洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち
パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。
アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。
激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。
パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。
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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(21〜30)
What It Is To BurnFinch

感情のジェットコースターのようなサウンドで、聴く者の心を掴むアメリカのバンド、フィンチ。
1999年にカリフォルニアで結成し、ポスト・ハードコアの激情とエモの叙情性、ポップパンクのキャッチーさを巧みに織り交ぜた音楽を展開しています。
2002年3月、彼らは画期的なデビューアルバム『What It Is to Burn』をリリースし、収録曲「What It Is to Burn」は全米オルタナティブチャートで15位を獲得、16週にわたりランクインするヒットとなりました。
名盤『What It Is to Burn』はMetal Hammer誌で2002年のベストアルバム17位に選出されるなど、激情と美旋律が交錯する彼らの音楽は、魂を揺さぶるような体験を求める人々の心に深く響くでしょう。
I am the partyMILLION DEAD

ロンドン発、2000年代初頭のポスト・ハードコアシーンを駆け抜けたミリオン・デッド。
ハードコア・パンクの衝動と知的な楽曲構成を融合させ、エモーショナルな側面も持ち合わせたポスト・ハードコアサウンドを確立しました。
2003年にシングル『Smiling At Strangers On Trains』で鮮烈なデビューを飾り、同年のアルバム『A Song to Ruin』はUKロックチャート14位を獲得。
中でも「I Am the Party」は彼らの名をシーンに刻んだ一曲と言えるでしょう。
Kerrang! Awardsで「Best Newcomer」にノミネートされるなど、その音楽性は高く評価されました。
激しくも叙情的な音像とフランク・ターナーさんの叫びは、熱い魂を持つ音楽ファンに強く響くでしょう。
2025年の再結成公演も決定しています。
F.C.P.R.E.M.I.X.The Fall of Troy

アメリカ・ワシントン州出身の技巧派集団、ザ・フォール・オブ・トロイ。
ポストハードコアを軸にマスロックやプログレを融合させ、変幻自在のリズムとテクニカルなフレーズが特徴です。
2002年に活動を開始し、一度の解散と2013年の再結成を経て今に至ります。
2003年にアルバム『The Fall of Troy』でデビュー。
彼らの名を高めたのは、2005年発表のアルバム『Doppelgänger』に収められ、人気音楽ゲーム『Guitar Hero III: Legends of Rock』にも採用された爆発的な一曲でしょう。
主流の音楽賞受賞歴こそありませんが、複雑かつキャッチーな音楽性は専門シーンで高く評価されています。
トーマス・エラクさんの超絶技巧とエモーショナルなボーカルも必聴。
テクニカルでスリリングな音楽を求める方におすすめです。
Die for the GovernmentAnti-Flag

パンクロックに社会的メッセージを込めて30年以上も活動を続けるアメリカの反骨精神を体現するバンド、アンチ・フラッグ。
1988年にペンシルベニア州ピッツバーグで産声を上げ、反戦や人権擁護を訴え続けています。
1996年のアルバム『Die for the Government』でデビューを飾り、FAT WRECK CHORDSやRCAといった名門レーベルでの活動を経て、そのメッセージは世界中に届けられてきました。
攻撃的なギターリフとキャッチーなメロディーラインを武器に、ハードコアパンクの真髄を突いた彼らの音楽は、パンクシーンで高い評価を得ています。
社会問題に関心があり、音楽を通じて世界を変えたいと考える人におすすめのバンドです。
Lipgloss and LetdownA Static Lullaby

カリフォルニアの太陽の下、2001年に活動を開始したア・スタティック・ララバイ。
彼らはポストハードコアを軸に、激しいスクリームと流麗なクリーンボーカルが交差する「シングスクリーム」スタイルで頭角を現しました。
2003年発売のデビューアルバム『…And Don’t Forget to Breathe』収録の『Lipgloss and Letdown』でシーンに登場。
メジャー移籍後の2005年発売のアルバム『Faso Latido』はビルボード200で129位を記録。
メンバー変更を経て発表した2006年発売のセルフタイトルアルバム『A Static Lullaby』は、攻撃性とメロディの調和が高く評価されました。
一度解散するも再結成を果たし、今もそのサウンドを轟かせています。
心揺さぶる激しさと美しさを求める音楽ファンにおすすめです。
Sex and ViolenceThe Exploited

スコットランドのパンクロックシーンから1979年に誕生したジ・エクスプロイテッドは、その反体制的な姿勢と攻撃的なサウンドで世界中のファンを魅了してきました。
ウォッティ・ブキャナンさんの象徴的なモヒカンヘアと轟音のシャウトは、労働者階級の怒りを体現する存在として知られています。
1981年にアルバム『Punks Not Dead』でデビューを飾り、以降も『Troops of Tomorrow』や『Let’s Start a War』といった名盤を世に送り出してきました。
スラッシュメタルの要素を取り入れながらも、ストリートパンクの魂を失わない彼らの音楽は、40年以上にわたって世界中のパンクシーンに影響を与え続けています。
社会への鋭い視点と妥協のない音楽性に惹かれる方、そして本物のパンクロックを体験したい方にぜひおすすめしたいバンドです。
Basket CaseGreen Day

世界で最も有名なカリフォルニア州出身のパンク・ロックバンド、グリーン・デイ。
1987年の結成以来、30年以上のキャリアの中で常に音楽シーンを引っかき回し続けています。
メジャー・デビュー作『Dookie』は1,000万枚以上を出荷し、彼らをアメリカのパンクロックシーンの中心的存在へと押し上げました。
2004年にリリースしたアルバム『American Idiot』は若い世代に大きな人気を博し、アメリカだけで600万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
これまでに20回のグラミー賞にノミネートされ、そのうち5回受賞。
2015年にはロックの殿堂入りを果たすなど輝かしい経歴を持つ彼らは、世代を超えて愛される存在となっています。