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世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌

世界のさまざまな国や地域で歌い継がれる民謡のなかから、有名な曲をご紹介します。

曲名は知らなくてもどこかで聞いたことがあったり、子供の頃に口ずさんでいたりと、他国の民謡は実は私たちの日常に馴染んでいます。

なかには、日本ではオリジナル曲が知られていて、原曲はこれだったんだ!

と発見があるかもしれません。

どの国の曲だったかを知ることは、他国の文化や歴史を知ることにつながり、視野が広がることでしょう。

それぞれの国で大切にされている歴史ある民謡を、ぜひ聴いてみてください!

もくじ

世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(1〜20)

オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥)アメリカ民謡

『オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥)』は、19世紀後半から広まったアメリカの歌曲。

白人が顔を黒く塗って黒人の真似をして道化を演じるエンターテイメントの一つ、ミンストレル・ショーでよく演奏され、人気があります。

フォークダンスの定番曲としても有名です。

フニクリ・フニクラナポリ民謡 / Luigi Denza

【和訳付き】フニクリ・フニクラ (ナポリ音楽) “Funiculì funiculà” – カタカナ読み付き
フニクリ・フニクラナポリ民謡 / Luigi Denza

『フニクリ・フニクラ(Funiculi, Funicula!)』は、イタリアの作曲家ルイジ・デンツァさんによるイタリア歌曲です。

登山電車「フニコラーレ」の集客のために作曲されました。

日本では童謡「鬼のパンツ」のメロディとして親しまれています。

世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(21〜40)

ハンプティ・ダンプティイギリス民謡

【 ハンプティ・ダンプティ Humpty Dumpty】英語の歌
ハンプティ・ダンプティイギリス民謡

童謡として広く親しまれているこの楽曲は、擬人化された卵のキャラクターが壁から落ちて割れてしまうという、シンプルながら印象的なストーリーを持っています。

18世紀頃に登場したとされるこの歌は、1797年にサミュエル・アーノルドさんによってバージョンが作られ、その後さまざまな形で親しまれてきました。

AABBの韻を踏んだ短い詩と、覚えやすいメロディが特徴的。

本作は単なる童謡を超えて、時代を超えて語り継がれる象徴的な存在となっており、英語圏の文化に深く根付いています。

教育現場でも活用され、日本の中学英語の教科書にも登場するなど、国際的にも親しまれている楽曲です。

イエヴァン・ポルカフィンランド民謡 / Eino Kettunen

【和訳付き】イエヴァンポルカ (フィンランド民謡) “Ievan Polkka” – カナ読み有【修正版は説明欄にて公開】
イエヴァン・ポルカフィンランド民謡 / Eino Kettunen

「Ievan Polkka(イエヴァン・ポルカ)」は、フィンランドのポピュラーソング。

「Ieva’s Polka(イーヴァのポルカ/イエヴァのポルカ)」との表記も見られます。

フィンランドの伝統的なポルカのメロディーに、Eino Kettunen(エイノ・ケットゥネン)が1930年代に作詞したものです。

禁じられた遊び(愛のロマンス)スペイン民謡

シンプルで美しい旋律が特徴のこの楽曲は、スペイン民謡として広く知られ、映画『禁じられた遊び』のテーマ曲として一躍有名になりました。

3拍子のリズムが印象的で、クラシックギターの名曲として親しまれています。

1952年の映画公開以降、世界中で愛され続け、多くのアーティストによってカバーされてきました。

NHKの『みんなのうた』でも紹介され、日本でもなじみ深い曲となっています。

哀愁漂う美しいメロディは、映画のテーマである無垢さと喪失感を見事に表現しています。

静かな夜に一人で聴きたい、心に染み入る名曲です。

ダニーボーイアイルランド民謡 / Frederick Edward Weatherly

自分の元を去ってしまった息子の事を思い続ける親の切ない心境を歌った名曲「ダニーボーイ」。

この曲は、アイルランド民謡「Londonderry Air」のメロディーに、フレデリック・ウェザリが歌詞をつけたものです。