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ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編

少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。

僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。

今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。

僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。

ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。

ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(21〜30)

It’s a HeartacheBonnie Tyler

こちらはウェールズ出身の女性シンガー、ボニー・タイラーです。

独特な歌声は、とても切ない響きで、聴いているだけで涙が出そうになりますね。

2019年の段階で、彼女は68歳なのですが、ツアーで世界各国を周り、精力的に活動しています。

伝説的な女性シンガーのうちの一人です。

Tell MeMacy Gray

ニーナ・シモンの再来と言われたシンガー、メイシー・グレイ。

彼女の独特なハスキーボイスは、リスナーに、一度聴けば忘れられない衝撃を与えます。

モダンな電子音楽とクラシックなジャズをミックスしたスタイルは、とても洗練されていてかっこいいですね。

歌唱力も音楽性も高いシンガーです。

ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(31〜40)

Strange fruitBillie Holiday

「レディ・デイ」とも称される、アメリカが生んだ偉大なるジャズ・シンガー。

彼女の人生は決して順風満帆なものではありませんでしたが、多くのトラブルや問題と戦い続けた彼女の姿がそのまま形となったような歌声は、他のシンガーとは一線を画すすごみを感じさせます。

その魅力は声量やテクニックといった単純な基準で測れるようなものではなく、人生の悲哀が込められたリアルなエモーションが聴く人の魂を震わせるのです。

代表的なナンバー『奇妙な果実』をはじめとして、多くのスタンダードナンバーを残した彼女の功績は、永遠に色あせることなくいつまでも歌い継がれることでしょう。

LoveLana Del Rey

自らの音楽性を「サッドコア」と呼び、深い悲しみを表現する楽曲を見事にポピュラーミュージックへと落とし込む手腕が光る、ニューヨーク出身のシンガーソングライターです。

2012年にリリースされたメジャーデビュー・アルバム『Born to Die』が世界中で1,200万枚以上の大ヒットを記録、2010年代以降を代表する美麗の歌姫として、高い人気を誇っています。

テクニックや幅広い音域などで勝負するタイプではなく、アンニュイでスモーキーなハスキーボイスが楽曲の持つ内省的な世界観にぴったり、といった雰囲気ですね。

ハイトーンで張り上げるように歌うタイプとは違った歌声が聴きたい、という方にもオススメですよ。

Back To YouSelena Gomez

日本でも大人気だったテレビドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』で主演を務め、世界的に名を知らしめたシンガー兼女優のセレーナ・ゴメス。

キュートなルックスに切ない、ハスキーな歌声。

そのギャップにハマりますね。

ジャスティン・ビーバーの元カノとしてもよく知られています。

Happy Ever AfterJULIA FORDHAM

Julia Fordham – Happy Ever After (1988)
Happy Ever AfterJULIA FORDHAM

イギリス出身のシンガーソングライター、ジュリア・フォーダムさんの代表曲『Happy Ever After』。

この曲は1988年にリリースされ、日本では浅野ゆう子さん主演のドラマ『ハートに火をつけて!』の挿入歌として起用され、話題になりました。

ジュリアさんの印象からは想像できないような、太く力強い歌声を持っています。

聴いているだけで、荒れた心が落ち着いていきそうな、そんな不思議な歌声をされています。

SmileMadeleine Peyroux

「21世紀のビリー・ホリデイ」「ポスト・ジョニ・ミッチェル」とも称される、アメリカ出身の女性シンガーソングライター、マデリン・ペルーさん。

ティーンの頃にパリに移住、音楽に目覚めてからはフランスの道端でバスキングをはじめ、さまざまな国を転々としてきたという経歴の持ち主です。

1996年にメジャーにてアルバム・デビューを果たしていますが、周囲の喧騒に惑わされることもなく、マイペースな活動を続けながら独自のポジションをキープしています。

ジャズやゴスペル、ブルースと言ったルーツ色の強いジャンルを軸としながらも、スタイルに固執しない彼女の音楽性の中心となっているのは、やはり独特の哀愁を帯びたハスキーな歌声です。

魅力的な自作曲からセンスのいいカバー曲まで、何でもこなす彼女の音楽は、ジャズ好きならずとも一度は聴いてみることをオススメします!