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ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編

少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。

僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。

今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。

僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。

ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。

ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(21〜30)

RehabAmy Winehouse

イギリスが生んだ2000年代を代表する歌姫にして、27歳という若さで短い生涯を終えてしまった破滅型のシンガー、エイミー・ワインハウス。

2003年にリリースされたデビュー・アルバム『Frank』の時点で高い評価を得ていましたが、世界中にその名を知らしめたのは、2006年発表の傑作『Back to Black』でしょう。

ソウルやジャズ、R&Bといったジャンルを軸として、20代前半とは思えないほどに堂々とした歌唱の素晴らしさはまさに「本物のソウル」を感じさせるものでした。

当時の音楽シーンの彼女に対する熱狂ぶりを、2020年代の今もはっきりと思い出せるという方も多いのではないでしょうか。

プライベートにおいては問題も多かったエイミーさんですが、彼女の残した作品はこれからも愛され続けることでしょう。

Tell MeMacy Gray

ニーナ・シモンの再来と言われたシンガー、メイシー・グレイ。

彼女の独特なハスキーボイスは、リスナーに、一度聴けば忘れられない衝撃を与えます。

モダンな電子音楽とクラシックなジャズをミックスしたスタイルは、とても洗練されていてかっこいいですね。

歌唱力も音楽性も高いシンガーです。

ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(31〜40)

LoveLana Del Rey

自らの音楽性を「サッドコア」と呼び、深い悲しみを表現する楽曲を見事にポピュラーミュージックへと落とし込む手腕が光る、ニューヨーク出身のシンガーソングライターです。

2012年にリリースされたメジャーデビュー・アルバム『Born to Die』が世界中で1,200万枚以上の大ヒットを記録、2010年代以降を代表する美麗の歌姫として、高い人気を誇っています。

テクニックや幅広い音域などで勝負するタイプではなく、アンニュイでスモーキーなハスキーボイスが楽曲の持つ内省的な世界観にぴったり、といった雰囲気ですね。

ハイトーンで張り上げるように歌うタイプとは違った歌声が聴きたい、という方にもオススメですよ。

Strange fruitBillie Holiday

「レディ・デイ」とも称される、アメリカが生んだ偉大なるジャズ・シンガー。

彼女の人生は決して順風満帆なものではありませんでしたが、多くのトラブルや問題と戦い続けた彼女の姿がそのまま形となったような歌声は、他のシンガーとは一線を画すすごみを感じさせます。

その魅力は声量やテクニックといった単純な基準で測れるようなものではなく、人生の悲哀が込められたリアルなエモーションが聴く人の魂を震わせるのです。

代表的なナンバー『奇妙な果実』をはじめとして、多くのスタンダードナンバーを残した彼女の功績は、永遠に色あせることなくいつまでも歌い継がれることでしょう。

I Only Want to Be With YouDusty Springfield

“I Only Want to Be with You” Dusty Springfield
I Only Want to Be With YouDusty Springfield

イギリスはロンドン生まれ、1960年代の音楽シーンを彩った伝説的なシンガーです。

2人のお兄さんと組んだザ・スプリングフィールズというグループでデビューしますが、後に脱退してソロ・シンガーへと転向。

当時人気のあったアメリカのモータウン・サウンドに多大な影響を受けた、軽快なデビュー曲『二人だけのデート』が大ヒットを記録、一躍人気シンガーの仲間入りを果たしました。

高い歌唱力と魅力的なハスキーボイスを武器に、情感たっぷりに歌い上げる様は「黒人の心を歌う白人ソウル・シンガー」とも称され、まさにブルー・アイド・ソウルの先駆的な存在とも言えるのではないでしょうか。

そんな彼女の半生は、のちにミュージカルにもなっています。

Happy Ever AfterJULIA FORDHAM

Julia Fordham – Happy Ever After (1988)
Happy Ever AfterJULIA FORDHAM

イギリス出身のシンガーソングライター、ジュリア・フォーダムさんの代表曲『Happy Ever After』。

この曲は1988年にリリースされ、日本では浅野ゆう子さん主演のドラマ『ハートに火をつけて!』の挿入歌として起用され、話題になりました。

ジュリアさんの印象からは想像できないような、太く力強い歌声を持っています。

聴いているだけで、荒れた心が落ち着いていきそうな、そんな不思議な歌声をされています。

Back To YouSelena Gomez

日本でも大人気だったテレビドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』で主演を務め、世界的に名を知らしめたシンガー兼女優のセレーナ・ゴメス。

キュートなルックスに切ない、ハスキーな歌声。

そのギャップにハマりますね。

ジャスティン・ビーバーの元カノとしてもよく知られています。