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洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち

パンクロックの歴史に輝く、熱き魂を持つバンドたちをご紹介します。

アメリカのミスフィッツが切り開いたホラー要素との融合、バッド・レリジョンが紡ぐ知性的な歌詞、ドロップキック・マーフィーズによるケルティック・パンクの革新など、それぞれが独自の個性を放ちながら、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

激しさの中に秘められた繊細な感性、そして時代を超えて色褪せることのない情熱。

パンクの真髄に触れられる珠玉の楽曲の数々を、心ゆくまでお楽しみください。

洋楽のパンクバンド。熱き魂を継承する不滅の伝説たち(41〜50)

Anarchy Burger (Hold the Government)The Vandals

The Vandals “Anarchy Burger (Hold the Government)” (Kung Fu Records) [Official]
Anarchy Burger (Hold the Government)The Vandals

1979年にカリフォルニア州で結成されたザ・ヴァンダルズは、風刺とユーモアを武器に、反体制的なパンクロックの真髄を体現してきました。

1982年のデビュー以来、パンクロックシーンに独自の価値観を持ち込み、社会への痛烈な批判を笑いに昇華する手腕は群を抜いています。

メロディアスなハードコアサウンドと、皮肉に満ちた歌詞で織りなす音楽性は、1998年のアルバム『Hitler Bad, Vandals Good』で高い評価を得ました。

デイヴ・クイッケンブッシュさんの個性的なボーカルと、ジョシュ・フリースさんの正確無比なドラムワークが生み出す音楽は、社会の矛盾を笑い飛ばしたい人、エネルギッシュな演奏を求める人におすすめです。

Sonic ReducerDead Boys

Dead Boys – Sonic Reducer – live
Sonic ReducerDead Boys

パワフルなサウンドと反抗的な精神を体現する、アメリカのパンクロックバンド、デッド・ボーイズ。

1976年にオハイオ州クリーブランドで結成され、1977年にデビューアルバム『Young, Loud and Snotty』をリリースしました。

このアルバムはビルボード200で189位を記録し、ローリングストーン誌の読者投票で「10 Greatest Punk Rock Albums」の7位に選ばれるなど、高い評価を得ています。

ステージ上での過激なパフォーマンスと、ストレートで攻撃的な歌詞が特徴的で、パンクロックの原点とも言える彼らの音楽は、現代のロックミュージシャンたちにも大きな影響を与え続けています。

Kick Out The JamsMC5

アメリカのデトロイトで1965年に結成された伝説的なロックバンドです。

ウェイン・クレイマーさんをはじめとする5人のメンバーが、爆発的なサウンドと過激なパフォーマンスで注目を集めました。

1969年にリリースされたデビューアルバム『Kick Out the Jams』は、ライブ録音ならではの生々しさが特徴的。

強烈な左翼思想を含んだ歌詞と、アヴァンギャルド・ジャズやR&Bの影響を感じさせる音楽性で、後のパンク・ロックに多大な影響を与えています。

1972年の解散後も、その革新的な姿勢は高く評価され続けており、2002年には再結成も果たしました。

反体制的なメッセージに共感する人や、音楽の原点を探る人におすすめのバンドですよ。

I Fought the LawThe Clash

The Clash – I Fought the Law (Official Video)
I Fought the LawThe Clash

1976年にイギリスのロンドンで結成されたパンクロックバンド、ザ・クラッシュ。

パンクの精神を体現しながら、レゲエやロックンロールなど幅広いジャンルを融合させた革新的なサウンドで世界中のファンを魅了しました。

1977年にデビューアルバム『The Clash』をリリースし、以降『London Calling』などの名盤を世に送り出しています。

2003年にはロックの殿堂入りを果たし、ローリング・ストーン誌の「史上最も偉大なアーティスト100」にも選出されました。

社会問題を鋭く歌い上げる歌詞と、ジャンルの垣根を越えた音楽性は、アイドルズやフランツ・フェルディナンドなど後世のアーティストに多大な影響を与えています。

音楽で世界を変えられると信じる方にぜひ聴いてほしいバンドです。

Blank GenerationRichard Hell

パンクロックの先駆者として知られるリチャード・ヘルさん。

アメリカのケンタッキー州出身で、1970年代のニューヨークパンクシーンを牽引しました。

1977年にリリースしたアルバム『Blank Generation』は、パンクロックの金字塔として高く評価されています。

リチャード・ヘルさんの独特なファッションセンスは、安全ピンや切り裂かれた衣類を用いるパンクファッションの先駆けとなりました。

音楽面では、ボブ・ディランやローリング・ストーンズの影響を受けつつ、独自のニヒリスティックな世界観を表現。

詩人としての一面も持つリチャード・ヘルさんの歌詞は、多くの若者の共感を呼びました。

反抗心と創造性にあふれるリチャード・ヘルさんの音楽は、今もなお多くのミュージシャンに影響を与え続けています。

Rise AboveBLACK FLAG

アメリカのカリフォルニア州ハモサビーチで1976年に結成されたBLACK FLAGは、ハードコアパンクの先駆者として知られています。

グレッグ・ギンさんを中心に、キース・モリスさん、ヘンリー・ロリンズさんなど、多くのメンバーが在籍しました。

1981年発表のアルバム『Damaged』は、パンクロック史に残る名盤として評価されています。

DIY精神を貫き、自主レーベルの運営やツアーのブッキングなど、アンダーグラウンドシーンに多大な影響を与えました。

1986年に一度解散しましたが、2013年に再結成。

ハードコアパンクの激しさと実験的なサウンドを融合させた音楽性は、今なお多くのミュージシャンに影響を与え続けています。

Ever fallen in loveBuzzcocks

イギリスが誇るパンクロックの先駆者、バズコックスの魅力をご紹介します。

1976年に結成された彼らは、パンクとポップの融合で新たな音楽の扉を開きました。

デビュー作『Spiral Scratch』EPは、独立レーベル設立の先駆けとなり、音楽シーンに大きな影響を与えたんです。

1978年のアルバム『Another Music in a Different Kitchen』は、UKチャート15位という快挙を達成。

恋愛の切なさを歌った楽曲は、多くの人の心を掴みました。

彼らの音楽は、パンクの激しさとポップの親しみやすさを兼ね備えています。

青春時代の思い出と重ね合わせて聴きたい、そんな魅力的なサウンドですよ。