【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集
人気アニメ『響け! ユーフォニアム』などの映像作品を通して、吹奏楽に憧れを抱いたことのある方は多いのでは?
大人になってから吹奏楽の魅力を知り、楽器を購入して習い始めたり、仲間でブラスバンドを組んで週末に楽しんでいる方もいるかもしれませんね。
この記事では、吹奏楽で演奏される人気曲のなかでも「初心者向け」とされる名曲を集めました。
楽器経験がない方にとって参考となるのはもちろん、学生時代に吹奏楽を経験された方であれば、懐かしく感じられるかもしれません。
親しみやすさをおぼえる魅力的な吹奏楽作品の数々をお楽しみください!
【吹奏楽】初心者におすすめ!練習にもピッタリの名曲&人気曲集(21〜30)
セドナSteven Reinek

アメリカ・アリゾナ州に広がる赤い岩山や深い渓谷の風景を、壮大なサウンドで描き出したプログラム音楽の名曲です。
ポップスやクラシックなど幅広いジャンルを手掛けるアメリカの作曲家、スティーヴン・ライニキーさんの作品です。
この楽曲が持つダイナミックな魅力は、雄大なホルンの響きと、木管楽器が織りなす繊細な旋律の美しい対比から生まれているのかもしれません。
本作は2000年にワシントン・ウインズの演奏がアルバム『Rushmore』に収録されたのをはじめ、今なお多くの楽団に愛されています。
物語を旅するような感動が味わえるので、聴く人の心に情景を届けたいと願う演奏会で取り上げれば、忘れられない思い出になること間違いなしの一曲でしょう。
吹奏楽のための「風之舞」福田洋介

あらゆる芸術分野において作編曲をおこなう福田洋介さんが制作した『吹奏楽のための「風之舞」』。
2003年に第14回朝日作曲賞を受賞しており、翌年の全日本吹奏楽コンクール課題曲にも選出されました。
壮大な物語の始まりを予感させる勢いのあるメロディーが特徴。
ドラマチックな展開をみせる作品ですので、金管楽器やリズム隊による演奏の強弱が重要になります。
和と洋のみごとなコラボレートが果たされたダイナミックな作品です。
小編成から大編成まで対応しているので、テンポや演出をアレンジして演奏してみてくださいね。
丘の上のレイラ星出尚志

丘の上にひとりで佇む女性の姿を彷彿とさせる、詩情が豊かで美しい旋律が心に深く染み入る作品です。
静かで穏やかな幕開けから、次第に情熱的で壮大なクライマックスへと向かう構成は、聴く人の心をぐっとつかんで離しません。
この楽曲は、作・編曲家の星出尚志さんが手掛けた吹奏楽オリジナル曲で、2001年に開催された第4回「21世紀の吹奏楽“響宴”」の委嘱作品として公開されました。
アルバム『響宴IV 新作邦人作品集』にも演奏が収められています。
少人数のバンドでも豊かなハーモニーとスケール感のある演奏が可能なように設計されており、コンクールや演奏会で、情感があふれるドラマチックな一曲を届けたいと考えるバンドにぴったりの名曲と言えるでしょう。
女性には特におすすめの吹奏楽曲です。
宝島T-SQUARE

サンバのような軽快なリズムがとっても楽しいですね。
フィナーレで演奏されることが多いですね。
明るいメロディなのに、聴いているとどこか切なく寂しくなる音楽で、クセになりますね。
ミドルテンポなので初心者にも易しい曲だと思います。
スター・ウォーズ・エピソード1:ファントム・メナスJ.Williams

トランペットは少し複雑なメロディ構成になっていますが、とても人気のある楽曲です。
やはりサビの盛大なオーケストラの雰囲気が根強い人気なのでしょう。
いろいろな楽器のセッションが迫力満点な1曲になっています。
「架空の伝説のための前奏曲」2006年度課題曲(Ⅰ)堀内俊男

壮大な物語の始まりを告げるような、力強くドラマティックなサウンドが聴く人の心を揺さぶる一曲。
広島県で教壇に立ちながら、吹奏楽作品を数多く手掛ける堀内俊男さんの作品です。
静かなパートでの繊細な音の対話から、全合奏が一体となって突き進むクライマックスへの展開は圧巻で、まるで伝説の序章を音楽で体験しているかのような没入感が味わえます。
この楽曲は2006年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲として書かれ、参考演奏がアルバム『全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集2005‑2008』に収められています。
個々の技術だけでなくバンド全体の表現力が問われる本作は、仲間と一つの壮大な物語を紡ぎたい時にこそ演奏してほしい名曲です。
マゼランの未知なる大陸への挑戦樽屋雅徳

歴史上の偉大な冒険をテーマにした、ドラマチックでかっこいい樽屋雅徳さん作曲の作品。
大航海時代の探検家が未知なる大陸を目指す壮大な挑戦を描いており、聴く人の胸に眠る冒険心を激しく揺さぶりますよね。
希望に満ちた船出、困難に立ち向かう不屈の精神、そして新大陸発見の歓喜がドラマチックに表現され、一つの物語を味わえます。
本作は、2014年10月に発売されたアルバム『WORKS IV -Dream of W.D.O.-』に、東京佼成ウインドオーケストラの演奏で収録。
コンクールで壮大な世界観を表現したい、自分たちの限界に挑戦したいと考えているバンドにピッタリ!
物語の主人公になったつもりで演奏してみてはいかがでしょうか?






