ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編
少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。
僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。
今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。
僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。
ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。
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ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(41〜50)
LukaSuzanne Vega

何かと派手なイメージのある80年代の音楽シーンにおいて、文学的な素養を持った社会派の詩人として弾き語りを中心に歌い上げるスタイルが注目されたシンガーソングライター、スザンヌ・ヴェガさん。
1987年にリリースされたセカンド・アルバム『孤独(ひとり)』に収録され、シングル・カットされた名曲『LUKA』がヒットを記録、初の全米チャート入りを果たしています。
『LUKA』は覚えやすいメロディを持った爽やかなポップソングありながらも、実は幼児虐待について歌われた曲であり、独特のハスキーボイスで淡々と歌うからこそのリアリティを感じさせます。
後に幅広い音楽性に挑戦する彼女ですが、その歌声の魅力はいつまでも変わることはありません。
Woman (feat. Lana Del Rey)Cat Power

特徴的なアーティスト・ネームを名乗るこの女性は、アメリカのインディーズ・シーンにおいて根強い人気を誇る女性シンガーソングライター。
1990年代のオルタナティブ・ロック全盛期にデビューし、名門レーベルMatador Recordsの看板アーティストとして、自然体のスタンスを貫く活動と悲哀を帯びたうそのないスモーキーな歌声は玄人筋に高い評価を受け、同業者のファンも多い存在です。
あえて言えば、彼女を知っている方はそれなりに洋楽に詳しいリスナーに限られているのですが、決してわかりにくい偏屈な音楽性というわけではありません。
90年代らしい雰囲気を味わいたい方は1998年リリースの名盤『Moon Pix』を、初めて彼女の音楽に触れる方は出世作となった2003年リリースの『You Are Free』をオススメします!
Baby It’s Cold OutsideNorah Jones

新世代のジャズ・シンガーとしてデビュー、2002年にリリースされたデビュー・アルバム『Come Away with Me』がいきなり大ヒット、世界中で2,700万枚以上という驚異的な売上を記録したノラ・ジョーンズさん。
ジャズにとらわれず、ポップやロック、カントリーなど幅広い音楽性をバックグラウンドに持ち、ソロ名義のみならず多くのプロジェクトやバンドの一員としても精力的な活動を続けています。
そんな彼女の魅力といえば、やはり上品で甘く、深みのあるハスキーな歌声でしょう。
聴いていて疲れることもなく、癒やし効果抜群と言われるのも思わず納得してしまうボーカルの持ち主です。
ジャズに興味がない方でノラ・ジョーンズさんの声に触れたことがないという方、この機会にぜひ!
Back From The DeadElizabeth “Lzzy” Hale(Halestorm)

男性シンガーも顔負けな、迫力のある歌声を持つのは、ヘイルストームのボーカル、リジーさんです。
ヘイルストームは、アメリカのハードロックバンドで、1997年にリジーさんとドラムのエアジェイさん二人のヘイル姉弟で結成されました。
ギターをかき鳴らしながら叫ぶ、雄叫びのようなリジーさんの歌声にしびれてしまいますね。
精神面でのサバイバルをテーマにした『Back From The Dead』。
リジーさんの生命の叫びに、魂が震える1曲です。
FlowersLauren Spencer Smith

『Flowers』は、カナダ出身のシンガーソングライター、ローレン・スペンサー・スミスさんの切ないバラード。
この曲は、キャッチーなサビがあるわけではなく、シンプルなピアノに合わせて彼女が語りかけるように歌う構成になっています。
2021年にTikiTokで再生回数が600万回をこえて一気に有名になった『Back to Friends』のように、彼女はシンプルな伴奏でゆっくりと持ち味のハスキーボイスを聴かせてくれるのがたまりません。
また、しゃくり上げるような歌い方も効果的に使っていて、技術的にもハイレベルなアーティストとして今後ますます目が離せませんね!
A Whiter Shade of PaleAnnie Lennox

多くの女性シンガーの中でも、とくに美しく響く低音を持っているのがアニー・レノックスさんです。
イギリスのシンガーソングライターで、短く刈り上げた髪がとてもよく似合う、ハンサムな女性シンガーです。
その実力は「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にもランクインするほどです。
こちらでアニーさんが歌っているのは、プロコル・ハルムというバンドの代表曲である『A Whiter Shade Of Pale』です。
邦題では『青い影』とも呼ばれます。
楽曲の美しさが、アニーさんの歌声によって際立ちますね。
Story Of My Life – IrelandLesley Roy

『Story Of My Life』は、2020年にレスリーロイさんがリリースしたダンスポップナンバーです。
彼女はアイルランド出身のシンガーソングライターで、2008年にリリースした『Unbeautiful』で注目を集めました。
そんな彼女の魅力はロックボーカリストのようなエッジの効いた声。
つぶれすぎていない適度にスパイシーなボーカルは、曲の魅力を最大限に引き出してくれます。
この声を一度も聴かないのは損をしているかもしれませんよ!






