カーアークション映画の王道として、世界的な人気を集める映画『ワイルド・スピード』シリーズ。
実はこの映画、メディア・フランチャイズといわれる展開により、関連する作品ごとに制作陣がことなります。
そのため、一般的な映画に比べると、続編のペースが非常に早いという特徴があります。
今回はそんな『ワイルド・スピード』シリーズのサウンドトラックのなかでも、人気の高い楽曲をピックアップしてみました!
最新の映画で使用されている楽曲もチョイスしているため、ワイスピ・ファンの方は必見です!
【ワイルドスピード】シリーズの人気曲(1〜10)
My Life Be Like (Ooh-Aah)Grits

クリスチャン・ヒップホップ界の先駆者とされるグリッツの代表曲は、希望と信仰をテーマにした深い心情を歌い上げる印象的な作品です。
オルタナティブ・ヒップホップの要素を取り入れながら、TobyMacさんの温かみのあるコーラスが心に響きます。
本作は、2002年に発売されたアルバム『The Art of Translation』に収録され、後に2006年の映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』や『ビッグママ・ハウス2』でタイアップされ、世界的な知名度を獲得。
人生の岐路に立たされた時や、心に迷いを感じている時に聴くと、勇気をもらえる一曲として、根強い人気を集めています。
See You Again (feat. Charlie Puth)Wiz Khalifa

ワイルド・スピードのファンにとっては、最も大切な歌と言っても過言ではない、こちらの『See You Again (feat. Charlie Puth)』。
ご存じの方も多いと思いますが、この曲はワイルド・スピードの主演を務めていたポール・ウォーカーさんが交通事故で亡くなった際、追悼の意をこめて作曲されました。
チャーリー・プースさんの切ないハイトーンボイスが悲しい気持ちにさせますが、ワイルド・スピードが好きな方にとっては外せない1曲と言えるでしょう。
Won’t Back DownNBA YoungBoy, Bailey Zimmerman, Dermot Kennedy

映画『Fast X』のサウンドトラックを飾る壮大なコラボレーション作。
ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんのダイナミックなラップフロー、ベイリー・リン・ジマーマンさんのパワフルなカントリーボーカル、そしてDermot Kennedyさんの表情豊かな歌声が見事に調和し、ジャンルの垣根を超えた新たな音楽体験を生み出しています。
2023年5月にリリースされた本作は、映画のスピーディーでスリリングな展開を音楽で表現することに成功。
3人のアーティストの個性が際立ちながらも、一つの楽曲として完成度の高い仕上がりとなっています。
エネルギッシュで力強いサウンドは、ドライブ中やワークアウト時のモチベーション向上に最適で、映画のファンはもちろん、新たな刺激を求める音楽愛好家にもおすすめの一曲です。
BushidoGood Gas & JP THE WAVY

日本の伝統文化と現代のトラップサウンドが融合した、力強いメッセージが響く一曲です。
重厚なビートに乗せて、JP THE WAVYさんの流麗なフロウが展開され、富士山やサムライといった日本らしさと、自己肯定感や仲間との絆を見事に表現しています。
2021年6月に公開の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のサウンドトラックとして収録された本作は、アジア人アーティストとして唯一の参加となりました。
グローバルなシーンで活躍するプロデューサー・Good Gasとのコラボレーションにより、日本のヒップホップの新境地を切り開いた作品といえます。
ドライブやワークアウトなど、エネルギッシュな気分を求めるシーンにぴったりの一曲で、日本のカルチャーに興味を持つ海外のリスナーにもおすすめです。
Next LevelA$ton Wyld

アストン・ワイルドさんの作品『Next Level』。
ワイルド・スピード・シリーズのスピンオフ作品である『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』で使用された作品で、全体的にダークな雰囲気がただよっています。
ワイルド・スピードの音楽といえば疾走感のただようものが多いのですが、この作品はどちらかというとスローなテンポにまとめられています。
K-POPのアイドルグループであるエスパもカバーしているので、聴き比べてみても面白いかもしれませんね。
Rollin’Limp Bizkit

メタルにヒップホップの要素をミックスさせたニュー・メタルというジャンルで人気を集めているバンド、リンプ・ビズキット。
1994年にデビューを果たし、現在もニュー・メタル・シーンの第一線で活躍を続けています。
そんな彼らの名曲の1つであるこちらの『Rollin’』は、映画『ワイルド・スピード』で使用されました。
1作目の映画ということで昔からワイルド・スピードのファンだという方にとっては、思い入れの強い1曲なのではないでしょうか?
Gasolina (Safari Riot Remix)Daddy Yankee & Myke Towers

レゲトンのパイオニアとして知られるダディー・ヤンキーさんと、現代のラテン音楽シーンを牽引するマイク・タワーズさんが手がけた、パワフルなリミックス作品です。
オリジナルのレゲトンビートを基調としながら、ブラジリアン・ファンクやコロンビアの音楽要素を織り交ぜた、エネルギッシュなサウンドが印象的です。
2023年4月に公開された映画『Fast X(ワイルド・スピード/ファイヤーブースト)』のサウンドトラックに収録され、映画の世界観を見事に表現しています。
同年にオリジナル版がアメリカ議会図書館の「国家録音登録簿」に登録された本作は、ドライブ中やワークアウト時など、アドレナリンを高めたいシーンで心強い味方となってくれることでしょう。