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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(31〜40)

Stickin’ In My EyeNOFX

アメリカはロサンゼルス出身、NOFXは1983年に結成されたパンクロックの重鎮バンドです。

スケートパンク、ポップパンクなど、様々なスタイルを取り入れた音楽性で知られています。

1994年にリリースされたアルバム『Punk in Drublic』が商業的なブレイクスルーとなり、ゴールド認定を受けました。

NOFXは独自のレーベル、Fat Wreck Chordsを通じて作品をリリースし続けており、メジャーレーベルとの契約を拒否するなど、独立精神あふれる活動で知られています。

2005年から2006年にかけては「NOFX 7インチ・オブ・ザ・マンス・クラブ」という斬新な試みも行いました。

Green DayやBlink-182など、後のポップパンクバンドに多大な影響を与えた彼らの音楽は、パンクロックの歴史に興味のある方にぜひおすすめです。

The PrisonerD.O.A.

DOA – The Prisoner (1979) music video
The PrisonerD.O.A.

1978年にカナダのバンクーバーで結成された、ディー・オー・エーは、北米のハードコアパンクシーンを牽引してきた重要なバンドです。

創設者のジョーイ・シットヘッドさんを中心に、彼らは速いテンポと攻撃的なサウンドを武器に、反戦や環境問題など社会的メッセージを発信し続けています。

1980年のデビューアルバム『Something Better Change』から、ロックンロールやブルース、レゲエの要素も取り入れた独自の音楽性を確立。

40年以上の活動で、「West Coast Music Awards」や「Independent Music Awards」を受賞し、2019年には「BCエンターテインメント・ホール・オブ・フェイム」に殿堂入りを果たしました。

パワフルな演奏と熱いメッセージ性を求める音楽ファンに、心から推奨したいバンドです。

I Love Livin’ in the CityFear

1977年にロサンゼルスで結成されたハードコアパンクバンド、フィアーは、生々しい攻撃性と過激なパフォーマンスで米国音楽シーンを震撼させました。

1981年の映画『The Decline of Western Civilization』での出演を経て、翌年にアルバム『The Record』をリリース。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーさんが1983年に一時期加入するなど、パンクシーンを超えた影響力を持ちました。

リー・ヴィングさんの挑発的なボーカルと研ぎ澄まされたサウンドは、反骨精神とエネルギーに満ち溢れています。

彼らの音楽は、既存の価値観に疑問を投げかけ、自由な表現を追求したい人々の心に強く響くでしょう。

UnsatisfiedThe Replacements

ミネアポリスのアンダーグラウンドシーンから誕生し、パンクロックの反骨精神とポップなメロディを融合させた革新的なサウンドで知られるリプレイスメンツ。

1979年の結成以来、ウェスターバーグの感情豊かな歌声と、パンクとポップを巧みに織り交ぜた音楽性で、オルタナティブロックの礎を築きました。

1981年にアルバム『Sorry Ma, Forgot to Take Out the Trash』でデビューを飾り、ローリング・ストーン誌の「史上最高のアルバム500選」に複数作品がランクインするなど、高い評価を獲得。

1991年の解散までに、荒々しさと叙情性を併せ持つ独自の作風で、音楽シーンに多大な影響を残しました。

反抗的な音楽性の中に垣間見える繊細な感性と、生々しい演奏が魅力のバンドです。

Gimme BrainsBratmobile

反骨精神とDIYの精神を体現するブラットモバイルは、1991年にワシントン州オリンピアで結成されたライオット・ガールムーブメントの先駆者です。

シンプルで荒削りなパンクロックに、ポップやサーフミュージックの要素を巧みに織り交ぜた独自のサウンドで、音楽シーンに新しい風を吹き込みました。

1991年8月、オリンピアで開催されたインターナショナル・ポップ・アンダーグラウンド・コンベンションでのデビューは、フェミニズムと音楽の新たな可能性を示す歴史的な瞬間となりました。

2019年の再結成ライブでは、Tiger TrapのRose Melbergを迎え、新たな布陣で往年の名曲を披露。

音楽を通じた社会変革の可能性を示し続ける彼女たちの姿勢は、今なお多くのミュージシャンたちに影響を与えています。

音楽とメッセージの力を信じる全ての人に聴いてほしいバンドです。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(41〜50)

My Perfect CousinThe Undertones

The Undertones – My Perfect Cousin (Official Video)
My Perfect CousinThe Undertones

北アイルランド出身のパンクバンド、ジ・アンダートーンズさんをご紹介します。

1970年代後半から80年代にかけて活躍し、ブリティッシュパンクやニューウェーブの代表格として知られています。

1978年にデビューEP『Teenage Kicks』をリリースし、BBCラジオ1のDJジョン・ピールさんの絶賛を受けて一躍注目を集めました。

若者の関係や思春期をテーマにした楽曲が多く、リードボーカル、フィアガル・シャーキーさんの個性的な歌声が魅力的です。

青春の喜びと挑戦を祝うパンクロックの精神が詰まった彼らの音楽は、今でも多くの音楽ファンの心を掴んでいますよ。

若さあふれるエネルギッシュな曲を聴きたい方におすすめです!

Kick Out The JamsMC5

アメリカのデトロイトで1965年に結成された伝説的なロックバンドです。

ウェイン・クレイマーさんをはじめとする5人のメンバーが、爆発的なサウンドと過激なパフォーマンスで注目を集めました。

1969年にリリースされたデビューアルバム『Kick Out the Jams』は、ライブ録音ならではの生々しさが特徴的。

強烈な左翼思想を含んだ歌詞と、アヴァンギャルド・ジャズやR&Bの影響を感じさせる音楽性で、後のパンク・ロックに多大な影響を与えています。

1972年の解散後も、その革新的な姿勢は高く評価され続けており、2002年には再結成も果たしました。

反体制的なメッセージに共感する人や、音楽の原点を探る人におすすめのバンドですよ。