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ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編

少ししゃがれたスモーキーな癒しの歌声から、一瞬「男性ボーカル!?」と思ってしまうようなパワフルな歌声まで、さまざまな魅力を放つハスキーな女性の歌声。

僕のボイストレーニングの生徒さんたちの中にもハスキーボイスに憧れる人がたくさんおられます。

今回は、そんな魅力的なハスキーな歌声を聴かせてくれる洋楽の女性シンガーさんたちのオススメ作品を選んでみました。

僕のボーカルプロデューサーとしての目線から選んだ楽曲もありますので、ハスキーな声をお持ちの女性シンガーさんの参考にもしていただけると思います。

ただし!!いくらハスキーな声が素敵だからって、わざとご自分の声を潰すのだけは絶対におやめくださいね? それだけはくれぐれもお願いしますね。

ハスキーボイス好きのあなたへ~洋楽の女性シンガー編(41〜50)

SmileMadeleine Peyroux

「21世紀のビリー・ホリデイ」「ポスト・ジョニ・ミッチェル」とも称される、アメリカ出身の女性シンガーソングライター、マデリン・ペルーさん。

ティーンの頃にパリに移住、音楽に目覚めてからはフランスの道端でバスキングをはじめ、さまざまな国を転々としてきたという経歴の持ち主です。

1996年にメジャーにてアルバム・デビューを果たしていますが、周囲の喧騒に惑わされることもなく、マイペースな活動を続けながら独自のポジションをキープしています。

ジャズやゴスペル、ブルースと言ったルーツ色の強いジャンルを軸としながらも、スタイルに固執しない彼女の音楽性の中心となっているのは、やはり独特の哀愁を帯びたハスキーな歌声です。

魅力的な自作曲からセンスのいいカバー曲まで、何でもこなす彼女の音楽は、ジャズ好きならずとも一度は聴いてみることをオススメします!

You’d Be So Nice To Come Home ToHelen Merrill

Helen Merrill with Clifford Brown / You’d Be So Nice To Come Home To
You'd Be So Nice To Come Home ToHelen Merrill

ジャズシーンに深い足跡を残した歌姫として知られるヘレン・メリルさん。

1954年のデビューアルバム『Helen Merrill』で、クリフォード・ブラウンとの共演により一躍注目を集めました。

「クール」な表現で知られる彼女ですが、その柔らかな声質と豊かな感情表現は、聴く人の心に深く響きます。

1951年にアール・ハインズバンドのボーカリストとして活動を始め、その後ジャズだけでなくラテンやポップスなど幅広いジャンルで活躍。

ホーンプレイヤーのようなフレージングと楽器の一部としての感覚を持つ彼女の歌唱は、多くのミュージシャンから尊敬を集めました。

ジャズボーカルの魅力を存分に味わいたい方にぜひおすすめです。

Need U BadJazmine Sullivan

Jazmine Sullivan – Need U Bad (Official Video)
Need U BadJazmine Sullivan

こちらはフィラデルフィア出身のR&Bシンガージャズミン・サリヴァンです。

彼女のスムースで、ソウルフルな歌いっぷりは、多くのR&Bファンの耳をトリコにしますね!

代表曲『Need U Bad』は悲痛な愛の叫びを歌う、切ないラブソングです。

R&Bが好きな人は、プレイリストに入れておいても後悔はしないでしょう!

LukaSuzanne Vega

何かと派手なイメージのある80年代の音楽シーンにおいて、文学的な素養を持った社会派の詩人として弾き語りを中心に歌い上げるスタイルが注目されたシンガーソングライター、スザンヌ・ヴェガさん。

1987年にリリースされたセカンド・アルバム『孤独(ひとり)』に収録され、シングル・カットされた名曲『LUKA』がヒットを記録、初の全米チャート入りを果たしています。

『LUKA』は覚えやすいメロディを持った爽やかなポップソングありながらも、実は幼児虐待について歌われた曲であり、独特のハスキーボイスで淡々と歌うからこそのリアリティを感じさせます。

後に幅広い音楽性に挑戦する彼女ですが、その歌声の魅力はいつまでも変わることはありません。

Feeling GoodNina Simone

アメリカのジャズ、ブルースシンガー、ニーナ・シモンです。

黒人差別や下積み時代の貧困と戦った彼女。

その歌声からは彼女が経験した数え切れないほどの、怒り、悲しみ、喜びが感じられます。

そんな深みのある歌声は、世界中の多くの人を励ましてきました。

代表曲『Feeling Good』はジャズシンガーの、マイケル・ブーブレやロックバンド、ミューズなど、多くのミュージシャンにカバーされました。

A Whiter Shade of PaleAnnie Lennox

Annie Lennox – A Whiter Shade of Pale (Remastered)
A Whiter Shade of PaleAnnie Lennox

多くの女性シンガーの中でも、とくに美しく響く低音を持っているのがアニー・レノックスさんです。

イギリスのシンガーソングライターで、短く刈り上げた髪がとてもよく似合う、ハンサムな女性シンガーです。

その実力は「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にもランクインするほどです。

こちらでアニーさんが歌っているのは、プロコル・ハルムというバンドの代表曲である『A Whiter Shade Of Pale』です。

邦題では『青い影』とも呼ばれます。

楽曲の美しさが、アニーさんの歌声によって際立ちますね。

PressCardi B

Cardi B – Press [Official Music Video]
PressCardi B

2010年代後半以降のヒップホップ・シーンに突如名乗りを上げた、女性ラッパーの新星カーディ・Bさん。

強烈な個性を放ち、破天荒な行動および言動もあって、お騒がせな存在として話題を振りまいている彼女ですが、ミュージシャンとしての才能も本物です。

2018年にリリースされたデビュー・アルバム『Invasion of Privacy』は新人ながらも全米チャート1位を記録しており、グラミー賞において女性初となる最優秀ラップアルバム賞を受賞。

ヒスパニックの父とカリビアンの母を持つ、彼女独特のハスキーな声質によるラップとストレートなリリックは批判を受けることもありますが、そんな声など物ともしない力強さに満ちています。

日ごろはラップを聴かないという方も、この機会にぜひ!

Woman (feat. Lana Del Rey)Cat Power

Cat Power – Woman (feat. Lana Del Rey) (Official Video)
Woman (feat. Lana Del Rey)Cat Power

特徴的なアーティスト・ネームを名乗るこの女性は、アメリカのインディーズ・シーンにおいて根強い人気を誇る女性シンガーソングライター。

1990年代のオルタナティブ・ロック全盛期にデビューし、名門レーベルMatador Recordsの看板アーティストとして、自然体のスタンスを貫く活動と悲哀を帯びたうそのないスモーキーな歌声は玄人筋に高い評価を受け、同業者のファンも多い存在です。

あえて言えば、彼女を知っている方はそれなりに洋楽に詳しいリスナーに限られているのですが、決してわかりにくい偏屈な音楽性というわけではありません。

90年代らしい雰囲気を味わいたい方は1998年リリースの名盤『Moon Pix』を、初めて彼女の音楽に触れる方は出世作となった2003年リリースの『You Are Free』をオススメします!

Story Of My Life – IrelandLesley Roy

Lesley Roy – Story Of My Life – Ireland 🇮🇪 – Official Music Video – Eurovision 2020
Story Of My Life - IrelandLesley Roy

『Story Of My Life』は、2020年にレスリーロイさんがリリースしたダンスポップナンバーです。

彼女はアイルランド出身のシンガーソングライターで、2008年にリリースした『Unbeautiful』で注目を集めました。

そんな彼女の魅力はロックボーカリストのようなエッジの効いた声。

つぶれすぎていない適度にスパイシーなボーカルは、曲の魅力を最大限に引き出してくれます。

この声を一度も聴かないのは損をしているかもしれませんよ!

Baby It’s Cold OutsideNorah Jones

Norah Jones – Baby It’s Cold Outside – Willie Nelson
Baby It's Cold OutsideNorah Jones

新世代のジャズ・シンガーとしてデビュー、2002年にリリースされたデビュー・アルバム『Come Away with Me』がいきなり大ヒット、世界中で2,700万枚以上という驚異的な売上を記録したノラ・ジョーンズさん。

ジャズにとらわれず、ポップやロック、カントリーなど幅広い音楽性をバックグラウンドに持ち、ソロ名義のみならず多くのプロジェクトやバンドの一員としても精力的な活動を続けています。

そんな彼女の魅力といえば、やはり上品で甘く、深みのあるハスキーな歌声でしょう。

聴いていて疲れることもなく、癒やし効果抜群と言われるのも思わず納得してしまうボーカルの持ち主です。

ジャズに興味がない方でノラ・ジョーンズさんの声に触れたことがないという方、この機会にぜひ!