ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編
少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。
僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。
今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。
僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。
ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。
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ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(41〜50)
LifeDes’ree

リッチな響きのある低音に、伸びやかな歌声がリスナーの心を自由にします。
ハスキーボイスが好きな人にオススメしたいのが、イギリス出身のシンガーソングライター、デズリーさんです。
ロンドンで生まれ育った彼女は、ギアナ出身の母親に、幼い頃からレゲエ、カリプソ、ジャズを習っていました。
その影響もあり、伸びやかで聴いている人をリラックスさせるような、魅力的な歌声を奏でるようになったのでしょう。
とくにこちらの『Life』という楽曲は、心を自由にして生きていけるような気持ちにさせてくれる1曲です。
Woman (feat. Lana Del Rey)Cat Power

特徴的なアーティスト・ネームを名乗るこの女性は、アメリカのインディーズ・シーンにおいて根強い人気を誇る女性シンガーソングライター。
1990年代のオルタナティブ・ロック全盛期にデビューし、名門レーベルMatador Recordsの看板アーティストとして、自然体のスタンスを貫く活動と悲哀を帯びたうそのないスモーキーな歌声は玄人筋に高い評価を受け、同業者のファンも多い存在です。
あえて言えば、彼女を知っている方はそれなりに洋楽に詳しいリスナーに限られているのですが、決してわかりにくい偏屈な音楽性というわけではありません。
90年代らしい雰囲気を味わいたい方は1998年リリースの名盤『Moon Pix』を、初めて彼女の音楽に触れる方は出世作となった2003年リリースの『You Are Free』をオススメします!
Story Of My Life – IrelandLesley Roy

『Story Of My Life』は、2020年にレスリーロイさんがリリースしたダンスポップナンバーです。
彼女はアイルランド出身のシンガーソングライターで、2008年にリリースした『Unbeautiful』で注目を集めました。
そんな彼女の魅力はロックボーカリストのようなエッジの効いた声。
つぶれすぎていない適度にスパイシーなボーカルは、曲の魅力を最大限に引き出してくれます。
この声を一度も聴かないのは損をしているかもしれませんよ!
I Only Want to Be With YouDusty Springfield

イギリスはロンドン生まれ、1960年代の音楽シーンを彩った伝説的なシンガーです。
2人のお兄さんと組んだザ・スプリングフィールズというグループでデビューしますが、後に脱退してソロ・シンガーへと転向。
当時人気のあったアメリカのモータウン・サウンドに多大な影響を受けた、軽快なデビュー曲『二人だけのデート』が大ヒットを記録、一躍人気シンガーの仲間入りを果たしました。
高い歌唱力と魅力的なハスキーボイスを武器に、情感たっぷりに歌い上げる様は「黒人の心を歌う白人ソウル・シンガー」とも称され、まさにブルー・アイド・ソウルの先駆的な存在とも言えるのではないでしょうか。
そんな彼女の半生は、のちにミュージカルにもなっています。
FlowersLauren Spencer Smith

『Flowers』は、カナダ出身のシンガーソングライター、ローレン・スペンサー・スミスさんの切ないバラード。
この曲は、キャッチーなサビがあるわけではなく、シンプルなピアノに合わせて彼女が語りかけるように歌う構成になっています。
2021年にTikiTokで再生回数が600万回をこえて一気に有名になった『Back to Friends』のように、彼女はシンプルな伴奏でゆっくりと持ち味のハスキーボイスを聴かせてくれるのがたまりません。
また、しゃくり上げるような歌い方も効果的に使っていて、技術的にもハイレベルなアーティストとして今後ますます目が離せませんね!
Edge Of A Broken HeartJanet Patricia Gardner(VIXEN)

女性版ボン・ジョヴィと呼ばれたバンドをご存じですか?
ボン・ジョヴィのようにハスキー、そしてパワフルな歌声で、キャッチーなロックチューンを奏でるバンド、ヴィクセン。
ド派手なスタイルから繰り出される迫力満点のパフォーマンスにくぎ付けになった人も多かったのでは?
そんな彼女たちの代表曲が『エッジ・オブ・ブローケン・ハート』です。
ハスキーなハイトーンボイスで歌われる、爽やかさと切なさを感じられるメロディに胸を打たれる1曲です!
PressCardi B

2010年代後半以降のヒップホップ・シーンに突如名乗りを上げた、女性ラッパーの新星カーディ・Bさん。
強烈な個性を放ち、破天荒な行動および言動もあって、お騒がせな存在として話題を振りまいている彼女ですが、ミュージシャンとしての才能も本物です。
2018年にリリースされたデビュー・アルバム『Invasion of Privacy』は新人ながらも全米チャート1位を記録しており、グラミー賞において女性初となる最優秀ラップアルバム賞を受賞。
ヒスパニックの父とカリビアンの母を持つ、彼女独特のハスキーな声質によるラップとストレートなリリックは批判を受けることもありますが、そんな声など物ともしない力強さに満ちています。
日ごろはラップを聴かないという方も、この機会にぜひ!