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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(21〜30)

Sex and ViolenceThe Exploited

スコットランドのパンクロックシーンから1979年に誕生したジ・エクスプロイテッドは、その反体制的な姿勢と攻撃的なサウンドで世界中のファンを魅了してきました。

ウォッティ・ブキャナンさんの象徴的なモヒカンヘアと轟音のシャウトは、労働者階級の怒りを体現する存在として知られています。

1981年にアルバム『Punks Not Dead』でデビューを飾り、以降も『Troops of Tomorrow』や『Let’s Start a War』といった名盤を世に送り出してきました。

スラッシュメタルの要素を取り入れながらも、ストリートパンクの魂を失わない彼らの音楽は、40年以上にわたって世界中のパンクシーンに影響を与え続けています。

社会への鋭い視点と妥協のない音楽性に惹かれる方、そして本物のパンクロックを体験したい方にぜひおすすめしたいバンドです。

Time BombRancid

Rancid – Time Bomb (Music Video)
Time BombRancid

アメリカ・カリフォルニア州発のパンクロックを代表するスカパンクの金字塔、ランシド。

1991年の結成以来、スカとパンクを巧みに融合させた独自のサウンドで、シーンの最前線を走り続けています。

1993年のアルバム『Rancid』でメジャーデビューし、ザ・クラッシュやオペレーション アイビーの影響を強く受けたストリートパンクスタイルを確立。

1995年のアルバム『…And Out Come the Wolves』は全米でプラチナディスクを達成し、現在まで数々のヒット作を生み出してきました。

エネルギッシュなライブパフォーマンスと、社会性のある力強いメッセージ、そしてマット・フリーマンさんの卓越したベースプレイは圧巻です。

スカ、レゲエ、ハードコアと、多彩な音楽性を内包した彼らのサウンドは、パンクロックファンはもちろん、ジャンルを超えた音楽愛好家にもおすすめです。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(31〜40)

True BelieversThe Bouncing Souls

アメリカ・ニュージャージー州の地下音楽シーンから生まれたザ・バウンシング・ソウルズは、パンクロックの本質を体現するバンドです。

1989年の結成以来、反骨精神とポジティブなメッセージを融合させた独自のサウンドで、多くのファンを魅了してきました。

1994年に自主レーベルからリリースしたアルバム『The Good, The Bad & The Argyle』では、ニューウェーブへのリスペクトも感じさせる斬新なアプローチを披露。

その後Epitaph Recordsと契約し、メロディアスでテンポの効いたパンクスタイルを確立していきます。

結成30周年となる2019年3月には記念のEP『Crucial Moments』を発表し、パンクシーンの重鎮としての存在感を示しています。

エネルギッシュなライブパフォーマンスと心に響く歌詞で、音楽を通じて自由と希望を伝え続けるザ・バウンシング・ソウルズは、真摯な音楽表現を求める方におすすめです。

Drinking And DrivingThe Business

イギリスのパンクシーンを代表するOi!パンクバンド、ザ・ビジネスは1979年にロンドンで結成されました。

労働者階級の若者たちの声を代弁する存在として、反体制的な歌詞とストリートの魂が込められた力強いサウンドを生み出してきました。

1981年にアルバム『Suburban Rebels』でデビューを飾り、サッカーカルチャーとの結びつきも強い彼らの音楽は、多くの共感を呼びました。

メンバーチェンジを経ながらも、2016年に他界したボーカリストのミッキー・フィッツさんの圧倒的な存在感と共に、パンクロックの真髄を体現し続けました。

シンプルで力強いギターリフとキャッチーなメロディーラインは、反骨精神を持ちながらも音楽の楽しさを忘れない、パンクロックの真髄といえるでしょう。

Somebody’s Gonna Get Their Head Kicked In TonightThe Rezillos

1970年代後半のスコットランドパンクシーンに鮮烈な光を放ったザ・レジロスさん。

他のパンクバンドとは一線を画し、1950年代のロックンロールやガレージロック、グラムロックからインスピレーションを得た陽気なサウンドで、音楽ファンを魅了しました。

1977年6月にデビューシングル『Can’t Stand My Baby』をリリースし、Sireレコードと契約。

年間200回以上のライブ活動を精力的にこなし、独自の世界観を確立しました。

B級映画やSFをモチーフにした歌詞と、フェイ・ファイフさんとユージーン・レイノルズさんの個性的なツインボーカルが織りなすパフォーマンスは、今なお色褪せることのない輝きを放っています。

短命なバンド活動でしたが、のちのオルタナティブロックに大きな影響を与えた革新的なアーティストとして、音楽史に名を刻んでいます。

Anarchy Burger (Hold the Government)The Vandals

The Vandals “Anarchy Burger (Hold the Government)” (Kung Fu Records) [Official]
Anarchy Burger (Hold the Government)The Vandals

1979年にカリフォルニア州で結成されたザ・ヴァンダルズは、風刺とユーモアを武器に、反体制的なパンクロックの真髄を体現してきました。

1982年のデビュー以来、パンクロックシーンに独自の価値観を持ち込み、社会への痛烈な批判を笑いに昇華する手腕は群を抜いています。

メロディアスなハードコアサウンドと、皮肉に満ちた歌詞で織りなす音楽性は、1998年のアルバム『Hitler Bad, Vandals Good』で高い評価を得ました。

デイヴ・クイッケンブッシュさんの個性的なボーカルと、ジョシュ・フリースさんの正確無比なドラムワークが生み出す音楽は、社会の矛盾を笑い飛ばしたい人、エネルギッシュな演奏を求める人におすすめです。

In My EyesMINOR THREAT

1980年にワシントンD.C.で結成されたマイナー・スレットは、ハードコア・パンクシーンに革命を起こしたバンドです。

イアン・マッケイさんのリードで、ストレートエッジ運動の火付け役となった彼らの楽曲は、若者たちの心に深く刻まれました。

わずか3年の活動期間でしたが、その影響力は計り知れません。

1981年にリリースされたEP『Minor Threat』は、パンクの歴史に残る名盤として今も語り継がれています。

薬物やアルコールに頼らない生き方を提唱し、音楽を通じて社会に問いかける姿勢は、多くのファンの共感を呼びました。

激しくも真摯な彼らの音楽は、今を生きる皆さんの心にも響くはずです。