巡音ルカ(Hatsune Miku & Megurine Luka)
コトノキセキまらしぃ

心に寄り添うようなピアノの旋律から始まり、そこからドラマチックな音像が展開していきます。

ピアニスト、まらしぃさんの楽曲で、声優の小野友樹さんのために書き下ろされた曲のボカロバージョン。

2022年3月に動画公開されました。

初音ミクと巡音ルカの歌声が織りなす美しいハーモニーが印象的です。

歌詞は人と人とのつながりや音楽との縁をテーマにしており、ピアノの煌びやかな音色とあいまって、未来への希望を届けてくれます。

明日を生きる力をくれる、感動的な作品です。

孤独な夜をあといくつ傘村トータ

寂しさにさいなまれたとき、寄り添ってくれる楽曲です。

バラードに定評のある傘村トータさんによる作品で、2023年6月に公開されました。

ピアノと歌声が織りなす美しいサウンドスケープが、自己否定や孤独といった重い感情を優しく包み込んでくれます。

他者とのつながりや希望を見出すメッセージ性に、泣けてしまう方もいらっしゃるでしょう。

悩みを抱えているときや、誰かと分かち合いたいときにオススメです。

生きてしまってごめんなさいshizuku

後ろ向きな感情が込められた、メランコリックな作品です。

shizukuさんによる楽曲で、2025年1月に公開されました。

可不の透明感のある歌声で、自己否定感や生きづらさを表現しています。

静かに流れ行くメロディーと、切なさをはらんだピアノサウンドに胸打たれます。

心に重くのしかかる感情を抱える時そっと寄り添ってくれる作品です。

とくに10代の方にとって、響くものがあるはず。