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【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集

人気アニメ『響け! ユーフォニアム』などの映像作品を通して、吹奏楽に憧れを抱いたことのある方は多いのでは?

大人になってから吹奏楽の魅力を知り、楽器を購入して習い始めたり、仲間でブラスバンドを組んで週末に楽しんでいる方もいるかもしれませんね。

この記事では、吹奏楽で演奏される人気曲のなかでも「初心者向け」とされる名曲を集めました。

楽器経験がない方にとって参考となるのはもちろん、学生時代に吹奏楽を経験された方であれば、懐かしく感じられるかもしれません。

親しみやすさをおぼえる魅力的な吹奏楽作品の数々をお楽しみください!

【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集(1〜20)

序曲「バラの謝肉祭」Joseph Olivadoti

WSR-13-004 序曲「バラの謝肉祭」(吹奏楽復刻シリーズ)
序曲「バラの謝肉祭」Joseph Olivadoti

静かに始まり、徐々に盛り上がりを見せる壮大な序奏から、甘美な旋律が次々と展開される吹奏楽の名曲。

ジョセフ・オリヴァドーティさんが1947年に作曲したこの楽曲は、イタリア・ロマン派の影響を受けながらも、親しみやすい構成で多くの人々の心を魅了してきました。

本作は聴きごたえのある華やかな表現に満ちていながら、どなたでも挑戦しやすい技術レベルに設定されているのが魅力です。

長らく入手が難しかった楽譜もウィンズスコアから復刻版が発売され、練習用CDも付属しているため、アンサンブルでの練習にも最適です。

行進曲「国民の象徴」Edwin Eugene Bagley

行進曲「国民の象徴」/E.E.バグレー National Emblem March / Edwin Eugene Bagley
行進曲「国民の象徴」Edwin Eugene Bagley

アメリカ行進曲の金字塔として名高い1曲が誕生したのは、1902年のこと。

エドウィン・ユージン・バグリーさんが列車での巡業中に作曲し、一度は廃棄した楽譜をバンドメンバーが拾い上げてひそかに練習。

その後のコンサートで予期せぬ演奏を披露し、大成功を収めたのです。

「星条旗」の冒頭部分がモチーフに取り入れられた本作は、映画『34丁目の奇跡』やドラマ『特攻野郎Aチーム』でも使用され、アメリカの独立記念日の祝典や軍の式典でも欠かせない存在となっています。

力強いリズムと印象的な旋律の組み合わせが魅力的な楽曲で、吹奏楽の醍醐味を存分に味わえる1曲。

休日に音楽仲間と集まって楽しむのにもピッタリの作品です。

エンシェント・フラワー西邑由記子

西邑由記子さんが手掛けたバラード作品は、ちりゆく花の繊細な美しさを情感豊かに描き出し、演奏者と聴衆の心を優しく包み込みます。

本作は、アメリカのアラバマ州オールステート中学校バンドの演奏で高い評価を受け、参加者からも「これまでで最も心に残る作品の一つ」との声が寄せられました。

フルートやクラリネット、トランペットなど多彩な楽器編成で構成され、豊かなハーモニーと緩やかなテンポが、演奏する人にも聴く人にも心地よい余韻を残してくれることでしょう。

音楽への情熱を大切にしながら、仲間とともに演奏を楽しみたい方にピッタリの1曲です。

風になびく草原下田和輝

風になびく草原 (下田和輝) Prairie Waving in the Wind (Kazuki Shimoda)
風になびく草原下田和輝

情景を見事に表現した吹奏楽曲を手掛ける下田和輝さんの小編成向け楽曲。

風にたなびく草原の豊かな様子がメロディに映し出される珠玉の1曲です。

フルートとオーボエの美しいソロが印象的で、演奏者それぞれの表現力がいきる作品に仕上がっています。

2012年冬に中編成用として作曲された本作は、2018年に小編成向けに改訂され、吹奏楽コンクールや学校の定期演奏会で広く演奏されています。

自然の息吹を感じさせる爽やかな旋律と親しみやすい曲調は、アンサンブルで楽しむのにピッタリ。

仲間と息を合わせて演奏する喜びを味わえる、魅力あふれる吹奏楽作品といえるでしょう。

ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

ディープ・パープル・メドレー DEEP PURPLE MEDLEY 北海道大学連合吹奏楽団 HOKKAIDO UNIVERSITY WIND ORCHESTRA
ディープ・パープル・メドレー編曲:佐橋俊彦

吹奏楽の名曲として親しまれているこの楽曲は、イギリスのロックバンド、ディープ・パープルの代表曲『Burn』『Highway Star』『Smoke on the Water』の3曲を見事に融合したメドレー作品です。

佐橋俊彦さんは、エレキギターのリフやドラムのビートを管楽器や打楽器で巧みに表現し、原曲のロックな魅力を吹奏楽ならではの豊かなサウンドで再構築しています。

本作は、1996年に吹奏楽向けの『New Sounds in Brass』シリーズの一環としてリリース。

吹奏楽コンサートや学校の演奏会などで頻繁に演奏されており、第6回ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会では、演奏団体が審査員特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。