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海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ

「SKA」は1950年代から1960年代にかけてジャマイカで生まれた音楽ジャンルで、アメリカのジャズやR&B、ジャマイカのフォーク音楽と呼ばれる「メント」などの影響を受けて誕生したと言われています。

スカについてほとんど知らないという方であっても、2、4拍目が強調されたビートを一度は耳にしたことがあるはず、と言うくらいに実はスカの要素はさまざまなジャンルの中で取り入れられているのですね。

そんなSKAをこれから聴いてみたいという方に向けて、オリジナルのスカから2トーン・ネオスカにスカパンク、スカコアといったさまざまなジャンルで活躍する代表的な洋楽のバンドを一挙ご紹介します!

海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ(51〜60)

SpiderwebsNo Doubt

No Doubt – Spiderwebs (Official Music Video)
SpiderwebsNo Doubt

スカパンクを独自のセンスでさまざまなジャンルとミックスさせ、1990年代に世界的な成功を収めたノー・ダウト。

フロントに立つグウェン・ステファーニさんはソロ・アーティストとしても大人気ですし、大の親日家ということで日本でも親しまれていることからノー・ダウトを知らなくてもグウェンさんは知っている、という方も多いかもしれませんね。

そんなノー・ダウトは1986年に結成され、グウェンさんと実兄のエリック・ステファニーさんを中心としたバンドでした。

その後はいくつかのメンバーの入れ替わりがあり、1989年にエイドリアン・ヤングさんが加入、1994年にはエリックさんが脱退して広く世に知られた4人組のノー・ダウトが誕生します。

彼らは下積みが長くなかなか売れなかったのですが、1995年にリリースされたサード・アルバム『Tragic Kingdom』でようやくブレイク。

聴いてすぐにそれと分かるグウェンさんの艶っぽくもキュートなボーカル、鉄壁のバンド・アンサンブルが織り成すスカやパンクをポップに仕上げた楽曲はどれも粒ぞろいの出来栄えで、このアルバムから「スカ」を知ったという方も特にロック・ファンの方であれば意外といらっしゃるのではないでしょうか。

スカという視点では、タイトル通りレゲエやスカへの傾倒を感じさせる2001年にリリースされたアルバム『Rock Steady』もぜひ聴いてほしいのですが、ノー・ダウトを聴いたことがないという方であれば、やはり最初は『Tragic Kingdom』をオススメします!

Would You Be Impressed?Streetlight Manifesto

“Would You Be Impressed?” By Streetlight Manifesto (Official Music Video)
Would You Be Impressed?Streetlight Manifesto

アメリカはニュージャージー州出身のスカパンクバンド、ストリートライト・マニフェスト。

2002年の結成以降、独自のスタイルで熱狂的なファンを獲得し続けています。

2003年のデビューアルバム『Everything Goes Numb』から、アルバム『Somewhere in the Between』まで、彼らの音楽はスカを基盤としながらも、パンクやインディーロックなど多様な要素を取り入れた魅力的なサウンドが特徴です。

2010年には『99 Songs of Revolution: Vol. 1』をリリースし、他のアーティストの楽曲をカバーするなど音楽的な挑戦も行っています。

エネルギッシュでキャッチーな楽曲と、ホーンセクションの華やかさが魅力的な彼らの音楽は、スカパンクファンはもちろん、新しい音楽に触れたい方にもおすすめですよ。

Don QuixoteCherry Poppin’ Daddies

「Cherry Poppin ‘Daddies」の音楽は主にスイングとスカをミックスしたものが多いです。

伝統的なジャズの影響を受けていない現代のロック、ポップ、パンクのそれぞれをカバーしている1つとないスバンド。

幻想的な歌詞も味が出ていて最高に良いです。

Hard Place to BeHub City Stompers

Hub City Stompers – “Hard Place to Be” A BlankTV World Premiere!
Hard Place to BeHub City Stompers

アメリカのニュージャージー州を拠点に活動するハブ・シティー・ストンパーズは、2002年に結成されたスカバンドです。

元インスペクター・セブンのヴォーカル、レブ・シニスターさんを中心に、スカやレゲエ、オイ!

など多彩なジャンルを融合させた独自のサウンドを展開しています。

デビュー作『Night of the Living』以来、『Blood, Sweat and Beers』や『Dirty Jersey』など数々の名盤をリリース。

地下音楽シーンで熱烈な支持を集め、トラッドスカからスカコアまで幅広いファン層を魅了しています。

ジャズやヒップホップの要素も取り入れた彼らの音楽は、スカの新しい可能性を感じさせてくれますよ。

海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ(61〜70)

Super Rad!The Aquabats

“Super Rad!” – The Aquabats! Music Video
Super Rad!The Aquabats

カリフォルニア州ハンティントンビーチで1994年に結成されたアクアバッツ。

スカ、パンク、サーフ、ニューウェーブなどを融合した独自のサウンドで知られています。

1995年にデビューアルバム『The Return of The Aquabats』を独立制作し、2万枚を売り上げました。

スーパーヒーローのコスチュームを着用したライブパフォーマンスが特徴的で、コミックブックのような世界観を展開。

1997年にリリースしたアルバム『The Fury of The Aquabats!』はBillboard 200で172位にランクイン。

テレビシリーズ『The Aquabats! Super Show!』も制作し、Daytime Emmy Awardを受賞しています。

ユニークな音楽性とエンターテインメント性を求める方におすすめのバンドですよ。

FarsightedFive Iron Frenzy

Five Iron Frenzy – Farsighted (video oficial)
FarsightedFive Iron Frenzy

1995年に結成された、メンバーが全員クリスチャンのスカバンド「Five Iron Frenzy」。

キリスト教徒のスカバンド先導者で今でもこのバンドを崇拝している方も多いです。

歌詞は希望を迎えて、恐怖に打ち勝つというような内容となっています。

I Can’t WaitHepcat

Hepcat Can’t Wait Live on Late Night with Conan O’Brien
I Can't WaitHepcat

初期WAILERS的ボーカルトリオを軸とした西海岸オーセンティックスカバンド「Hepcat」。

演奏だけでなく、3人のコーラスワークが素晴らしいです。

そしてドラムのクオリティーも、ものすごく高いです。

RANCIDとBad ReligionのメンバーによるレーベルHELLCAT RECORDS所属しています。