冬はクリスマスを始め、年末年始や節分といったイベントがたくさんあり、わくわくと気持ちがたかぶる季節です。
行事やイベントに合わせたレクリエーションを企画している介護施設も多いですよね。
そこで高齢者の方に、さらに楽しく冬を感じてもらえるような、壁面飾りのアイデアをご紹介します。
高齢者の方と一緒に制作する、工作レクとしても楽しめますよ。
冬ならではの季節を感じられるデザインのものや、作り方や使う素材などにアイデアが詰まった作品を多く集めました!
今回のアイデアを参考にして、暖かな室内で楽しい時間をお過ごしくださいね。
【高齢者向け】ほっと温まる。冬の介護施設にぴったりな壁面飾りアイデア(1〜20)
透ける折り紙でガーランド

なんとなくどんよりした天気が続く冬をパッと明るく照らしてくれる、カラフルなガーランドを作るのはいかがでしょうか。
さまざまな色がグラデーションのようになった、透けるタイプの折り紙を用意してください。
折り紙を8等分に細長く切り、4枚を十字に組み合わせます。
端同士を貼り合わせて、ボリュームのある花びらを四つ作ります。
同じように作ったものを組み合わせて、一つの花にすれば花飾りが一つ完成!
その花を三つ程度組み合わせ、ひもを通せばガーランドができあがります。
ステンドガラス風飾り

クリスマス時期にぴったりな、キレイなステンドガラスふうの壁面飾りを作ってみましょう!
まず、黒い画用紙を好きな形に切ります。
この際に、真ん中の部分をくり抜いて、縁取りだけができるような形にしてください。
できたものはラミネートし、余分な周りの部分をカットします。
あとは、裏面から何色かのマジックを使って色づけすれば完成です!
色付けする際は、黒いペンで区切って色を塗ると、よりステンドグラス感が出ますよ。
ひもやリボンをつけて、壁にたくさん飾ってくださいね。
冬のモチーフではじき絵

はじき絵をご存じでしょうか?
クレヨンで下絵を描き、絵の具で下絵の上を塗ると、クレヨンで描いたところ以外が塗れます。
これは、クレヨンの油分が絵の具の水をはじく原理を利用した技法ですよ。
おもしろい技法に、高齢者の方も作品を作りながら楽しめそうですね。
あらかじめ絵を描く画用紙を、冬のイメージがあるものにカットしておくと、高齢者の方も絵を描きやすいかもしれません。
例えば、手袋や雪だるまや毛糸の帽子などがオススメです。
高齢者の方の個性あふれる冬の作品で、壁面飾りが作れそうですね。
寒椿と雪うさぎ

高齢者の方の中には、ガーデニングが趣味な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そのような方にオススメな寒椿の作品です。
代表的な冬の花の一つである、寒椿の作品ならガーデニングやお花が好きな方にピッタリですよね。
さらに、雪うさぎや雪景色なども一緒に画用紙や厚紙で作って壁に飾ってみましょう。
室内でもあっという間に、冬の気分が味わえますよ。
寒い季節のためや、身体的な理由で外出が難しい高齢者の方にも室内で季節を感じていただけそうですね。
自分が作った作品が、室内をすてきに演出していたら達成感も感じていただけそうです。
ぜひ高齢者の方とご一緒に作ってみてくださいね。
干支の壁面飾り

毎年、変わる干支。
中国の古代の暦に干支の起源がみられるそうですよ。
高齢者の方も、干支の壁面飾りをとおして、お正月や冬といった行事や季節を感じられるのではないでしょうか?
また、干支を飾るのは福を招き、無病息災や厄除けの祈願の意味があるとされているそうです。
神様をお迎えするという意味もあるそうですよ。
縁起物として年末年始の、高齢者の方の工作レクリエーションにもピッタリ。
今までの干支にまつわるエピソードを思い出す高齢者の方も、いらっしゃるかもしれませんね。
話が盛り上がり、高齢者の方の交流も広がりそうな作品です。