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海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ

「SKA」は1950年代から1960年代にかけてジャマイカで生まれた音楽ジャンルで、アメリカのジャズやR&B、ジャマイカのフォーク音楽と呼ばれる「メント」などの影響を受けて誕生したと言われています。

スカについてほとんど知らないという方であっても、2、4拍目が強調されたビートを一度は耳にしたことがあるはず、と言うくらいに実はスカの要素はさまざまなジャンルの中で取り入れられているのですね。

そんなSKAをこれから聴いてみたいという方に向けて、オリジナルのスカから2トーン・ネオスカにスカパンク、スカコアといったさまざまなジャンルで活躍する代表的な洋楽のバンドを一挙ご紹介します!

もくじ

海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ(21〜40)

I’m In Love With A Girl Named Spikeskankin pickle

Skankin’ Pickle – I’m In Love With A Girl Named Spike
I'm In Love With A Girl Named Spikeskankin pickle

スカパンクの先駆者として知られるスキャンキン・ピクルは、1989年にサンフランシスコで結成されたバンドです。

ジャンルの垣根を超えた音楽性が特徴で、スカやパンク、ファンク、ハードコアなど、実に多彩な要素を取り入れていました。

1994年2月にリリースされた名盤『The Green Album』は、バンドの集大成とも言える作品です。

社会問題を鋭く指摘する歌詞と、エネルギッシュなサウンドが見事に融合しており、スカパンクファンならずとも必聴の一枚です。

メンバーのマイク・パークさんは、バンド解散後もAsian Man Recordsを立ち上げ、音楽シーンに大きな影響を与え続けています。

スカの歴史に興味がある方にもおすすめのバンドですよ。

Tune Me OutMU330

MU330 – “Tune Me Out” Asian Man Records
Tune Me OutMU330

アメリカはミズーリ州セントルイス出身、1988年結成のスカパンクバンド、エムユーサンサンマルの魅力をご紹介します。

自らを「サイコスカ」と称する彼らは、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器を取り入れた高エネルギーなスカパンクで知られています。

1991年のデビューアルバム『Salamander Stew』以降、『Press』や『Chumps on Parade』など多数の作品をリリース。

1990年代中頃のスカパンク第三波ブームに大きく貢献し、日本でも人気を博しました。

1998年には日本限定のベスト盤『Best of MU330』もリリースするなど、国内外で精力的に活動。

ユーモアとエネルギーに満ちた彼らの音楽は、スカとパンクの融合を楽しみたい方にぴったりです。

Monkey BoogieMillencolin

キーボードの音がとてもユニークなのが特徴の楽曲「Monkey Boogie」。

スウェーデンの「Millencolin」というスカパンクバンド。

ズレバンドとも言われているMillencolinは、演奏とボーカル微妙にズレているのにもかかわらずクセになるバンドです。

Beer SongMustard Plug

「Mustard Plug」は1991年に結成されたスカパンクバンドです。

全て奪うまで奪い続けるという少し過激な歌になっています。

知らない人でもサビの部分のオーオオーとのれる曲です。

日本にも定期的にツアーを行っているバンドです。

Save It For LaterThe Beat

あまりにも潔いバンド名が最高にカッコいい、イギリスはバーミンガムが生んだザ・ビート。

同名のバンドが存在していたこともあって、アメリカやカナダでは「the English Beat」として、オーストラリアでは「the British Beat」という名義で活動していたことでも知られる彼らは、1979年にザ・スペシャルズが主催するレーベル「2トーン」よりスモーキー・ロビンソンさんの名曲をカバーしたデビュー・シングル『Tears of a Clown』をリリース、全英チャート6位をマークして一躍人気バンドとして世に躍り出ます。

1980年には自らが立ち上げたレーベル「Go-Feet」よりデビュー・アルバム『I Just Can’t Stop It』を発表、こちらも全英チャート3位という好成績を残しました。

スペシャルズにマッドネス、セレクターといったバンドと並び称されるザ・ビートの音楽性は、他のバンドと比べるとパンク色が薄く、オーセンティックなスカやロック・ステディの要素が色濃くラテンやソウルといったジャンルを取り入れたサウンドというのが特徴的です。

ネオ・スカ勢の中でも最もルーツに忠実でありつつ、ニューウェーブ時代にも呼応した独自のサウンドを提示した彼らが残した3枚のオリジナル・アルバムは、スカに興味のある方はもちろん、80年代の英国ニューウェーブを深掘りしていきたいという方にもぜひチェックしてもらいたいですね!