【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集
人気アニメ『響け! ユーフォニアム』などの映像作品を通して、吹奏楽に憧れを抱いたことのある方は多いのでは?
大人になってから吹奏楽の魅力を知り、楽器を購入して習い始めたり、仲間でブラスバンドを組んで週末に楽しんでいる方もいるかもしれませんね。
この記事では、吹奏楽で演奏される人気曲のなかでも「初心者向け」とされる名曲を集めました。
楽器経験がない方にとって参考となるのはもちろん、学生時代に吹奏楽を経験された方であれば、懐かしく感じられるかもしれません。
親しみやすさをおぼえる魅力的な吹奏楽作品の数々をお楽しみください!
【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集(1〜10)
エル・クンバンチェロRafael Fernandes

プエルトリコ出身の作曲家、ラファエル・エルナンデスさんによって作曲された名曲、『エル・クンバンチェロ』。
1943年にリリースされたラテン・ミュージックの作品で、現在は吹奏楽におけるラテン・ミュージックのスタンダード・ナンバーとして親しまれています。
コンガやボンゴといったラテンのパーカッションとドラム・セットが輝く楽曲で、全体を通して迫力にあふれています。
吹奏楽のドラム・セットはポップ・ミュージックとは雰囲気が異なるので、ぜひパーカッションを意識しながら聴いてみてください。
イン・ザ・ムードGlenn Miller

サクソフォンのメロディが耳に残る明るい楽曲は、グレン・ミラーさんが1939年9月にリリースした大ヒット作品です。
サックスとトランペットの掛け合いが生み出す躍動感あふれるサウンドは、ダンスフロアの高揚感や楽しさを表現し、スウィング・ジャズの魅力を存分に伝えています。
本作は2004年の映画『スウィング・ガールズ』でも使用され、高校生たちの青春を彩る印象的なシーンを生み出しました。
吹奏楽の世界でもスタンダードナンバーとして多くのバンドに演奏されている名曲です。
エル・キャピタンJohn Philip Sousa

オペレッタから生まれた華やかな行進曲として知られる傑作。
マーチ王として名高いスーザさんが手掛けた本作は、軽快で親しみやすい旋律が魅力的な吹奏楽の定番曲です。
アメリカでは1896年の初演以来、吹奏楽団や軍楽隊で演奏され続けてきました。
日本でも1956年の第4回全日本吹奏楽コンクールで課題曲に選ばれたことをきっかけに、多くの演奏家に愛される存在となっています。
演奏会のオープニングを華やかに彩る1曲として、また仲間と合奏を楽しむ楽曲としてもピッタリな作品です。
【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集(11〜20)
組曲「宇宙戦艦ヤマト」宮川泰
壮大なオーケストラサウンドと感動的なメロディが特徴的な吹奏楽の名作です。
宮川泰さんがプロデューサーの要望を受けて「鉄」をイメージして作り上げた雄大なイントロが印象的な本作は、1974年から放送されたテレビアニメのBGMを、オーケストラ向けに見事に再構築。
吹奏楽の魅力を存分に引き出した構成で、アンサンブルを楽しむ方々にピッタリの作品となっています。
週末の練習や、仲間との合奏にもオススメです。
特に、アニメをリアルタイムで観ていた世代にとっては、たまらない編曲作品といえるでしょう。
「ミッション:インポッシブル」のテーマLalo Schifrin

映画やドラマで緊迫感を演出するために使われる、あのスパイアクションテーマ曲が吹奏楽アレンジで楽しめます!
ラロ・シフリンさんの才能が光る本作は、独特なリズムと、ジャズやラテン音楽の要素を融合させた斬新なサウンドが魅力です。
鮮烈な曲調は、スパイ活動の緊張感や予測不可能性を巧みに表現しており、演奏する人も聴く人も引き込まれずにはいられません。
変化に富んだメロディと躍動的なリズムが吹奏楽の魅力を存分に引き出す本作は、演奏を通じて音楽の楽しさを共有できるアンサンブル曲としてもオススメです。
ワシントン・ポストJohn Philip Sousa

軽快なリズムが心を躍らせる吹奏楽の行進曲の決定版!
1889年6月にスミソニアン博物館で初演されて以来、アメリカはもとより世界中で愛され続けているジョン・フィリップ・スーザさんの作品です。
8分の6拍子のリズムは、当時人気だったダンス「ツー・ステップ」との相性も抜群で、ヨーロッパではこのダンスと曲名が同じ意味を持つほどの大旋風を巻き起こしました。
1978年の映画『アニマル・ハウス』でも本作が使用され、にぎやかなシーンをいっそう引き立てています。
主部では力強く明るいメロディが奏でられ、中間部では金管楽器による流れるような旋律が豊かな音の広がりを演出します。
まさに、仲間と一緒に吹奏楽の楽しさを存分に味わえる魅力的な1曲です。
キラキラ星変奏曲石毛里佳

親しみやすいフランス民謡をベースにした吹奏楽曲は、小編成ながらも多彩な変奏により、聴く人の心をつかんでいます。
石毛里佳さんの編曲により、原曲のメロディは新たな表情を見せ、リズムや調性の変化、楽器間の掛け合いなど、アンサンブルの魅力を存分に味わえる作品へと生まれ変わりました。
アンサンブルメンバーとの息の合わせ方や、音色の変化を楽しみながら、技術と表現力を磨ける1曲として、吹奏楽愛好家にオススメしたい楽曲です。