【鍵盤の魅力】ピアノのボカロ曲まとめ
時には主役として、時には歌に彩りを添える存在として活躍する、ピアノ。
やわらかく温かい音色から激しくかっこいいサウンドまでを響かせる、本当に多彩な魅力を持った楽器です。
ということで今回この記事では、ピアノサウンドが活かされているボカロ曲をご紹介していきます!
音楽ジャンルにはこだわらずピックアップしていますので、あなた好みの曲にきっと出会えますよ。
また、自分で演奏する曲をお探しの方にもオススメな内容です!
【鍵盤の魅力】ピアノのボカロ曲まとめ(11〜20)
もう、溶けた。Meal errand

ジャジーなサウンドスケープに引き込まれます。
Meal errandさんによる楽曲で、2023年8月に公開されました。
鳴花ヒメの落ち着いた歌声と自由気ままに展開していく曲調が印象的。
歌詞は現代社会における孤独や自己否定、手放せない感情をテーマにしており、つい自分のことに置き換えて聴いてしまいます。
静寂と躍動が交錯する本作は、夜の部屋で1人、内なる思いと向き合いたい時にぴったりですよ。
アンコールダンスMIMI

夜の切なさと「それを振り切って踊るんだ」という心の移ろいが詰まった楽曲です。
MIMIさんの音楽性を存分に感じられる本作は、2025年3月にリリース。
ジャジーなピアノサウンドと重音テトの大人っぽい歌声が印象的で、歌詞には孤独感や諦め、惜別の念が込められています。
とてもリズミカルな作品なので、深夜のドライブBGMなどにぴったりかもしれません。
幸せを見るのよyouまん

静かな雨音から始まる、心に染み入る作品です。
youまんさんによる楽曲で、2023年11月に公開。
「無色透名祭Ⅱ」参加作品として注目を集めました。
ピアノの繊細な旋律に、GUMIのやわらかな歌声が溶け込んでいきます。
雨が止んだ後の景色に希望を見出す心情を描いた歌詞と美しい音色の組み合わせが、心が洗われるような感動を呼び起こすんです。
穏やかな時間を過ごしたいときや、心が疲れているときにオススメの、癒やしの1曲です。
The BeastスペクタクルP

2011年に発表された初音ミクの楽曲です。
ニコニコの方で添えられた副題は「懺悔の咆哮」。
少し難しい絵本を読んでいるような世界が広がります。
力強いピアノの伴奏はそれだけでも聴き応えがある完成度で「ピアノミク」タグの中でも高い知名度を誇っています。
カワルガワル過言

アンニュイで知的な印象の楽曲です。
過言さんが2023年3月に公開した作品で、初音ミクと音街ウナが歌っています。
曲のテーマである「変化」を体現するように2人のボーカルが高度なハーモニーを織りなしており、聴いていると曲の中に自分がどんどん入り込んでしまうような仕上がり。
レトロな雰囲気を持ったサウンドアレンジと、モダンな歌詞世界もそうなる理由でしょう。
聴けば聴くほど味が増すようなボカロ曲です。
冬が終わりを告げたすこやか大聖堂

悲しい別れの情景が見えてきます。
すこやか大聖堂さんによる作品で、2025年2月にリリースされました。
KAITOのV1とV3、2つのバージョンを使用したボーカルワークで、季節の移ろいや惜別の思いを美しく表現。
その歌声をたどるだけでの涙腺が刺激されます。
また、曲後半にかけての展開は、あふれ出すような感情をそのまま音楽にしたかのよう。
ドラマチックなKAITO曲、ぜひ聴いてみてください。
【鍵盤の魅力】ピアノのボカロ曲まとめ(21〜30)
かすみそうねじ式

ピアノの繊細な旋律と結月ゆかりの透明感のある歌声と寄り添うように響きます。
ねじ式さんによる作品で2023年12月に公開、アルバム『world』に収録されています。
結月ゆかり生誕祭に合わせて発表された、この曲。
壮大で優美なサウンドと、歌詞に落とし込まれたはかない存在への「消えないでほしい」という願いが、聴き手の心に深く沁みわたります。
大切な思い出にひたりたい瞬間にぴったりの1曲です。





