世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌
世界のさまざまな国や地域で歌い継がれる民謡のなかから、有名な曲をご紹介します。
曲名は知らなくてもどこかで聞いたことがあったり、子供の頃に口ずさんでいたりと、他国の民謡は実は私たちの日常に馴染んでいます。
なかには、日本ではオリジナル曲が知られていて、原曲はこれだったんだ!
と発見があるかもしれません。
どの国の曲だったかを知ることは、他国の文化や歴史を知ることにつながり、視野が広がることでしょう。
それぞれの国で大切にされている歴史ある民謡を、ぜひ聴いてみてください!
世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(21〜30)
アヴィニョンの橋の上でフランス民謡

「アヴィニョンの橋の上で」は、古いフランス民謡です。
アヴィニョン(アヴィニヨン)とは、フランスの南東部に位置する都市の名称。
フランス人教皇クレメンス5世による14世紀の「アヴィニョン捕囚」でも知られています。
コロブチカロシア民謡

「コロブチカ(行商人)」は、ロシアの詩人ニコライ・ネクラーソフの長編詩「行商人」の中の一節から採られたロシア歌曲。
学校の運動会などのフォークダンスでよく用いられ、ゲームのテトリスのBGMとしても有名です。
世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(31〜40)
ケチャ

「ケチャ(kecak)」は、インドネシアのバリ島で行われる音楽劇。
別名「ラーマーヤナ・モンキーチャント(the Ramayana Monkey Chant)」としても知られるこの舞踏劇は、伝統的な儀式「サンヤン(sanghyang)」をベースに、古代インドの大長編叙事詩「ラーマーヤナ(R?m?yana)」を題材としたものです。
かわいいアウグスティンオーストリア民謡

オーストリア民謡「かわいいアウグスティン(可愛いオーガスチン)Ach, du lieber Augustin」は、ウィーンで猛威をふるったペストによる犠牲を嘆く内容となっており、歌詞の中にも「ペスト」を意味する単語がはっきりと使われています。
アロハ・オエハワイ民謡 / Lili‘uokalani

「Aloha Oe(アロハオエ)」は、ハワイ王国第8代の女王にして最後のハワイ王リリウオカラニが1878年頃に作詞したとされるハワイの音楽・ハワイアンです。
メロディーは既存の曲を転用したとする説が有力で、メロディーの転用は当時のハワイでは一般的だったようです。
おんまはみんなアメリカ民謡

アメリカ民謡「OLD GLAY MARE」は、日本では中山知子氏の作詞により「おんまはみんな」として広く知られています。
原曲の内容との共通点は、「馬」が登場するという1点のみで、原曲には「こぶたのしっぽ」は登場しません。
おわりに
世界の有名な民謡をご紹介しました。
知っている曲や、これ民謡だったんだ!
と知ることができた曲はありましたか?
子供の頃に歌っていたり学校内で使われていたりする曲もあり、どこか懐かしい気持ちにもなりますね。
さまざまなオリジナル曲もあるので、ぜひ聴いてみてください!