RAG MusicWorld Music
素敵な世界の音楽
search

海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ

「SKA」は1950年代から1960年代にかけてジャマイカで生まれた音楽ジャンルで、アメリカのジャズやR&B、ジャマイカのフォーク音楽と呼ばれる「メント」などの影響を受けて誕生したと言われています。

スカについてほとんど知らないという方であっても、2、4拍目が強調されたビートを一度は耳にしたことがあるはず、と言うくらいに実はスカの要素はさまざまなジャンルの中で取り入れられているのですね。

そんなSKAをこれから聴いてみたいという方に向けて、オリジナルのスカから2トーン・ネオスカにスカパンク、スカコアといったさまざまなジャンルで活躍する代表的な洋楽のバンドを一挙ご紹介します!

海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ(41〜50)

Anywhere You Wanna GoThe Bennies

オーストラリア出身のスカバンド「The Bennies」。

世界中をツアーしており、オーストラリアではヒーロー的存在。

現代のダンスロックとスカパンクなどをミックスさせながら演奏する全く新しいスカバンドと言えるでしょう。

日本にも定期的に来日しているとのことです。

New GirlThe Suicide Machines

アメリカはミシガン州、デトロイト出身のスーサイド・マシーンズも、USスカパンクを語る上では欠かせないバンドです。

日本のスカパンク系のバンドでも、彼らに影響を受けてバンドを始めたというミュージシャンが多くいるほどで、スカパンクのレジェンドとしてリスペクトされている存在なのですね。

1991年に結成された彼らは数年のインディーズでの活動を経て、1995年にメジャー・レーベルより初となるアルバム『Destruction by Definition』をリリース。

荒々しいパンクと軽快なスカを融合させたサウンドで、本国アメリカのみならず前述したように日本でもパンク・ファンの間で大いに話題となりました。

続く1998年のセカンド・アルバムにして名盤の誉れ高い『Battle Hymns』はほとんどの曲が2分未満という攻撃的なショート・チューンで構成されており、スカコアの中でもハードコア色が強いサウンドとなっていますね。

スカコアとしての彼らを楽しみたい方であれば、同アルバムに収録されている名曲『Give』辺りをオススメします。

ちなみにセルフタイトルとなった2000年のサード・アルバムについては、ビートルズなどの影響を受けたパワーポップ的なサウンドが強調された作風となっており、彼らのまた違った側面を楽しめる作品ではあるのですが、スカパンクやハードコアパンクとしての彼らを期待している方には注意が必要かもしれません!

Save It For LaterThe Beat

あまりにも潔いバンド名が最高にカッコいい、イギリスはバーミンガムが生んだザ・ビート。

同名のバンドが存在していたこともあって、アメリカやカナダでは「the English Beat」として、オーストラリアでは「the British Beat」という名義で活動していたことでも知られる彼らは、1979年にザ・スペシャルズが主催するレーベル「2トーン」よりスモーキー・ロビンソンさんの名曲をカバーしたデビュー・シングル『Tears of a Clown』をリリース、全英チャート6位をマークして一躍人気バンドとして世に躍り出ます。

1980年には自らが立ち上げたレーベル「Go-Feet」よりデビュー・アルバム『I Just Can’t Stop It』を発表、こちらも全英チャート3位という好成績を残しました。

スペシャルズにマッドネス、セレクターといったバンドと並び称されるザ・ビートの音楽性は、他のバンドと比べるとパンク色が薄く、オーセンティックなスカやロック・ステディの要素が色濃くラテンやソウルといったジャンルを取り入れたサウンドというのが特徴的です。

ネオ・スカ勢の中でも最もルーツに忠実でありつつ、ニューウェーブ時代にも呼応した独自のサウンドを提示した彼らが残した3枚のオリジナル・アルバムは、スカに興味のある方はもちろん、80年代の英国ニューウェーブを深掘りしていきたいという方にもぜひチェックしてもらいたいですね!

Toop ToopCassius

フランス出身の3人組バンドCassiusの「Toop Toop」デュオフレンチハウス、インディーダンスユニットならではの斬新なスカチューンです。

打ち込みの入れどころ、ベースラインがとても気持ちのいい曲に仕上がっています。

Consequential ApathyRX Bandits

RX Bandits – Consequential Apathy (Live)
Consequential ApathyRX Bandits

アメリカの4ピースバンドの「Rx Bandits」は、パンク・スカバンドとしての演奏のレベル、歌唱力、アレンジのオリジナリティ、全てにおいてのクオリティがハイレベルと言われているバンドです。

メッセージ性の強い歌詞が魅力で、そこに魅了されてファンになる方が多いです。

Why Can’t We Be FriendsSmash Mouth

Smash mouthの「Why Can’t We Be Friends」は映画シュレックのサントラで世界的に有名になりました。

ですが有名になる前にも素晴らしいスカを演奏していたバンドです。

メンバースティーブ・ハーウェルは以前はラップグループに所属していた経歴もあります。

Burnin’ LoveThe Porkers

スカバンドには珍しいオーストラリアのスカパンクバンド「The Porkers」です。

「Burnin ‘Love」は燃えさかる愛ということなんですが、あなたのキスですべてが熱くなるという意味が込められています。

スカチューンでのラブソングって良いですよね。