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世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌

世界のさまざまな国や地域で歌い継がれる民謡のなかから、有名な曲をご紹介します。

曲名は知らなくてもどこかで聞いたことがあったり、子供の頃に口ずさんでいたりと、他国の民謡は実は私たちの日常に馴染んでいます。

なかには、日本ではオリジナル曲が知られていて、原曲はこれだったんだ!

と発見があるかもしれません。

どの国の曲だったかを知ることは、他国の文化や歴史を知ることにつながり、視野が広がることでしょう。

それぞれの国で大切にされている歴史ある民謡を、ぜひ聴いてみてください!

世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(11〜20)

マイム・マイムイスラエル民謡/ Emanuel Amiran-Pougatchov

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マイム・マイムイスラエル民謡/ Emanuel Amiran-Pougatchov

イスラエル民謡『マイム・マイム』は、日本では『オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥)』、『コロブチカ』、『ジェンカ』と並ぶ、フォークダンス音楽の代表曲です。

マイムとは、ヘブライ語で「水」を意味しており、未開の地に水を引いて開拓に励む喜びを表した歌とされています。

線路はつづくよどこまでもアメリカ民謡

アメリカの鉄道建設労働者たちによって歌われた民謡が、日本では楽しい列車の旅を描く童謡として親しまれています。

1962年にNHK『みんなのうた』で紹介されて以来、幅広い世代に愛される曲となりました。

無限に続く線路を旅する喜びや、野原や山、谷を越えて遥かな街へと続く旅の様子が描かれ、子供たちの冒険心をくすぐります。

JR東日本の桜木町駅の発車メロディとしても採用され、鉄道の歴史を感じさせる曲として現代でも利用されています。

列車の旅に夢を馳せたい方にオススメの1曲です。

ぶんぶんぶんボヘミア民謡 / Otto Dresel

ボヘミア地方の民謡を原曲とするこの楽曲は、蜂が花々の間を飛び回る様子を描いた親しみやすい歌です。

シンプルなメロディと繰り返しの多い歌詞が特徴で、子供向けの教育音楽としても広く愛されています。

1947年に日本の小学校音楽の教科書に掲載されて以来、幼稚園や保育園でもよく歌われる人気曲となりました。

ピアノやリコーダーの初心者練習曲としても頻繁に使用され、その楽しいリズムは子供たちにとって取り組みやすいものです。

自然との共生や蜂の勤勉さをテーマにしているため、忙しく働く蜂への感謝の気持ちも込められています。

家族で楽しく歌ったり、音楽の基礎を学ぶ際にぴったりの1曲ですよ。

オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥)アメリカ民謡

『オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥)』は、19世紀後半から広まったアメリカの歌曲。

白人が顔を黒く塗って黒人の真似をして道化を演じるエンターテイメントの一つ、ミンストレル・ショーでよく演奏され、人気があります。

フォークダンスの定番曲としても有名です。

フニクリ・フニクラナポリ民謡 / Luigi Denza

【和訳付き】フニクリ・フニクラ (ナポリ音楽) “Funiculì funiculà” – カタカナ読み付き
フニクリ・フニクラナポリ民謡 / Luigi Denza

『フニクリ・フニクラ(Funiculi, Funicula!)』は、イタリアの作曲家ルイジ・デンツァさんによるイタリア歌曲です。

登山電車「フニコラーレ」の集客のために作曲されました。

日本では童謡「鬼のパンツ」のメロディとして親しまれています。

池の雨ドイツ民謡 / August Heinrich Hoffmann

「ヤマハ音楽教室」のCMでおなじみのこのメロディは、森の中で静かに佇む小さな人物を描いたドイツの童謡です。

赤いマントに黒い帽子をかぶった小人が、実はキノコだという面白い仕掛けがあり、子供たちの想像力を刺激します。

シンプルで覚えやすいメロディは、2019年3月にリリースされて以来、教育現場でも使われ続けています。

自然との調和や忍耐の大切さを教えてくれる本作は、幼い頃の思い出とともに大人になっても口ずさみたくなる、心温まる曲。

ドイツ民謡の魅力を存分に味わえる1曲です。

世界の民謡 | 海外で歌い継がれる故郷の歌(21〜30)

イエヴァン・ポルカフィンランド民謡 / Eino Kettunen

【和訳付き】イエヴァンポルカ (フィンランド民謡) “Ievan Polkka” – カナ読み有【修正版は説明欄にて公開】
イエヴァン・ポルカフィンランド民謡 / Eino Kettunen

「Ievan Polkka(イエヴァン・ポルカ)」は、フィンランドのポピュラーソング。

「Ieva’s Polka(イーヴァのポルカ/イエヴァのポルカ)」との表記も見られます。

フィンランドの伝統的なポルカのメロディーに、Eino Kettunen(エイノ・ケットゥネン)が1930年代に作詞したものです。