ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編
少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。
僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。
今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。
僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。
ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。
ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(61〜65)
I Hate Myself for Loving YouJoan Jett & The Blackhearts

女性ロックシンガーといえばこの人、ジョーン・ジェットです。
シンガーソングライターとしてはもちろん、カリスマ的人気を誇ったガールズバンド、ザ・ランナウェイズのギタリストとしても活動していました。
彼女のパンキッシュなルックにやんちゃな楽曲の数々は、音楽史を語るにおいて欠かせません!
Good Morning GorgeousMary J Blige

「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称されるアメリカ出身の女性シンガー、メアリー・J.ブライジさん。
1990年代に大活躍したアーティストで知名度も非常に高いため、当時、多少でも洋楽を聴いていた方であれば誰でもご存じだと思います。
そんな彼女もハスキーボイスの持ち主で、年齢を重ねてからは、よりハスキーな声質に変化しています。
キャリアを追いかけながら聴いていくと、彼女のハスキーボイス・ヒストリーを楽しめるかもしれませんね。
Stand BackStevie Nicks

伝説的なロックバンド、フリートウッド・マックのメンバーであるStevie Nicks。
個性的なしゃがれ声で、ロックな楽曲から、泣けるしっとり系バラードまで歌いこなしてしまいます。
音楽雑誌、ローリングストーンズ誌が選出した、「歴史市場最も偉大な100人のシンガー」にもラインクインしています。
MissingTracey Thorn(Everything But the Girl)

軽快なビートに乗った、スムーズな歌声が唯一無二の雰囲気を作り出します。
こちらはイギリスのバンド、エヴリィシング・バット・ザ・ガールの『Missing』という曲です。
エヴリィシング・バット・ザ・ガールは、ネオアコースティックと呼ばれるサブジャンルに分類される2人組のバンドです。
楽曲の持つダウナーな雰囲気に、ボーカルのハスキーで寂しげな歌声がぴったりですよね。
レディオヘッドや、ポーティスヘッドといったバンドが好きな方には刺さることまちがいなしですよ!
Put Your Records OnCorrine Bailey Rae

英BBCが選ぶ「SOUNDS OF 2006」で第一位に選ばれ、一躍音楽ファンの注目を集めたイギリスはリーズ出身のシンガーソングライター。
2006年にリリースされたセカンド・シングル『Put Your Records On』が大ヒットを記録、同年発表のデビュー・アルバム『Corinne Bailey Rae』も本国のみならず世界中で400万枚以上という売上を達成しました。
彼女の音楽性は決して派手なものではなく、アコースティック・ギターの音色を軸としたオーガニックなネオソウル~R&Bを軸としたサウンドで、日常にそっと彩りを添えてくれるBGMとしてもぴったりの音楽です。
主張し過ぎない、ややハスキーでやわらかい性質の歌声に耳を傾ければ、穏やかな気持ちになれますよ。