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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(21〜30)

El Coo CooiVoodoo Glow Skulls

カリフォルニア州リバーサイドから1988年に始動したスカパンクの先駆者、ヴードゥー・グロウ・スカルズ。

スカ、ハードコアパンク、ラテン音楽を融合させた独自のスタイルで、「スカコア」というジャンルを確立しました。

1993年に Dr. Strange Recordsからアルバム『Who Is, This Is?』でメジャーデビューを果たし、以降Epitaph Recordsで75万枚以上のセールスを記録。

映画『バイオ・ドーム』や『Mr. & Mrs. スミス』のサウンドトラックにも楽曲が起用され、メディアでの露出も増加。

英語とスペイン語の両方で歌われる楽曲や、マスクやコスチュームを用いたエネルギッシュなライブパフォーマンスは、他のバンドとは一線を画す個性として注目を集めています。

パワフルでダンサブルな音楽性と、文化的多様性を持つサウンドが魅力のバンドです。

Time BombRancid

Rancid – Time Bomb (Music Video)
Time BombRancid

アメリカ・カリフォルニア州発のパンクロックを代表するスカパンクの金字塔、ランシド。

1991年の結成以来、スカとパンクを巧みに融合させた独自のサウンドで、シーンの最前線を走り続けています。

1993年のアルバム『Rancid』でメジャーデビューし、ザ・クラッシュやオペレーション アイビーの影響を強く受けたストリートパンクスタイルを確立。

1995年のアルバム『…And Out Come the Wolves』は全米でプラチナディスクを達成し、現在まで数々のヒット作を生み出してきました。

エネルギッシュなライブパフォーマンスと、社会性のある力強いメッセージ、そしてマット・フリーマンさんの卓越したベースプレイは圧巻です。

スカ、レゲエ、ハードコアと、多彩な音楽性を内包した彼らのサウンドは、パンクロックファンはもちろん、ジャンルを超えた音楽愛好家にもおすすめです。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(31〜40)

In My EyesMINOR THREAT

1980年にワシントンD.C.で結成されたマイナー・スレットは、ハードコア・パンクシーンに革命を起こしたバンドです。

イアン・マッケイさんのリードで、ストレートエッジ運動の火付け役となった彼らの楽曲は、若者たちの心に深く刻まれました。

わずか3年の活動期間でしたが、その影響力は計り知れません。

1981年にリリースされたEP『Minor Threat』は、パンクの歴史に残る名盤として今も語り継がれています。

薬物やアルコールに頼らない生き方を提唱し、音楽を通じて社会に問いかける姿勢は、多くのファンの共感を呼びました。

激しくも真摯な彼らの音楽は、今を生きる皆さんの心にも響くはずです。

There’s a Metalhead in the Parking LotSlapstick

Slapstick – There’s a Metalhead in the Parking Lot
There’s a Metalhead in the Parking LotSlapstick

1990年代のシカゴを代表するスカパンクシーンから誕生したスラップスティックは、熱量の高いライブパフォーマンスと社会性のある歌詞で知られています。

メンバー全員が高校時代からの親友という関係性から生まれる一体感と、オペレーション アイビーなどから影響を受けたエネルギッシュなサウンドが魅力です。

1993年の結成から1996年の解散まで、わずか3年間の活動期間でしたが、名盤『Lookit!』を残し、シカゴのパンクシーンに大きな影響を与えました。

解散後はアルカリ・トリオやローレンスアームズなど、メンバーそれぞれが新たなバンドで活動を続けています。

2011年にはAsian Man Recordsの15周年記念フェスで再結成を果たすなど、現在も根強い人気を誇ります。

スカやパンク、オルタナティブロックが好きな方におすすめのバンドです。

True BelieversThe Bouncing Souls

アメリカ・ニュージャージー州の地下音楽シーンから生まれたザ・バウンシング・ソウルズは、パンクロックの本質を体現するバンドです。

1989年の結成以来、反骨精神とポジティブなメッセージを融合させた独自のサウンドで、多くのファンを魅了してきました。

1994年に自主レーベルからリリースしたアルバム『The Good, The Bad & The Argyle』では、ニューウェーブへのリスペクトも感じさせる斬新なアプローチを披露。

その後Epitaph Recordsと契約し、メロディアスでテンポの効いたパンクスタイルを確立していきます。

結成30周年となる2019年3月には記念のEP『Crucial Moments』を発表し、パンクシーンの重鎮としての存在感を示しています。

エネルギッシュなライブパフォーマンスと心に響く歌詞で、音楽を通じて自由と希望を伝え続けるザ・バウンシング・ソウルズは、真摯な音楽表現を求める方におすすめです。

Somebody’s Gonna Get Their Head Kicked In TonightThe Rezillos

1970年代後半のスコットランドパンクシーンに鮮烈な光を放ったザ・レジロスさん。

他のパンクバンドとは一線を画し、1950年代のロックンロールやガレージロック、グラムロックからインスピレーションを得た陽気なサウンドで、音楽ファンを魅了しました。

1977年6月にデビューシングル『Can’t Stand My Baby』をリリースし、Sireレコードと契約。

年間200回以上のライブ活動を精力的にこなし、独自の世界観を確立しました。

B級映画やSFをモチーフにした歌詞と、フェイ・ファイフさんとユージーン・レイノルズさんの個性的なツインボーカルが織りなすパフォーマンスは、今なお色褪せることのない輝きを放っています。

短命なバンド活動でしたが、のちのオルタナティブロックに大きな影響を与えた革新的なアーティストとして、音楽史に名を刻んでいます。

Anarchy Burger (Hold the Government)The Vandals

The Vandals “Anarchy Burger (Hold the Government)” (Kung Fu Records) [Official]
Anarchy Burger (Hold the Government)The Vandals

1979年にカリフォルニア州で結成されたザ・ヴァンダルズは、風刺とユーモアを武器に、反体制的なパンクロックの真髄を体現してきました。

1982年のデビュー以来、パンクロックシーンに独自の価値観を持ち込み、社会への痛烈な批判を笑いに昇華する手腕は群を抜いています。

メロディアスなハードコアサウンドと、皮肉に満ちた歌詞で織りなす音楽性は、1998年のアルバム『Hitler Bad, Vandals Good』で高い評価を得ました。

デイヴ・クイッケンブッシュさんの個性的なボーカルと、ジョシュ・フリースさんの正確無比なドラムワークが生み出す音楽は、社会の矛盾を笑い飛ばしたい人、エネルギッシュな演奏を求める人におすすめです。