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世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌

世界のさまざまな国や地域で歌い継がれる民謡のなかから、有名な曲をご紹介します。

曲名は知らなくてもどこかで聞いたことがあったり、子供の頃に口ずさんでいたりと、他国の民謡は実は私たちの日常に馴染んでいます。

なかには、日本ではオリジナル曲が知られていて、原曲はこれだったんだ!

と発見があるかもしれません。

どの国の曲だったかを知ることは、他国の文化や歴史を知ることにつながり、視野が広がることでしょう。

それぞれの国で大切にされている歴史ある民謡を、ぜひ聴いてみてください!

もくじ

世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(1〜20)

アメイジング・グレイススコットランド民謡 / John Newton

神の恵みを讃える賛美歌として知られるこの楽曲。

作曲者は不詳ですが、作詞を手がけたジョン・ニュートンさんの劇的な人生を反映した歌詞が、多くの人々の心を打ちました。

罪深い過去から救われた喜びと感謝が、シンプルで美しいメロディにのせて表現されています。

1772年に作詞されてから時代を超えて愛され続け、特にアメリカでは奴隷制度廃止運動や公民権運動の象徴的な曲となりました。

2005年10月にはクラシカルなアレンジでリリースされ、再び注目を集めています。

心の慰めを求める人々に寄り添う、普遍的なメッセージを持つ本作。

静かに自分と向き合いたいときにぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

クラリネットをこわしちゃったフランス民謡

『クラリネットをこわしちゃった(クラリネットが壊れちゃった)』は、子供向けのフランスの歌曲です。

一音ずつ音が出なくなってしまうクラリネットが登場します。

フランス語のオリジナルバージョンの歌詞を見てみると、壊れてしまったのはどうも楽器だけのせいではなさそうです。

線路はつづくよどこまでもアメリカ民謡

アメリカの鉄道建設労働者たちによって歌われた民謡が、日本では楽しい列車の旅を描く童謡として親しまれています。

1962年にNHK『みんなのうた』で紹介されて以来、幅広い世代に愛される曲となりました。

無限に続く線路を旅する喜びや、野原や山、谷を越えて遥かな街へと続く旅の様子が描かれ、子供たちの冒険心をくすぐります。

JR東日本の桜木町駅の発車メロディとしても採用され、鉄道の歴史を感じさせる曲として現代でも利用されています。

列車の旅に夢を馳せたい方にオススメの1曲です。

鳥の歌カタロニア民謡

鳥の歌:《スペイン・カタロニア民謡》
鳥の歌カタロニア民謡

『鳥の歌』は、カザルスさんの編曲・チェロ演奏で有名なスペイン・カタルーニャ(カタロニア)民謡です。

原曲は、カザルスさんの故郷カタルーニャのクリスマス・キャロル。

歌詞では、キリスト聖誕を祝うため鳥達が集い歌う様子が描写されています。

大きな古時計アメリカ民謡 / Henly Clay Work

『大きな古時計』は、19世紀にヘンリー・クレイ・ワークさんによって作曲されたアメリカの歌曲です。

ワークがイギリス巡業の時に泊まったホテル、「ジョージ・ホテル」に置かれていたロングケース・クロックがモデルとなっています。

蛍の光スコットランド民謡 / Robert Burns

【和訳付き】蛍の光 (スコットランド民謡) “Auld lang syne” – カナ読み有
蛍の光スコットランド民謡 / Robert Burns

『蛍の光』は、スコットランドに伝わるメロディを元に、スコットランドの詩人ロバート・バーンズさんにより作詞された民謡です。

アメリカやイギリス、スコットランドなど英語圏の国々では、大晦日のカウントダウンで年が明けた瞬間に歌われる新年ソングとなっています。