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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

もくじ

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(1〜20)

NO FEELINGSSEX PISTOLS

1975年にロンドンで結成されたセックス・ピストルズは、イギリスのパンクロックシーンを代表するバンドです。

わずか2年半の活動期間でしたが、音楽界に大きな影響を与えました。

1977年5月にリリースされた『God Save the Queen』は、英国の社会と政治的混乱を象徴する曲として注目を集めました。

同年10月にリリースされたデビューアルバム『Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols』は、UKチャートで1位を獲得。

過激な歌詞と激しいサウンドで、既存の音楽シーンに一石を投じたのです。

反体制的な姿勢と過激なパフォーマンスで知られるSEX PISTOLSは、音楽を通じて社会に問題提起をしたいという方におすすめです。

FormingGerms

1976年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたジャームスは、わずか4年間の活動期間ながら、パンクロックの歴史に大きな足跡を残したバンドです。

1977年にデビュー・シングル『Forming』をリリースし、1979年には唯一のアルバム『(GI)』を発表。

あのジョーン・ジェットさんがプロデュースを手掛けたこの作品は、ハードコアパンクの先駆けとして高く評価されています。

混沌としたライブパフォーマンスで知られる彼らですが、残念ながら1980年12月、ボーカルのDarby Crashさんの自殺により活動を終えることに。

パンクの歴史に興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

Constant HeadacheJoyce Manor

カリフォルニア州トーランスを拠点に活動するジョイス マナーは、パンクロックの革新的な精神を受け継ぎながら、独自の表現を追求し続けているバンドです。

2008年の結成以来、パワーポップやエモなど多彩な要素を織り交ぜた音楽性で、オルタナティブシーンに新風を巻き起こしています。

2011年1月にリリースしたデビューアルバム『Joyce Manor』は、Punknewsの年間ベストアルバムに選出され、オンライン上での口コミで人気に火が付きました。

その後、4枚のアルバムを発表し、Billboard 200にもチャートインを果たすなど、着実な成長を遂げています。

プロデューサーのRob Schnapfとタッグを組んだアルバム『Cody』では、より洗練された音楽性を確立。

短くも印象的な楽曲と、反骨精神に満ちたライブパフォーマンスで、現代のパンクシーンを牽引する存在となっています。

Dig Up Her BonesMisfits

パンクロックの革命児として、ホラー要素を取り入れた独自の音楽性で知られるミスフィッツ。

1977年にアメリカのニュージャージー州で結成され、グレン・ダンジグさんを中心に活動を開始しました。

デビュー・シングル『Cough/Cool』で注目を集め、その後『Static Age』や『Walk Among Us』といった名盤を世に送り出しています。

1983年に一度解散しましたが、1995年に再結成。

2016年にはダンジグさんが復帰し、元スレイヤーのデイブ・ロンバードさんも加入するなど、現在も精力的に活動を続けています。

彼らの音楽は、パンクの激しさとホラー映画の世界観が融合した独特なものです。

パンクロックの新しい可能性を感じたい方にぜひおすすめです。

Big Take OverBad Brains

Bad Brains – Big Take Over (Live 1982)
Big Take OverBad Brains

1977年にアメリカのメリーランド州で結成されたバッド・ブレインズは、ハードコア・パンクのパイオニア的存在として知られています。

1982年にセルフタイトルのデビュー・アルバムをカセットでリリースし、その後もEPを発表しながら精力的に活動を続けました。

ライブパフォーマンスの過激さから多くのクラブで出入り禁止を受けるなど、破天荒なエピソードにも事欠きません。

音楽性はパンクだけでなく、レゲエやヘヴィメタル、ファンクの要素も取り入れた独自のスタイルを確立。

1986年のアルバム『I Against I』は批評家からも高く評価され、ニルヴァーナやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど、後のバンドに多大な影響を与えました。

パンクの歴史に興味がある方にぜひおすすめのバンドです。

What It Is To BurnNEW!Finch

Finch – What It Is To Burn (Official Video)
What It Is To BurnNEW!Finch

感情のジェットコースターのようなサウンドで、聴く者の心を掴むアメリカのバンド、フィンチ。

1999年にカリフォルニアで結成し、ポスト・ハードコアの激情とエモの叙情性、ポップパンクのキャッチーさを巧みに織り交ぜた音楽を展開しています。

2002年3月、彼らは画期的なデビューアルバム『What It Is to Burn』をリリースし、収録曲「What It Is to Burn」は全米オルタナティブチャートで15位を獲得、16週にわたりランクインするヒットとなりました。

名盤『What It Is to Burn』はMetal Hammer誌で2002年のベストアルバム17位に選出されるなど、激情と美旋律が交錯する彼らの音楽は、魂を揺さぶるような体験を求める人々の心に深く響くでしょう。