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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(1〜10)

Dig Up Her BonesMisfits

パンクロックの革命児として、ホラー要素を取り入れた独自の音楽性で知られるミスフィッツ。

1977年にアメリカのニュージャージー州で結成され、グレン・ダンジグさんを中心に活動を開始しました。

デビュー・シングル『Cough/Cool』で注目を集め、その後『Static Age』や『Walk Among Us』といった名盤を世に送り出しています。

1983年に一度解散しましたが、1995年に再結成。

2016年にはダンジグさんが復帰し、元スレイヤーのデイブ・ロンバードさんも加入するなど、現在も精力的に活動を続けています。

彼らの音楽は、パンクの激しさとホラー映画の世界観が融合した独特なものです。

パンクロックの新しい可能性を感じたい方にぜひおすすめです。

Thrash UnrealAgainst Me!

Against Me! – Thrash Unreal (Video)
Thrash UnrealAgainst Me!

アメリカのフロリダ州から世界へと羽ばたいたパンクロックバンド、アゲインスト・ミーは、1997年の結成以来、社会への反骨精神を音に込め続けています。

2002年にアルバム『Against Me! Is Reinventing Axl Rose』でデビューを飾り、その鋭い政治的メッセージと情熱的なサウンドで注目を集めました。

2007年にはメジャーレーベルへ移籍し、アルバム『New Wave』でBillboard 200の57位を記録。

2012年には、フロントマンのトランスジェンダーとしてのカミングアウトが話題を呼び、その経験を昇華したアルバム『Transgender Dysphoria Blues』は、2015年のGLAADメディア賞を受賞。

フォークパンクからアナーコパンクまで、多彩な音楽性と真摯なメッセージを持つ彼らの音楽は、社会の既成概念に疑問を投げかけ、自分らしく生きることの大切さを伝えています。

American JesusBad Religion

1980年代初頭にアメリカのカリフォルニア州で結成されたバッド・レリジョンは、パンクロックの中でも知性的な歌詞と洗練された音楽性で知られるバンドです。

1982年にEPでデビューして以来、彼らは多くの名盤を世に送り出してきました。

中でも1988年にリリースされたアルバム『Suffer』は、パンクシーンに大きな影響を与えた作品として高く評価されています。

グレッグ・グラフィンさんの特徴的なボーカルと、社会問題や哲学を扱った歌詞が魅力的です。

パンクロックの歴史に興味がある方や、知的な歌詞を好む方にぜひおすすめしたいバンドですね。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(11〜20)

FormingGerms

1976年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたジャームスは、わずか4年間の活動期間ながら、パンクロックの歴史に大きな足跡を残したバンドです。

1977年にデビュー・シングル『Forming』をリリースし、1979年には唯一のアルバム『(GI)』を発表。

あのジョーン・ジェットさんがプロデュースを手掛けたこの作品は、ハードコアパンクの先駆けとして高く評価されています。

混沌としたライブパフォーマンスで知られる彼らですが、残念ながら1980年12月、ボーカルのDarby Crashさんの自殺により活動を終えることに。

パンクの歴史に興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

Constant HeadacheJoyce Manor

カリフォルニア州トーランスを拠点に活動するジョイス マナーは、パンクロックの革新的な精神を受け継ぎながら、独自の表現を追求し続けているバンドです。

2008年の結成以来、パワーポップやエモなど多彩な要素を織り交ぜた音楽性で、オルタナティブシーンに新風を巻き起こしています。

2011年1月にリリースしたデビューアルバム『Joyce Manor』は、Punknewsの年間ベストアルバムに選出され、オンライン上での口コミで人気に火が付きました。

その後、4枚のアルバムを発表し、Billboard 200にもチャートインを果たすなど、着実な成長を遂げています。

プロデューサーのRob Schnapfとタッグを組んだアルバム『Cody』では、より洗練された音楽性を確立。

短くも印象的な楽曲と、反骨精神に満ちたライブパフォーマンスで、現代のパンクシーンを牽引する存在となっています。

I’m Shipping Up To BostonDropkick Murphys

アメリカはマサチューセッツ州クインシー出身、1996年に結成されたケルティック・パンクの先駆者的存在であるドロップキック・マーフィーズ。

伝統的なアイリッシュ音楽とハードコア・パンクを融合させた独特のサウンドで、労働者階級の視点から紡がれる歌詞も特徴的です。

2001年にリリースされたアルバム『Sing Loud, Sing Proud!』では、ポーグスのシェイン・マクゴワンさんとのコラボレーションも実現。

2005年には、マーティン・スコセッシ監督の映画『ディパーテッド』の主題歌に起用されるなど、着実にその存在感を高めていきました。

毎年のセントパトリックス・デイ週末のショーは伝統となっており、アイリッシュの血が騒ぐ方々にぜひおすすめしたいバンドです。

DecontrolDischarge

DISCHARGE – Decontrol (studio version)
DecontrolDischarge

イギリスのストーク・オン・トレントで結成されたディスチャージは、ハードコア・パンクの先駆者として知られています。

1977年のデビュー以来、彼らのDビートと呼ばれる音楽スタイルは、後のエクストリーム・ミュージックに多大な影響を与えました。

1981年にリリースされたEP『Why』は、その革新的なサウンドと政治的なメッセージで高く評価され、翌年の『Hear Nothing See Nothing Say Nothing』はUKインディーチャートで2位を記録。

Terrorizer誌の投票ではオールタイムNo.1パンクアルバムに選ばれるなど、その功績は計り知れません。

暗く虚無的な歌詞と、戦争の恐怖を象徴するアートワークが特徴的な彼らの音楽は、アナーキズムや平和主義を掲げる方々に強く響くことでしょう。