和歌山と聞いて、思い浮かぶ歌はありますか?
温暖な気候と豊かな自然に恵まれた和歌山県には、その魅力を歌い上げた心温まる楽曲が数多く存在します。
梅の里を思う情緒豊かな歌謡曲から、熊野の霊場を歌った叙情歌、白浜の海を舞台にした青春ソング、そして和歌山の有名観光地の魅力を詰め込んだPRソング。
本記事では、郷土への深い愛情が込められた和歌山の歌をご紹介します。
きっとあなたの知らなかった和歌山の一面に出会えるはずです。
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和歌山を歌った名曲・ご当地ソング。故郷の心を歌い継ぐメロディ(1〜10)
なんで和歌山ウインズ平阪

和歌山への愛と誇りを、明るくリズミカルなメロディで高らかに歌い上げるご当地応援歌です。
聴いているだけで、温暖な気候や豊かな自然といった和歌山の風景が目に浮かびますね。
地元へのまっすぐな愛が、聴く人の心を明るく照らしてくれるようです。
この楽曲は2004年7月発売のアルバム『ウインズ5』が初出で、WBSラジオの番組エンディングテーマとしても長年親しまれてきました。
故郷を離れて頑張る人の心をそっと包み込み、温かく迎えてくれるような1曲ではないでしょうか。
熊野路へ坂本冬美

和歌山県が誇る世界遺産、熊野古道を舞台に、今は亡き大切な人との思い出をたどる旅を描いた1曲です。
坂本冬美さんの情感豊かな歌声が、静寂に包まれた巡礼路の風景と、胸にせまる切ない追憶を浮かび上がらせます。
今は会えない人をしのびながら思い出の地を歩く主人公の姿に、心を揺さぶられる方もいらっしゃるかもしれません。
この楽曲は、2018年9月に発売されたコンセプトシングル『ふるさとの空へ』に収録された作品です。
故郷を離れて暮らす方や、大切な思い出を胸に抱く方の心に、じんわりと染み渡るのではないでしょうか。
Wakayama City Life和歌山市移住定住戦略課

シティポップ調の爽やかなメロディが印象的な、和歌山市の公式PRソングです。
都会の暮らしに少し疲れた主人公が、和歌山という「新しいふるさと」を見つけ出す物語が描かれていますね。
職員の方々が作詞や出演まで手がけたという、手作り感あふれる温かさが心に染み渡ります。
この楽曲は和歌山市の移住・定住促進のテーマソングで、2024年3月に公開されました。
本作を聴けば、穏やかな気候と豊かな自然に抱かれた暮らしへの憧れが膨らむのではないでしょうか。
ときめきの紀州路勝手に観光協会

夕暮れの風が吹く浜辺や、みかん色に染まる空。
そんな紀州路のロマンチックな情景が目に浮かぶ、勝手に観光協会による和歌山県のご当地ソングです。
みうらじゅんさんのギタレレと安齋肇さんのオカリナが織りなす軽快な曲調が、旅先でのときめきや高揚感をかき立てますよね。
この楽曲は2002年5月頃に制作され、のちにアルバム『勝手に観光協会 Vol.1』や全国の旅館録音を集めた『勝手にご当地ソング47+1 日本全国旅館録音』に収録されました。
旅館の一室で録音するという彼らならではのスタイルが、和歌山の温かい空気感をそのまま閉じ込めているように感じられますね。
Yhoo!You’re!Yhoo!古家学

和歌山県白浜町出身のシンガーソングライター、古家学さんによる和歌山弁を駆使したラップソングです。
アコースティックギターの弾き語りにのせて、地元でしか通じないような濃密な方言が飛び出す様子は、一度聴けば忘れられない衝撃がありますよね。
この楽曲は2004年7月に発売されたシングルで、NHK近畿版でも取り上げられるなど口コミで話題となり、インディーズ盤としては異例の3,500枚を超えるセールスを記録しました。
和歌山出身の方はもちろん、故郷の言葉が持つ温かさや力強さに触れたい人々の心を、楽しく揺さぶってくれる1曲です。
花のふるさと杉良太郎

杉良太郎さんの穏やかながらも心の芯に響く歌声が印象的な、和歌山のご当地ソングです。
自らペンをとったという歌詞には、紀の川の流れや桃の香りといった美しい風景と、大切な母との思い出が詰め込まれており、聴く人の郷愁を誘います。
この楽曲は2023年10月にシングルとして公開され、2024年1月には有線リクエストランキングで1位を獲得するなど、多くの人々に深く浸透しています。
和歌山にゆかりのある方はもちろん、故郷を離れて頑張る人の心をそっと包み込んでくれる1曲といえるでしょう。
南紀白浜水森かおり

「ご当地ソングの女王」水森かおりさんが歌う、和歌山県白浜町の情緒豊かな1曲です。
三段壁や千畳敷といった名所を背景に、過ぎ去った恋に別れを告げ、ひとりで未来へ歩みだそうとする女性の姿が描かれています。
本作は、2022年9月に発売されたアルバム『歌謡紀行21~九十九里浜~』に収録された作品です。
スケールの大きなメロディは、まるで白浜の雄大な自然と主人公の強い心をドラマチックに演出しているかのよう。
過去を乗り越えて新しい一歩を踏み出したいと願う人の心を、そっと後押ししてくれるのではないでしょうか。