ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編
少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。
僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。
今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。
僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。
ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。
ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(1〜10)
Red FlagsMimi Webb

2020年にデビューしたイギリスのシンガーソングライター、ミミ・ウェッブさん。
彼女の『Red Flags』は、ナチュラルなハスキーボイスが楽しめる、ハスキーボイス初心者にもオススメの1曲です。
「危険信号」を意味するタイトルの通り、この歌は「元カノのものを彼の家で見つけてしまう、別れたカップルがよりを戻そうとする…」などスリリングな内容になっているのがクールなんですよ!
そんな危険な恋でも前に走り続けるというメッセージと彼女の力強い歌声は絶妙にマッチしています!
HushJuliet Simms (Automatic Loveletter)

アメリカのエモバンド、オートマティック・ラヴレター。
そのボーカルギターを務めるのがジュリエット・シムスさんです。
そして、オートマティック・ラヴレターの『Hush』は彼女のハスキーボイスを思いっきり楽しめるナンバーなんですよ!
特にサビのしゃくり上げるような歌い方としゃがれた彼女の声質はとても相性がよく、聴いていて思わず気持ちが高ぶってきちゃいます!
また、声帯を閉じながら発声するエッジボイスも混ぜて、より歌声に緩急をつけているのも魅力。
ぜひ、そのような部分を細かく耳をすませて聴いてみてくださいね。
Love Me Like You DoEllie Goulding

透き通るような歌声と独特な音楽スタイルで世界中のリスナーを魅了するエリー・ゴールディングさん。
2010年のデビューアルバム『Lights』は全英1位を獲得し、85万枚以上の大ヒットに。
2015年のアルバム『Delirium』収録曲は、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサウンドトラックとしても起用されました。
BBCの「Sound of 2010」1位や、ブリット・アワードのCritics’ Choice賞など、数々の賞を受賞。
エレクトロポップやシンセポップを融合させた独自の世界観は、ハスキーでパワフルな歌声と相まって、新しい音楽を求める方にぴったりです。
ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(11〜20)
Hips Don’t LieShakira

コロンビア出身のラテンポップの女王が、ハスキーな歌声で世界を魅了します。
シャキーラさんは1991年にデビューし、『Whenever, Wherever』や『Hips Don’t Lie』などの大ヒット曲で知られています。
3度のグラミー賞と11度のラテン・グラミー賞を受賞し、ラテンポップとロック、ベリーダンスを融合させた独自のスタイルで人気を博しています。
2001年12月にリリースしたアルバム『Laundry Service』は全世界で2000万枚以上を売り上げ、国際的な地位を確立しました。
パワフルで情熱的な歌声と、多言語を操る才能が魅力的です。
ラテンの魂を感じたい方におすすめのアーティストです。
CompanyRickie Lee Jones

アメリカを代表する女性シンガーソングライター、リッキー・リー・ジョーンズさん。
1979年のアルバム・デビュー以来、長きに渡るキャリアの中で一時的なレコーディング活動の停止はありましたが、コンスタントに作品をリリースし続け、2019年にはデビュー40周年の記念来日公演も実現しました。
彼女にとっては代名詞とも言える名曲『恋するチャック』は、一度は聴いたことがあるという方も多いのでは?
その名曲が収録されている、気だるげにタバコをくゆらせるアルバム・ジャケットが最高にクールなデビュー・アルバム『浪漫』には、ハスキーで大人っぽい色気と少女のような奔放さが同居している、しゃれた味わいを持つ彼女の歌声の魅力がたっぷりと詰まっていますよ。
Cool GirlTove Lo

スウェーデン出身のシンガーソングライター、トーヴ・ローさんのハスキーでパワフルな歌声に魅了されること間違いなしです。
2012年にデビューし、『Habits (Stay High)』や『Talking Body』などのヒット曲で知られる彼女の音楽は、エレクトロ・ポップとオルタナティヴ・ロックを融合させた独自のスタイルが特徴です。
2020年には楽曲『Glad He’s Gone』で第62回グラミー賞最優秀ミュージックビデオ賞にノミネートされるなど、国際的にも高い評価を受けています。
率直な歌詞と洗練されたサウンドで、自分の感情を素直に表現したい人におすすめのアーティストです。
SorryHalsey

ホールシーさんもハスキーボイス好きなら見逃せないアーティストです。
彼女は2014年にデビューしたシンガソングライターで、グラミー賞にノミネートされたことや、「世界で最も影響力のある100人」に選出されたことでも知られています。
その大きな特徴は、ハスキーで伸びやか歌声と、ポップな音楽性でしょう。
気分をあげてくれるような曲が多い印象ですね。
ただし、バラードも素晴らしいので、しっとりとしたい気分の時にもオススメですよ。