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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(21〜30)

There’s a Metalhead in the Parking LotSlapstick

Slapstick – There’s a Metalhead in the Parking Lot
There’s a Metalhead in the Parking LotSlapstick

1990年代のシカゴを代表するスカパンクシーンから誕生したスラップスティックは、熱量の高いライブパフォーマンスと社会性のある歌詞で知られています。

メンバー全員が高校時代からの親友という関係性から生まれる一体感と、オペレーション アイビーなどから影響を受けたエネルギッシュなサウンドが魅力です。

1993年の結成から1996年の解散まで、わずか3年間の活動期間でしたが、名盤『Lookit!』を残し、シカゴのパンクシーンに大きな影響を与えました。

解散後はアルカリ・トリオやローレンスアームズなど、メンバーそれぞれが新たなバンドで活動を続けています。

2011年にはAsian Man Recordsの15周年記念フェスで再結成を果たすなど、現在も根強い人気を誇ります。

スカやパンク、オルタナティブロックが好きな方におすすめのバンドです。

In My EyesMINOR THREAT

1980年にワシントンD.C.で結成されたマイナー・スレットは、ハードコア・パンクシーンに革命を起こしたバンドです。

イアン・マッケイさんのリードで、ストレートエッジ運動の火付け役となった彼らの楽曲は、若者たちの心に深く刻まれました。

わずか3年の活動期間でしたが、その影響力は計り知れません。

1981年にリリースされたEP『Minor Threat』は、パンクの歴史に残る名盤として今も語り継がれています。

薬物やアルコールに頼らない生き方を提唱し、音楽を通じて社会に問いかける姿勢は、多くのファンの共感を呼びました。

激しくも真摯な彼らの音楽は、今を生きる皆さんの心にも響くはずです。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(31〜40)

Stickin’ In My EyeNOFX

アメリカはロサンゼルス出身、NOFXは1983年に結成されたパンクロックの重鎮バンドです。

スケートパンク、ポップパンクなど、様々なスタイルを取り入れた音楽性で知られています。

1994年にリリースされたアルバム『Punk in Drublic』が商業的なブレイクスルーとなり、ゴールド認定を受けました。

NOFXは独自のレーベル、Fat Wreck Chordsを通じて作品をリリースし続けており、メジャーレーベルとの契約を拒否するなど、独立精神あふれる活動で知られています。

2005年から2006年にかけては「NOFX 7インチ・オブ・ザ・マンス・クラブ」という斬新な試みも行いました。

Green DayやBlink-182など、後のポップパンクバンドに多大な影響を与えた彼らの音楽は、パンクロックの歴史に興味のある方にぜひおすすめです。

Kick Out The JamsMC5

アメリカのデトロイトで1965年に結成された伝説的なロックバンドです。

ウェイン・クレイマーさんをはじめとする5人のメンバーが、爆発的なサウンドと過激なパフォーマンスで注目を集めました。

1969年にリリースされたデビューアルバム『Kick Out the Jams』は、ライブ録音ならではの生々しさが特徴的。

強烈な左翼思想を含んだ歌詞と、アヴァンギャルド・ジャズやR&Bの影響を感じさせる音楽性で、後のパンク・ロックに多大な影響を与えています。

1972年の解散後も、その革新的な姿勢は高く評価され続けており、2002年には再結成も果たしました。

反体制的なメッセージに共感する人や、音楽の原点を探る人におすすめのバンドですよ。

Time BombRancid

Rancid – Time Bomb (Music Video)
Time BombRancid

アメリカ・カリフォルニア州発のパンクロックを代表するスカパンクの金字塔、ランシド。

1991年の結成以来、スカとパンクを巧みに融合させた独自のサウンドで、シーンの最前線を走り続けています。

1993年のアルバム『Rancid』でメジャーデビューし、ザ・クラッシュやオペレーション アイビーの影響を強く受けたストリートパンクスタイルを確立。

1995年のアルバム『…And Out Come the Wolves』は全米でプラチナディスクを達成し、現在まで数々のヒット作を生み出してきました。

エネルギッシュなライブパフォーマンスと、社会性のある力強いメッセージ、そしてマット・フリーマンさんの卓越したベースプレイは圧巻です。

スカ、レゲエ、ハードコアと、多彩な音楽性を内包した彼らのサウンドは、パンクロックファンはもちろん、ジャンルを超えた音楽愛好家にもおすすめです。

El Coo CooiVoodoo Glow Skulls

カリフォルニア州リバーサイドから1988年に始動したスカパンクの先駆者、ヴードゥー・グロウ・スカルズ。

スカ、ハードコアパンク、ラテン音楽を融合させた独自のスタイルで、「スカコア」というジャンルを確立しました。

1993年に Dr. Strange Recordsからアルバム『Who Is, This Is?』でメジャーデビューを果たし、以降Epitaph Recordsで75万枚以上のセールスを記録。

映画『バイオ・ドーム』や『Mr. & Mrs. スミス』のサウンドトラックにも楽曲が起用され、メディアでの露出も増加。

英語とスペイン語の両方で歌われる楽曲や、マスクやコスチュームを用いたエネルギッシュなライブパフォーマンスは、他のバンドとは一線を画す個性として注目を集めています。

パワフルでダンサブルな音楽性と、文化的多様性を持つサウンドが魅力のバンドです。

Gimme BrainsBratmobile

反骨精神とDIYの精神を体現するブラットモバイルは、1991年にワシントン州オリンピアで結成されたライオット・ガールムーブメントの先駆者です。

シンプルで荒削りなパンクロックに、ポップやサーフミュージックの要素を巧みに織り交ぜた独自のサウンドで、音楽シーンに新しい風を吹き込みました。

1991年8月、オリンピアで開催されたインターナショナル・ポップ・アンダーグラウンド・コンベンションでのデビューは、フェミニズムと音楽の新たな可能性を示す歴史的な瞬間となりました。

2019年の再結成ライブでは、Tiger TrapのRose Melbergを迎え、新たな布陣で往年の名曲を披露。

音楽を通じた社会変革の可能性を示し続ける彼女たちの姿勢は、今なお多くのミュージシャンたちに影響を与えています。

音楽とメッセージの力を信じる全ての人に聴いてほしいバンドです。